日本最大級のスポーツサイクル専門店!日本で最初のクロスバイク専門館!
2023/06/03 07:09
目次
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
新宿クロスバイク館の藤平です。
そろそろ梅雨ですね
自転車乗りにとっては天敵と言ってもいい雨ばかりの季節です。
今回は、通勤ライダーの私が雨天走行でオススメのグッズやアクセサリーをご紹介いたします。
雨天走行と言えば最初に浮かぶ物がコレでしょう。
いわゆるママチャリ(シティサイクル)の様に前後輪を大きくカバーする「フルフェンダー」と、簡易的に付け外し出来る構造の「ダックテール」タイプに分かれます。
フルフェンダーは防御力が高く前輪から飛ぶ飛沫が少ない為、体だけでなく自転車本体も汚れにくいのが特徴です。
ペダル付近も飛沫が少なくなるので靴も多少濡れにくくなりますし、走行速度に関わらずかなり効果があります。
デメリットとしてはネジ穴を使ってガッチリと取り付ける為脱着に手間が掛かる事や、重量と空気抵抗などによる走行性能への影響などがあります
また、フレーム形状によっては取付が難しい車種もあります。
ダックテールタイプは脱着が簡易的なので、雨天の際だけ取り付けるという使い方が可能
スポーツバイクとしての走行性能に影響が少ないですが走行速度により水飛沫が防御しきれない場合があります。
サドル高などによっては取付が難しい場合もありますが、ほとんどの車種に対応が可能な点もメリットですね。
デメリットは上記にある防御力のほか、取付が簡易的な分振動などによる取付位置のズレが起きやすい事などでしょうか
他に後部キャリア(荷台)と同時に取り付けて使用する事が出来ません。
さらに簡易的な「サドル下差し込み式」という物もありますが、これはサドル高の影響を大きく受けてしまうので私は効果を体感出来た事がありません・・・(と言いつつ普段から装着していますが)
雨天では視認可能距離が短くなる為、道路上で存在感の小さい自転車という乗り物にとっては死活問題
昼間でもライトを点ける事で自動車のドライバーなどに早く気付いて貰うよう心がけましょう。
夜間では使う事の無いであろうライトの点滅モードですが、雨天の昼間には一番効果的なので積極的に使っていきましょう。
自転車の保管環境が雨を避けられない場合はカバーが効果的です
水分を遮断すればチェーンオイルやグリスが傷みにくくなりますし、紫外線も塗装や各部のゴムパーツを傷める為普段からカバーを掛けていると自転車が長持ちしやすくなります。
注意点として、風の影響を受けやすくなる為自転車が倒れやすいです
壁際に置くなどして転倒対策をしましょう。
身体が濡れたままの走行は、走行風で身体が冷えてしまい体力の消耗や体調不良を招きます。
身体の大部分を濡らさないよう合羽を着用しましょう。
自転車用の物でなくても問題はありませんが、ギアなどに巻き込まないよう裾がヒラつかない物を選ぶ事が重要です。
スポーツバイク用のウェアメーカーの物だとストレッチ性が高かったり前傾姿勢に対応した縫製になっていたりするのでさらにGOOD
リュックサックなどを併用したい場合はポンチョタイプも有効ですが、空気抵抗や収納時のサイズが大きくなるなど問題もあります。
フードの部分を使用する場合には、後方確認に影響が出ないか走行前にチェックが必要です。
「身体が濡れない」という事は重要ですが、どんなに良いウェアを使って対策しても絶対に浸水はします
タオルや着替えなどを入れる為の防水バッグは必須と言っても良い装備ですね。
リュックやサイドバッグなど大きい鞄の内部に、濡れた物を収納する為のドライバッグを入れておくスタイルがオススメです。
余談ですが、濡れて困る物のトップクラスが「紙幣」です
最近は電子マネーという選択肢があるのであまり問題にならないかもしれませんが、お財布の防水はしっかり考えた方が良いですよ。(経験談)
4月より義務になった自転車ヘルメット
通気の為に穴が開いていますが、当然雨水もそこから侵入し頭が濡れてしまいます。
