そこに自転車があるから【自転車通勤】
by: 藤平悠介

自転車通勤を諦められない男の話

当ブログをお読みの皆様こんにちは！

新宿クロスバイク館の藤平です。

私事ですが、最近デリケートゾーンに出来た粉瘤を除去する手術を受けました

場所が場所なのでしばらくはサドルに座る事が出来ません。

しかし、自転車通勤という都合上自転車に乗れないというのはとても困ります

なので「サドルに座らない自転車」を部屋から引っ張り出しました

HARO BIKES　WERX ZERO

（※現在Y’ｓRoadではHARO BIKESの取り扱いはございませんのでご注意下さい）

私が昔々に乗っていたMTBです（年式が思い出せない程度に古いですが、2005年頃のモデルだったかと思います）

購入後身長が伸びた為にフレームサイズが合わなくなってからは、変速を外しハンドルを上げたセッティングにしてBMXのようなトリック用バイクとして余生を送っていました

トリック技をしやすいようにサドルをベタベタに下げているのですが、今回は「サドルに座らない」という目的の為に運用しています

車道を走る怖さを思い出した

今回の自転車ですが、ハンドル幅が広い為歩道の走行は法令上NGです。

そして、シングルスピードでギア比をとても軽くセッティングしている為速度はシティサイクルよりも出ません(笑)

普段の通勤用バイクならば自動車の流れに沿って走れるので車道を走る恐怖感というのはかなり薄いのですが、速度の遅い自転車だと凄く怖いです。

スポーツバイク歴が長くなると忘れがちですが、車道走行の怖さを思い出しました。

余談ですが、サドルをベタベタに下げている為リアライトの取付に困りました

シートステーに一つとヘルメットに一つ付けてなんとかクリア

乗車ポジションは重要

適切じゃないフレームサイズに、立ち漕ぎだけで乗るとどうなるか

たった８km以下の通勤が普段の数倍辛く感じます。

信号待ちが多い路線なので移動に掛かる時間は普段とそんなに変わらないのですが、筋肉などを上手く使えていない為凄く疲れます。

 あらためてスポーツバイクの乗車ポジションや変速システムが効率的なのかを思い知りました。

自転車は楽しい

数日でとても辛さを痛感していますが、大変な事ばかりではありません

公道走行なのでもちろんトリックライドは自重していますが、それでも久々に乗る26インチMTBの小回り性能や動きの早さには楽しさを感じます。

私にハードテイルMTBの乗り方を教えてくれた師のようなマシンを乗り回すせっかくの機会なので、抜糸までしばらく付き合ってもらうとしましょう。