【Kのひとり言】ナローワイドチェーンリング、フロントシングルを使ってみて・・・
by: 菊地 雅之

ここ数年ですっかり地位を固めた

 

『フロントシングル』

 

 

 

 

フロントのギアチェンジをなくして、

 

変速をリア側のみにしちゃうぜ、メーーーン！

 

 

っていうやつです。

 

昨今のグラベルロードでも、フロントシングル、フロントダブル

 

各メーカーで入り乱れてて、『どっちがいいんだ！？』

 

って悩まれる方も多いかと思います。

 

 

自分もツーリングバイクに導入して、それなりに経つので

 

ざっくりどうだったか印象をあげたいと思います。

 

 

ちなみに自分のツーリング車の仕様として下記の仕様で運用しています。

 

７００ｘ２３Cのオンロード仕様時には

フロント４４T　　リア１１－３２T（ギア比４．０～１．３７５）

（フロント５０T／３４T　　　リア１２T－２５T　あたりに相当）

 

６５０ｘ４２Bのグラベル仕様時には

フロント４４T　　リア１１－４０T（ギア比４．０～１．１）

（フロント５０T／３４T　　　リア１２T－３０T　あたりに相当）

 

 

 

 

 

では、早速ですが！

 

 

【使ってみての良い印象】

 

・変速操作がリアのみなので、組み合わせを考えず、直感的に操作できる。

 

・フロント周りのメカトラブルが少ない。

 

・後輪を外す際に、チェーンリングからチェーンを外すことができるので

 

　ディスクブレーキの後輪が外しやすい。

 

・BB・クランク周りがすっきりして、掃除しやすい。

 

 

→　グラベルロードサイクリングなどの未舗装路などを走る際に好印象。

 

 

 

【ネガティブな印象】

 

・ちょっと軽くしたい、ちょっと重くした   いというときに対応できない。

 

・チェーン保持力が高いせいか、フロントダブルに比べて抵抗感がある（気がする）

 

 

→　７００ｃでオンロード仕様の時に、ネガティブな印象が顔を出す。

 

 

という感じです。

 

 

 

 

マイペースにサイクリングするなら、特段困ることはないのですが

 

競うようなレースシーンや細かい地形の変化がある道での高速巡行には向かない。

 

より速く長い距離を走りたいという方には向かない可能性があるかなと思います。

 

 

 

逆に最大のメリットは、

 

FDに由来するメカトラブルがなくなるという事だと思います。

 

オフロードや荒れた道を走る、ドロップオフがあるなどアクティブな動作がある際に

 

『チェーンが暴れて落ちる』『どこかヒットしてFDを壊してしまう』

 

または、もっと身近な用途で

 

『街乗りで使うので、そんなにギアを使わない』

 

『駐輪場でぶつけられて壊れるリスクを減らしたい』

 

トラブルリスクを少なくした方がいい

 

そんな使い方の人には導入するのも面白いかなっと思いました！＾＾

 

 

 これからも使ってみて、思うところが変わるかもしれないですが

 

いまのところはこんなイメージです＾＾

 

 

 

 

 

 

ちなみに導入するのに必要なのは・・・

 

〇ナローワイドチェーンリング

 

〇バネの強いリアディレイラー

　（シングル用設計のものや、シマノならシャドータイプのもの）

　

 

△ワイドなギア比のスプロケット（必要があれば）

 

 

自分が導入した時の記事はこちら

http://ysroad.co.jp/shinjuku-crossbikekan/2018/04/24/37148

 

良かったら、参考に＾＾ｂ

 

 

 

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