ケミカルが良いと洗車はそんなに大変ではないという話
by: 藤平悠介

汚したら綺麗にするのは当たり前です

当ブログをお読みの皆様こんにちは！

新宿クロスバイク館の藤平です。

先日ちょっとオフロードを走る機会があり、通勤用バイクを汚してしまいました

「自転車本体はボロくても駆動系は綺麗に保つ」が信条の私としてはこのままにしておけません

せっかくなので新規投入のケミカルを使って綺麗にしてみましょう

↑汚した時の話

そもそも駆動系汚れの原因は？

自転車のチェーンが汚れる原因の多くは、タイヤから巻き上げられた埃や砂などの異物がオイルに付着する事

使用しているオイルの種類により汚れやすさには多少違いがありますが、異物の舞い上がりやすいオフロード走行では舗装路の比にならない程にすぐ汚れてしまいます

その他水分と一緒に異物が巻き上げられる雨天（濡れた路面）での走行も実はチェーン汚れの要因の一つ

泥水の上なんて環境は最悪のコンディション

なぜかそういう場所を好んで走る知人が多い気がしますが本来ならば絶対ダメです

駆動系パーツが汚れると何が起きる？

前述の通り駆動系の汚れや黒ずみは異物を巻き込んだオイルのペースト

走行に伴う回転で細かくなった粒子のペーストはパーツへの攻撃性が強く、チェーンや歯車の寿命を著しく縮めます

また、オイルが本来の潤滑性能を発揮出来ない為駆動抵抗も大きくなります

高性能なパーツでも汚れていると本来の性能を発揮出来ないので、駆動抵抗の低減という点で清掃は相当コストパフォーマンスが良いですよ

さっそく綺麗にしよう

上記画像は林道走行前

最後の注油から舗装路を125キロ程走ったあと表面の拭き取りだけ行った状態

使用しているのはセミドライ系のオイル

 綺麗な状態を維持出来るように心掛けているのでまぁまぁ綺麗では？

そしてこちらが走行後

舗装路を含め60㎞程度の距離でしたがまぁまぁ黒い

天気が良かったので砂埃が付着していますね

今回使うケミカルはEVERS Plus メタルクリーナー

柑橘類に含まれる成分を使用し油汚れの洗浄力はGOOD

ゴムやプラスティックへの使用はNGなので要注意

匂いも柑橘系でさわやか

吹き付けて軽くブラシで擦って水で流せばもうピカピカ

最近のケミカルは性能良いのが多くて助かる

既に6000㎞以上の走行を行ったスプロケット（歯車）ですが、普段から適切な注油をしているので寿命はまだいけそう

今回はフレームなども綺麗にしましたが、慣れていれば一時間以内で洗車が終わります

駆動系だけなら20分も掛からないですかね

これくらい綺麗ならズボンの裾が真っ黒になる事も無いですし、万が一チェーン外れなどで触らないといけない場合もほとんど手が汚れないので乗っていても快適です。

もう暖かい季節ですし皆様も愛車を綺麗にしませんか？