GIOSの新型クロスバイク ARIESを試乗してまいりました！
by: 玉置豊後

GIOS 25 ARIES
販売価格：¥83,600（税込）
サイズ展開：450 / 500
カラー展開：OPAL WHITE / MIDNIGHT BLACK
推奨適応身長：450(155-170cm)/500(170-185cm)
重量：12.2Kg

GIOSの新型クロスバイクARIESを試乗してきました！フレームはアルミ、フロントフォークはクロモリのストレートタイプが採用されていて、同じGIOSのクロスバイクのMISTRALと同様のフレーム構成ですが、ドライブトレインにSHIMANO ESSAを採用し、タイヤはMISTRALより太めの700x38Cを装着、ブレーキは油圧ディスクブレーキのみのラインナップになっています。450と500の2サイズで、4サイズあるMISTRALと比べると適応身長の幅が広めです。試乗したサイズは450(適応身長：155-170cm)でしたが身長173cmの自分が試乗してみた感想としてはあまり窮屈には感じなかったです。450と500の両サイズともステム長が90mmなので乗車姿勢によっては乗車ポジションの変更の為にステム交換をした方が良いかもしれませんね。

ハンドル周り

 ハンドルは540mm幅、ステムは90mmでシフトレバーと変速レバーはSHIMANOと言うパーツ構成はMISTRALと同様です。ARIESはフロントシングルなので変速レバーは右側のみですが。新型のMISTRALとARIESともにヘッドチューブがインテグラルなのでしっかりとした剛性感があります。フロントシングルギヤなので変速レバーが右側のみで、前後のギヤの組み合わせを気にせずに走れるところが利点ですね。またブレーキレバーは3フィンガー（3本指）タイプなので指がレバーに掛けやすいようになっています。

ドライブトレイン

クランクセットとリヤディレイラーは新しい8速コンポーネントのSHIMANO ESSAが採用されています。SHIAMNO ESSAのチェーンリングはシングルのみで32Tと40Tがラインナップ、スプロケットは11-40Tと11-45Tの２種類がラインナップされています。GIOS ARIESにはフロント40T、リヤ11-45Tの組み合わせが採用されています。このギヤ構成だとトップスピードが頭打ちになるのが早いのでは？と思うかもしれませんが、ARIESは「日常走行を楽しむ」と言うコンセプトのバイクなので、全力でペダルを踏み倒す！とかをしなければ過不足なく使いやすいと思います。ちなみに平坦で最ローを全力で踏んでみたら高回転させても全然前に進みませんでしたが、高斜度の坂だと自転車を降りずに上れる安心のギヤになります。

油圧ディスクブレーキ

ブレ―キも当然SHIMANOの油圧ディスクブレーキですね。ブレーキ性能はMTBコンポの上位パーツに採用されているの2ピストンキャリパー等に比べると性能は劣りますが、クロスバイクでの走行シチュエーションとなる「日常」では必要十二分な制動性能があります。ブレーキ性能も良いですがブレーキパッド等の交換パーツの供給安定性も安心感があります。採用されているSHIMANO BR-MT200のブレーキパッドはB05Sと言う型番の汎用的で入手しやすいものですが、スポーツタイプの車体を扱っていない自転車店だと購入や交換ができない場合もあるのでご注意を！新宿クロスバイク館では常に在庫しております。

フレームカラー

今回試乗した車体のカラーはOPAL WHITE、白い車体に緑色のロゴが入っていましたが、よく見ると何気に色が凝ってました。普通の全体画像だと「緑色」にしか見えず、メーカー様の主張がわかりづらいと思ったのでご参考まで。もうひとつのMIDNIGHT BLACKは実物を確認できませんでしたが、こちらの車体のロゴも黒地にただの青色ではないかと思います。尚、このARIESはGIOSですが「GIOS BLUE」のカラーラインナップがございません！予めご了承ください。

GIOSの新型クロスバイクARIESは快適性と安定性を兼ね備え、通勤通学からフィットネス的な使い方まで幅広い目的に対応できます！ワイドなギヤ構成で坂道も安心、太めのタイヤで多少の荒れた路面でも安定安心です！シンプルに良く走って使いやすい、そんなクロスバイクを検討されている方はARIESを候補に入れてはいかがでしょうか？今現在（2024年12月）入荷予定が2025年2月予定でお待ち頂く事になり心苦しいですが、GIOSの新型クロスバイクARIESを楽しみにして頂ければ幸いです！

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