日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2025/10/03 17:10
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
最近「ハイドレーションパック」という物を入手しました
簡単に言えば「背負えるボトル」といった物で、バックパックの中に入っている袋にドリンクを入れておく事で、ホースを通じて中身が飲めます。
サイクルボトルと違い人が背負うので、大きめのボトルを取り付けるのが難しいフレーム構造の車体(リアサスペンション付きバイクなど)でも大容量のドリンクを運べますし、振動などでのボトル落下リスクも無い為、自転車界隈では主にオフロード走行をする方が使っているイメージです
ボトルを洗うのすら面倒で使い捨てにしているような私が使うには過ぎた代物ですが、二戦ほど走行時間が長いレースに参加する予定があった事と特価だった事で購入に至りました
久々に「初めて触れる物」を使ってみて新鮮さを感じたので、ご紹介します。
自宅から自走で参加出来るとあって気軽にエントリーしたAKIGASE TRY CUPの二時間エンデューロで使ってみました
↑前回秋ヶ瀬に行った時の話
ハイドレーションパックには1.1Lのドリンクと、400g程の氷を入れてスタートラインへ
身体への密着度が高いので違和感は少なく、重量もほとんど感じません
ほぼ平坦のコースなのでドリンク程度の重量は走行にあまり影響しませんが、岩の乗り越えなどでボトルがホルダーから吹っ飛びそうなセクションがあったので、ハイドレーションパックは正解だったように感じました。
二周を終え集団のペースが落ち着いたところで水分補給・・・したのですが、ここで初めて知った事がありました
ハイドレーションパックに氷を入れても出て来る飲み物はぬるい。
思わず「ぬっる・・・」と口に出るくらいのドリンクに焦りつつ、「氷入れたよな・・・?」と混乱
レース序盤だった為他の選手と集団の主導権を争いつつ、ドリンクがぬるい原因に思考のリソースを回しました
考えついた原因は、飲み口まで続くホースの部分
外部に露出している為走行風で熱され、袋では冷えていたドリンクがホース内でぬるくなっていたんですね。
ホース内部のドリンクを消費しきれば袋から冷えたドリンクが供給されますが、一度の補給で飲む量としては多いため息切れしているレース中では辛く、結局レース終了までずっとぬるいドリンクを飲み続ける事になるのでした
買った機材をテストせず実戦投入するとこういった事が起きるので気を付けましょう・・・(笑)
二時間エンデューロへの参加者は14人(※別カテゴリ混走の為コース上には20人程度居ましたが)と普段走っているレースに比べれば参加者が少なめだったので、選手同士の走力が揃わず集団走行にはならないだろう・・・というスタート前の予想を裏切り、レース時間の八割程度はライバルとの牽制合戦でした
スタートダッシュで先頭を取り、道幅が狭くなるセクションで集団を縦に伸ばして様子見
二周目で合流してきた二人とパックを組み、一時間はずっと三人でのローテーション走行
サイクルコンピューターの数字とにらめっこしながら(※パワーメーターなんて物は付いていないので時計と速度計のみを見ていた)ひたすら一定のペースを刻み、飛び出す選手が居ればチェックに入るという平坦のエンデューロらしい展開の中、一人がボトルへのドリンク補充の為パックから離脱、その後一人が脚攣りにて脱落し、1時間45分時点でやっと単独走行に
レース序盤からひたすら腰痛との闘いでしたが、そのまま逃げ切っての優勝となりました。
ラスト二周回では途中でパックを離脱した選手の猛烈な追い上げを食らい、フィニッシュ時点ではたった11秒の差
そこそこ気温の高い日でしたし、ドリンク補充時間のアドバンテージが無ければ間違いなく負けていたでしょう
新規投入した機材が勝敗を分けるという結末に「買って良かった・・・」と思うのでした。
CAMELBAKのハイドレーションシステムはドリンクの漏れなどが全く起きずとても優秀に働いてくれました
袋とホースの繋ぎ目を分解出来る構造の為洗浄に関してもあまり難しくありませんでしたが、乾かすのが若干大変でした
次回の使用までに何か対策を思いつければ良いのですが・・・
オフロード走行をすれば自転車は当然汚れるわけで
今回はハイドレーションシステムのおかげでドリンクによる汚れは車体に付きませんでしたが、前日が雨だった為少し土汚れが付きました
撥水、防汚コーティングをしている為フレームにはあまり付きませんでしたが、駆動系が巻き上げた土などの付着で少し黒ずんでいます
翌日も出勤に使う車体なので帰宅してすぐに汚れを落としました。
前日に注油した古くなっていないオイルなので、汚れを落とすのはそんなに苦労しません
乾いて固まったオイルではこうはいかないので、普段からのお手入れはとても大切
チェーンに汚れが噛んでいると歯車を削るのが著しく早くなってしまうので勿体ないです。
フレームに付いた土は水流で流すだけで綺麗になりました
労力を減らしてくれるコーティング万歳です
タイヤに関してはどう頑張っても汚れるので、洗浄剤とブラシを使って洗います
濡れている状態だと汚れが見えにくくなりますが、タイヤの土汚れは結構しっかり擦らないと綺麗には落ちません。
前日が雨だった割には思いの外汚れが少なかったので、明るい時間のうちに洗車を終える事が出来ました。
ちなみにCAMELBAKの特価ハイドレーションパックは記事作成時点ではワイズロードオンラインに少量在庫が有ります
暑い季節は過ぎてしまいましたが、来シーズンでも必要な方は今のうちにポチッちゃうと良いんじゃないでしょうか?
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— ワイズロード新宿クロスバイク館 (@YR_Shinjyuku_CR) July 11, 2025
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