【e-bike】電動アシスト自転車のバッテリー持ちを良くするテクニックその2
by: 鶴田紘平

新宿クロスバイク館の鶴田です。
以前電動アシスト自転車のバッテリー持ちをよくするテクニックをご紹介しました。前回はタイヤの空気圧でしたがもう一つバッテリーを長持ちさせるテクニックをご紹介します。

チェーンメンテナンス

それはズバリ、チェーンの清掃と給油です。これはどの自転車でも共通して点検して頂きたいデイリーメンテナンスですが電動アシストの場合は特にチェーンのメンテナンスを怠るとバッテリーだけでなくスプロケットやチェーンリングにも影響が出やすくなります。

上の画像は新品チェーンとメンテナンスをしなくて錆びたチェーンです。これは極端な例ですが、給油を怠って放置するとチェーンの油が乾いてしまい、錆につながります。電動アシストはチェーンを介してアシストするユニットが多くあるのですが、錆びたチェーンは抵抗になるのでアシストパワーを阻害してしまい、余計なバッテリー消費につながります。またカセットスプロケットやチェーンリングの摩耗にも繋がります。

チェーンメンテナンスは給油だけではなく清掃してから

チェーンの油が乾いたら給油することが大事ですがそれだけでは良くありません。給油する前に清掃する事が大切です。

上の写真は油の切れたチェーンですがチェーンオイルはチェーンに残りやすいように少しベトベトしているので走行していると、路面の埃やゴミがチェーンに付着します。この状態で上から給油をしても汚れたままなのでチェーンの性能が落ちたままになります。まずはチェーンのゴミを落として綺麗にしてから給油をしてあげる必要があります。

チェーンオイルとチェーンクリーナーはセットで使用

チェーンの清掃用にチェーンクリーナーがあります。当店でもチェーンオイルとチェーンクリーナーのご用意があります。

上記の画像のようにチェーンのメンテナンスを行って頂くとバッテリーの長持ちにも繋がります。１－２か月に１度はメンテナンスをしましょう。ワイズロードのYouTubeチャンネルでもチェーンメンテナンスのやり方を動画で公開しているので参考にしてみてください。また、ご自身でのメンテナンスが難しい方は店舗で清掃給油の作業を８８０円で承ります。お気軽にお申し付けください。