日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2024/03/02 19:42
目次
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です
日が落ちるのが早い季節がまだまだ続きますね
日常的に自転車に乗るユーザーにとって命綱になる装備の一つがライトです
法令上フロントライトは義務となっていますが、後部は反射材でも問題が無い為リアライトは軽視されている方が多い気がします。
今回はそんなリアライトに関するお話
色々なメーカーから色々な物が販売されており、スペックを見ても何を決め手に選べば良いのか分かりにくいですよね?
正直に言ってしまうと使用環境により選択すべき物が違う為「コレがオススメ!」とは言いにくいんです・・・
まず最初に選ぶポイントが「乾電池式」と「充電式」
乾電池は入手性が高く、万が一出先で電池が切れてしまってもコンビニなどがあれば復帰が可能なのが大きなメリットです。
予備の電池を携帯すればツーリングやブルべのような長時間の走行時に向いていますね
バッテリーを専用設計する必要性が無い都合上安価なモデルが多いのもメリットの一つ
デメリットはまず本体のサイズが大きめな事
構造上乾電池が内部に入るサイズで設計されている為大きさの自由度が低いです。
ボタン電池を採用した小さい物も存在しますが、明るさや電池の持ちなどが犠牲になる傾向にあります。
もう一つのデメリットが防水性を含めた耐久性の問題
電池交換の為に開閉を出来る構造なので、蓋部分から浸水したり固定部の爪が破損する、開閉部分が走行の振動で脱落するなどの場合があります。
最大のメリットは明るさの選択肢
乾電池よりもバッテリーの電圧が高く設計出来る為、明るいモデルが多くなります
一部のモデルは昼間に使う(デイライト)事も想定されており300ルーメン近い明るさの物も
本体サイズも設計の自由度が高い為、乾電池タイプよりもデザイン性に富んでいますね
デメリットは電池を切らしてしまった時の問題
今のところ給電しながら点灯出来る充電式リアライトという物はほぼ無いので、万が一出先で電池切れを起こすと身動きが取れなくなってしまいます
ハイパワーであったりコンパクトな分持ち時間も乾電池式と比べて短めの物が多いですね。
多くのライトはパッケージやWEBサイトに「〇〇ルーメン」などと明るさを表記していますが、実際には参考程度にしかなりません
なぜなら照射範囲によって同じ明るさでも見え方がかなり違うのです。
照射範囲の狭いライトは減衰が少なく光が遠くまで飛びます
より遠い場所から視認出来る為デイライトなどとしての効果は高い一方、暗い場所では後方に居る方が眩しく感じやすくグループライドなどにはあまり向きません(※明るさを切り替えれば問題無い場合も多いですが)
一方照射範囲が広い物は色々な角度から視認される為近距離に居ると確認しやすい一方、遠距離からは少し見にくくなる傾向にある為自動車などとの速度差が大きい幹線道路やトンネルなどでは効果が低くなる印象があります。
もちろんどちらのタイプでも反射材より効果は大きいですが。
選ぶ中で実は重要なのが取り付け台座の形状
サドル高やシートポストの形状で取り付け相性の良し悪しがあります。
当店で取り扱うクロスバイクではほとんど問題が出ませんが、最近のロードバイクは専用形状のシートポストを採用しているモデルも多い為引っかかりがちな問題(上記画像は特殊シートポストの一例)
最も一般的なのはゴムバンドやシリコンバンドを引っ張って取り付ける物
ほとんどの場合はこれで問題無いのですが、サドル高が低い等で取り付け出来ない場合はサドル後端に取り付けるアタッチメントなどに対応する物がオススメです。(上記画像ではサドル下に取り付け出来ない為フレーム後部に取り付けしてあります)
リアキャリアを取り付ける場合は荷物でライトが隠れてしまわないようにキャリア用のアタッチメントに対応する物を
ヘルメットやウェア、バッグなどライダー側に取り付け出来るリアライトもありますが、これはあくまで補助的な物になる為車体への反射板もしくはリアライトの取付が無い場合法令に抵触してしまう可能性があります。(※自治体により条例が違うようですが)
