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7年ぶりに部屋からロードバイクを出した男【スタッフバイク】
by: 藤平

 CORRATEC R.T CORONES

乗らなくても自転車は傷む・・・

当ブログをお読みの皆様こんにちは!

新宿クロスバイク館の藤平です。

 

私は基本的に通勤のライダーですが、たまに自転車のレースに出て遊んでいます

ほとんどの場合オフロード系のイベントですが、ごく稀に舗装路のレースにも参加していたりします。

 

↑以前参加したオンロードレースの記事

 

色々とあって、6/14開催のヒルクライムイベントにエントリーしました

上りは苦手なので普段ヒルクライムにエントリーする事は無いのですが、人から誘われてしまったので・・・

ヒルクライムへの出走は実に15年ぶりなので、全くと言って良い程に勝手が分かりません(笑)

 

ルール上参加出来る自転車カテゴリは多く、ロードバイクから小径、実用車まで、だいたいなんでもOKとの事・・・なのですが、私が普段上り坂の事を考えていないライダーなので、手元のバイクで「ちょうど良い」と言える物が少ないです

開催地の近くに住んでいる友人にコースプロフィールを聞いてみたところ「斜度13%くらいのセクションは何カ所かあるよ」という情報を貰い、その情報を貰ったうえで「%とか聞いても全然想像出来ないわガハハ!」とヒルクライム初心者ぶりを発揮しつつも、街乗りや通勤、CXレースなどに向けて組んだギア比の自転車達では、長距離の上り坂で苦しむ事が目に見えています

そういうわけで、部屋の奥で埃を被っているロードバイクに久々の出番が来ました。

 

何年ぶり?のロードバイク

私は「細いタイヤ」という物に苦手意識があるので、ロードバイクにはほとんど乗りません

最後にちゃんと乗った記憶は上記画像の時の千葉ツーリングなので、2021年の7月頃

この時に乗っていたのはクロモリフレームの車体でしたが、今回はヒルクライムでの使用という事もありますし、現地までの輪行もあるので、もうちょっと軽いアルミフレームの車体を使う事にしました。

 

CORRATEC R.T CORONES

CORRATECのアルミロードバイクである、R.T.CORONES君(記憶では2011モデル)です

リムブレーキにワイヤーフル外装という、もはや懐かしい構成の車体ですね

画像から最後に乗った時期を調べたところ、2019年でした

実に7年ぶりくらいの登板です。

 

↑CORRATECの後継エントリー車が特価!

 

タイヤ ヒビ

乗ってなくてもメンテナンスが必要!

全く乗らずに屋内保管しているとはいえ、部品は経年劣化するので交換が必要です

特に劣化しやすいゴムパーツであるタイヤとブレーキシューは、走行中にトラブルを起こせば致命的

7年も経っていれば当然交換しないといけません(※上記画像の通り、タイヤは良く見るとヒビだらけでした)

 

 シュワルベ ワン

というわけで、用意しました新品タイヤ

SCHWALBE ONE TUBELESS EASYです

 

15年以上前のリムブレーキ用フレームという事で、現代のロードバイクのような太いサイズは当然ですが装着不可

25Cを選択しました

現代的に見れば25Cタイヤでも細い部類になってきましたが、ナローリムに23Cタイヤを履かせていた時代の車体ですので、これでも純正時より太くなっています。

 

CORRATEC R.T CORONES

ホイールはチューブレス対応品なので、リムテープも含めサクっと交換

バルブもゴム部分の劣化が考えられるので交換しました

チューブレスタイヤの交換は難しいと思われがちですが、慣れてしまえばチューブドタイヤとあまり変わらない作業時間で交換出来ます

今回の組み合わせにおいては、タイヤレバーを使わずに交換出来ました

ビードアップもフロアポンプで全然OK

作業時間は前後で34分ほどでしたが、そのうち半分はリムに付着したテープの糊を掃除していた時間です。

 

ブレーキシューももちろん交換

 

各部油脂類も劣化が考えられるので、分解可能な部分は洗浄とグリスアップを行いました。

 

CORRATEC R.T CORONES

バーテープとエンドキャップは赤色の物を装着

車体カラーに合わせたというよりは価格が安くなっていたから買ってストックしていたという単純な理由です

個人的には汚れが目立たないカラーのバーテープの方が好みなんですけどね(笑)

 

TNI Right Hug カーボンボトルケージ

 おそらく必要なのでボトルケージも取付しました

TNI Right Hugカーボンボトルケージ

カーボン製なのにこんな価格でええんですか?みたいなやつ

差し色はもちろん赤

 

 

RD-4700

メンテついでにカスタムだ!