ヘルメット内部のクッション材が濡れると感触としても気持ち悪いですし、悪臭の原因にもなります。
合羽のフードを上手く被せても走行風で巻き上がったりしてしまうのでカバー使用がオススメ
明るい色の物を使用すれば被視認性も上がって一石二鳥です。
指先が冷えるとブレーキ操作に影響しますし、滑りやすい路面で万が一落車をした際も怪我を軽減出来ます。
私の経験上「防水」として売っている物でもほぼ間違い無く浸水しますので、バッグの中に予備があるとさらに良しですかね。
グローブに限った話ではないですが、防水ウェアというのはある程度消耗品であると認識しておく必要があります。
タイヤから飛んだ水飛沫等から目を保護する為にサングラスを装着しましょう。
晴れた日と違いレンズのカラーは明るめの物(イエローなどがオススメ)を選ぶ事と、光の反射を防ぐ「偏光レンズ」の物を使う事で裸眼よりも路面状態が見えやすくなり、結果的に安全です。
濡れた靴というのは個人的不快感ランキングでも上位
シューズカバーと裾を絞れる合羽を併用する事で靴が濡れる事をかなり防げます
ただ、グローブと同じくどんなに頑張っても最終的には浸水するので対処が難しいポイント
視界の悪い雨天時に使う為のウェアは全般的に明るい色(特にイエロー系がオススメ)の物を選ぶ事をオススメします。
靴を乾かす為のドライヤーです
濡れた靴が翌日に使えるのはめちゃくちゃありがたく、控え目に言って神装備
靴だけでなくグローブを乾かしたりするのにも便利
ただし、シューズのメーカーによっては靴を温める事を推奨しない場合がありますので要注意。(内部の接着剤が傷むなど)
家電なのでY’sRoadではお取り扱いが無いです。
いわゆるジップロック的なやつですね
細かい防水には便利ですが、耐久性という点ではあまり強くないので要注意。
一般的なタオルよりも薄手で持ち運びやすく、速乾性も高い為便利。
雨天走行をするとチェーンオイルが流れてしまい錆びが出やすくなるほか、路面より水分と一緒に巻き上げられた物でチェーンが汚れるのでクリーニングが必要です
雨で乗った後は取り急ぎウェスで表面の汚れを拭い、水置換性のあるオイルを注しておくだけでもかなり汚れと錆びを防げます。
駆動系は汚れが蓄積してしまうと綺麗にするのがかなり大変なので、こまめに触って綺麗な状態を維持する方が楽ですしパーツの異常に気付きやすくなる為結果的に自転車全体の維持に繋がります。
駆動系の他に、ネジの頭は錆が出やすいので防錆系ケミカルを注しておくと良いですね。
雨天で走行すると路面から巻き上げられた物やブレーキの削れカスが付着しやすく車体が汚れます。
放置していると塗装面の傷みに繫がる為早めに綺麗にしましょう。
洗車に関しては別の記事で投稿していますのでそちらをお読み下さい。
雨が降ると路面の異物が流れて、自転車の走る路肩付近に集まります
タイヤや異物が濡れていると刺さる際の抵抗も減る為パンクをしやすくなってしまうんですね。
替えのチューブや携帯ポンプなどの対策グッズが必要な確率が晴れている日よりも高いです
ちなみに、パッチでの修理はチューブが濡れていると貼りつかないので難易度が上がります。
雨天走行後はタイヤに異物が刺さっていないか目視で確認するだけでもパンクのリスクを下げられます。
路面やブレーキが滑りやすく、視界も悪い雨天走行で必要なのは「車間距離」です
急ブレーキや急ハンドルのような操作をすれば転倒に繋がる為、周囲の自動車などから距離を取り視界や操作時間の余裕を作る事が重要です。
心構えとして雨天走行時は普段の二倍の車間距離を取るようにしましょう
これだけで多くの事故を防ぐ事が出来ます。
空気圧を少しだけ(普段より5~10%程度)落とすというのも接地面積が増える為有効な手段です。
雨の中転倒やパンクのトラブルを起こすと晴れた日の数倍面倒です
トラブル対策をしっかりと行い安全で快適に走行しましょう!
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