また、法令上尾灯としてリアライトを使用する場合は「点灯」での使用が基本となっており「点滅」のモードで使用している場合に違反になる自治体が多いです(※反射材との併用であれば点滅モードでも問題ありません)
万が一の電池切れに対応する為には反射材との併用が望ましいのですが、見た目のスッキリ感が無くなってしまう為難しい問題なんですよねぇ・・・
私がメインの通勤バイクで利用しているのはCATEYE VOLT50(※廃盤製品)
とにかく電池持ちが良く、充電式タイプながらバッテリーが交換可能
照射範囲は狭めなので幹線道路のような大きい道路に向いています
明るさも十分なのでデイライトとしても使えます
サブで運用しているのはKnog BIG COBBER
面で発光するLED(COB)を採用しておりとにかく照射範囲が広く明るい
288個のLEDを使用し最大270ルーメンという爆光と330°という広い照射角度でめっちゃ目立つ
同モデルのフロント用と合わせてシクロクロスバイクに取り付けしておりレースの帰路などで活躍しています。(※フロントは遠くを照らせるタイプの他ライトと併用)
それなりに良いお値段ですが満足感の高いモデルだと思います。(※サイズ違いもあります)
昼間に乗る事が多いシングルスピードバイクではBONTRAGERのFlareRT
コンパクトで軽量なデイライトですね
照射範囲は狭めのデイライト設計という事で上記のVOLT50と役割的には近いのですが、シングルスピード車のデザインを崩さないという点で嬉しい
ヘルメットに取り付けているのはKnog BLINDER MINI
17グラムと軽量で取り付けても違和感無し
コンパクトかつ周りがシリコンで覆われている事もありヘルメットの安全性に影響を及ぼしにくい・・・気がします・・・(※個人の感想です)
高い位置にライトがあると大型車などから見逃されにくいので安心
サドルバッグ使用時はBikeguyのトライスター
反射材併用はどこに取り付けるにしてもありがたい
小型軽量のおかげでバッグに取り付けても下を向きにくいのが嬉しい♪
バックパックに取り付けする場合はKnog Plus(※上記画像は公式WEBサイトより)
12gという超軽量と高い防水性で雨天の通勤時にサブライトとして活躍
強い雨中での走行はバイクに取り付けているメインライトが水飛沫で隠れたりするので意外と必要
ヘルメットに付けてるやつと役割被ってるけどね(笑)
このモデルは自転車以外に使う用も含め複数個購入するくらいお気に入りです
ロングライドやキャリア取り付け時はCATEYE Viz300
デイライトとして使用可能な明るさ(300ルーメン)と広い照射範囲、ロングライフな電池持ちも両立しためっちゃ強いやつ
CATEYEの汎用ブラケットに対応でサドル後端やキャリアにも取り付け可能なのが嬉しい
「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」と言いたくなるくらい高性能ですが、サイズがちょっと大きいんですよね・・・
他のスタッフにも使っているリアライトのメーカーを聞いてみたのですが、やはりCATEYEとKnogは人気
その他定番のLEZYNEやBONTRAGER、珍しい所だとBLACKBURNの名前も挙がりました
ただ、聞いた限り私のようにこだわりで選んでいる人は少なく「デザイン重視」「安かったから」などの理由が多かったです
「とりあえず光ってれば良いよね」というのも間違いではないんですが、こだわってみると面白いアクセサリですよ
商品の選び方、仕様、愛車にあうのか…など気になることがあればチャットで質問してみてください。全国のワイズロード店舗から選ばれた知識・経験豊富なスタッフがチャットでお答えします。お気軽にご相談ください。
納車前整備で初期不良が発覚した場合について
納車前整備で初期不良が発覚した場合、
同一商品をメーカーから手配いたします
在庫状況により同一商品の手配に数日~数か月かかる場合がございます。
長期間の場合は、商品変更やキャンセルを承ります。
また、小キズ等の乗車に支障の無い初期不良に関しては、
若干のお値引きでご対応させていただく場合がございます。
万一の際は、大変ご迷惑をお掛けしますが
何卒よろしくお願い申し上げます。
ワイズロード新宿クロスバイク館では
アルバイトスタッフを大募集中です!
自転車に興味のある方、未経験者の方でもOK!
ちょっとでも気になったら画像をclick!