このバイクには、SHIMANOのロングセラーモデルである4700系TIAGRAをメインコンポーネントに装着しています

最近新型のR4000シリーズが発表されたのでTIAGRAシリーズの型式としては一つ旧型という事になりますが、4700系は2015年発売という事でもう11年も前のコンポーネントなんですよね。

 

元々このバイクにはもっと古い型のTIAGRAが装着されていたので、実は一度コンポーネントの交換をしています(変速に関する問題でなく、触覚ルーティングのシフトワイヤーがライトの配光に被るのが嫌だったという理由で)

コンポ交換当時に装着されていたホイールが11速に対応していない物だった為、上位グレードを選べなかったという消極的な理由でのTIAGRA選択でしたが、ロードバイクに疎い私には必要十分なコンポーネントで、変速性能などに不満はありません

今でも不満は全く無いのですが、久々に部屋から出すちょうど良い機会なのでちょっとカスタムしました。

 

TIAGRA対応のビッグプーリー・・・?

前述の通り私はロードバイクには疎いタイプのスタッフですが「ビッグプーリー」という物の存在は知っています

なんとなく「あぁ、何年か前に流行ったよね」程度の知識ですが、基本的には上位グレードコンポーネント用に開発されている物で、SHIMANOで言えばレースグレードである105以上用のラインナップが一般的という認識

通常であればTIAGRAグレードを使用しているユーザーで「数万円のコストを掛けても回転抵抗を低減したい!」と考える方は少ないだろうと思うので、このグレードに対応するビッグプーリーというのはニッチな製品なんじゃないでしょうか?

 RIDEA RD2

はい、こちらがその「4700TIAGRA対応ビッグプーリー」です

RIDEA RD2

4700系専用ではなく、旧型の105などにも対応しています

 

プーリー歯数やケージ素材などはいくつかの仕様がありますが、今回は16T/16Tのアルミケージ仕様(X66)で、赤色の物を取付けします

セラミックベアリングらしく、無負荷状態ではとてもくるくる回りますね

 

CS-HG50

取付けに際し、スプロケットも交換しました(※上記画像は交換前)

若かりし頃に乗っていた車体なので「重いギアをバシバシ踏み倒す!」みたいなギア構成で、そもそもリアディレイラーの仕様を無視したローギア26Tでしたが(RD-4700-GSはフロントダブルでの最小対応が28T)、ヒルクライム用にはちょっと重そうです

 

 

ビッグプーリー化は変速の調整もシビアになるので、メーカー推奨値通りのものにしておく必要があるでしょう。

 

 

ちょうど手元にローギア34Tのスプロケットがありました

フロントシングル仕様のCXバイクに使っていた物なので舗装路向けには軽すぎる組み合わせになる気もしますが、大は小を兼ねると言いますからね

ヒルクライムの心得が無い私にとっては、ギア構成に余裕があるという事はおそらく有利に働くでしょう。

 

これだけ歯数構成が変わればもちろんチェーンも交換が必要です

10速用チェーンは手元にいくらでもストックしているので、ちょっと良い物に交換。

 

PYCチェーン

PYC CHAINのスーパーライトウェイト

私が普段軽量チェーンを使用する理由は車体全体の軽量化目的ではなく、「チェーンが軽いと振動による暴れが少なくなり、チェーンが外れにくい」という事を重視しています

ビッグプーリー化はコンポーネントメーカーの想定していないカスタムなので、どうしてもチェーン外れ等のリスクが大きくなります

こういった細かい対策でも、多少の効果があるんじゃないかな?と思います(知らんけど)

 

DLCコーティング

10速用では珍しいDLCコーティングチェーン

DLCは「ダウンロードコンテンツ」ではなく、「ダイヤモンドライクカーボン」という硬いコーティングを施した仕様です

「見た目が黒い」という事が主な採用理由ですが(笑)私の手元のバイクとしてはとても珍しくフロントの変速が装着されている車体なので、変速機との擦れで表面が削れにくいだろうという事も考慮した結果です。

 

CORRATEC R.T CORONES

というわけでビッグプーリー化カスタム完了です

取付け時のコツはエンドハンガーに微細な歪みが無いかしっかり確認をする事

新品ハンガーだったとしても、フレームの塗膜の段差などによる個体差でごく微妙なズレが発生する場合があるので、測定ツールを当ててしっかり確認した方が良いです

今回は構成の都合上エンドハンガーを延長しており、微細な歪みでも影響が大きくなります。

 

↑ハンガー延長パーツはこういった物

 

 

カスタムの効果?分かりません!

ビッグプーリー化やDLCコーティングチェーンと言えば「駆動抵抗を減らす」という事が主な目的のカスタム・・・ですが、この車体に乗るのは7年ぶりという事で、カスタム前の乗り味はもはや記憶の彼方

普段MTBの重量級ブロックタイヤを転がしている私からすれば、ロードバイク用の足回りというだけでとても転がりが良いのでカスタムの効果を体感するのは難しいです(笑)

 

CORRATEC R.T CORONES

大きく変わったのはデザイン性

車体の差し色である赤色のプーリーケージと、側面にRIDEAロゴ入りの大径プーリーは存在感があり「駆動系を綺麗に保とう」という意欲が湧きます

今回はバーテープやチューブレスバルブなども合わせて赤色に変更したので、ちょっとうるさい感じが良いですね

登坂中にキツい時は「抵抗が少ないはずなんや・・・」と思い込む事で、精神面の安寧を得ようと思います(笑)

 

SEIDO ステム

その他に行ったカスタムとして、ステム交換にて乗車ポジションの変更

腰痛持ちの為前傾姿勢は辛いので、1.5㎝ほどハンドルを上げて姿勢を楽にしました

当然ながらワイヤー長が足りなくなったので、そのあたりも交換しました

 

REC-MOUNTS Type19

サイクルコンピュータ用マウントも取り付け

REC-MOUNTSの定番Type-19

 

 

サイクルコンピューターは普段からまともに運用していないので、どちらかと言えばライトマウントとしての運用目的の方が大きいです

アクションカムを装着する事も可能ですが、おそらく私のタイムだとゴールまでバッテリーが持ちません(笑)

朝日峠ヒルクライムはバッグ類の使用が禁止のルールなので、外部電源を接続して運用する事も不可ですね・・・

 

CORRATEC R.T CORONES

サドルも交換して少しだけ軽量化(前後位置は乗りながら調整中・・・)

全体重量としてはそれほど削れませんが、車体上部側が軽くなると車体を横に振る動きが軽くなるのでオススメ

カーボンレールサドルはオフロード用に使うには少々怖さがあるので、舗装路用のバイクでストックを消費しておきます(笑)

 

↑カーボンレールサドルを破壊した時の話

 

 CORRATEC R.T CORONES

イベント参加前はメンテナンスしようね!

自転車のイベントというのは多くの自転車が集まりますが、パッと見ても明らかに整備状態が悪い車体を一定数見かけます

以前参加したレインボーライドでは、真っ暗な海底トンネル内でトラブルを起こして停車している危険な参加者なども居ました

集団走行内でのメカトラブルは、自身だけでなく周りのライダーまで巻き込む可能性が有りとても危険ですし、楽しみにしていたイベントが苦い記憶になってしまうのはもったいないです

参加前には必ずメンテナンスを受けましょう。

 

Y’sRoadではイベント前メンテナンスの作業も承っていますので、お気軽にご相談下さい。(工賃表はこちら



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