日本最大級のスポーツサイクル専門店!ウェアの用途別コーディネートをご提案!
2026/02/18 06:32
こんにちは!
新宿ウェア館 ゴシマ カイです♪
2023年4月1日、世間を騒がせたニュースを
皆様は覚えていらっしゃいますでしょうか?
【道路交通法 第63条の11】
第1項:自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶるよう努めなければならない。
道路交通法に上記の条文が追加され、
全ての自転車利用者に対し
ヘルメットの着用が努力義務化されましたね。
あれからもうすぐ3年が経とうとしています。
2023年4月1日当日及びその前後、
当店を含む多くの自転車屋に
ヘルメットをお求めになる方が殺到しました。
そう、あれからもう3年経つんです。
ヘルメットの有効期限である3年が。
皆様、お手持ちのヘルメットの有効期限、チェックしてますか?
今回は皆様の命を守るための啓蒙記事、
【ヘルメットの有効期限】についてお話していきます。
A. 劣化するから。
という回答が一般的に用いられます。
が、’’劣化’’って何ぞや?
って思いません?
何がどう悪くなるから買換えが必要なのか、
意外なほどこれについて触れている
ネット上の記事は少ないです。
使用中のヘルメットが年数を重ねる事で
どんな風に変化し、何故使えなくなるのか。
一言でいうと【硬くなる】から、です。
ヘルメットを構成する最も主要な材料は
【EPS ~エクスパンド ポリエチレン~】という
プラスチック=石油由来の有機物です。
無数の気泡を含むため非常に軽量で、
衝撃を受けると潰れるor割れて衝撃を吸収します。
成形難度も低く、 低コストで生産が可能です。
EPS=軽く、安く、しっかり安全なので
市場に流通するほぼ全ての自転車用ヘルメットに用いられます。
しかしその一方で、
汗や紫外線に弱くそれらに触れてから一定期間を過ぎると
劣化=硬化してしまいます。
そうなると、衝撃を加えた際に
・割れない=衝撃を吸収せず頭部へ伝えてしまう。
・砕け散る=衝撃を吸収しきる前にヘルメットがバラバラになる。
のどちらかの現象が発生し、ヘルメットとして機能しなくなります。
屋外で使っていた洗濯ばさみが突然割れたり、
スニーカーや革靴がボロボロになったり、
日向の輪ゴムがバラバラになったりetc……
皆さんの身の回りのプラスチック製品が
日光=紫外線によってボロボロになっている所、
一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
要はその’’アレ’’がヘルメットにも起きているのです。
自転車用ヘルメットは十中八九、
紫外線が多い屋外で使いますよね?
そのような環境で用いても
ヘルメットとしての機能を
EPSが消失しないと多くのメーカーが確認している年数が
よくいう【ヘルメットの有効期限は3年】の正体です。
保管や使用状況などにより硬化の進行度合いは
自ずと個体ごとに変わりますが、
それがどの程度硬化=劣化していて
それがヘルメットとして正常か否かを判別する手段は存在しません。
唯一【実際に割ってみる】以外はね。
使用開始から3年以上経過したヘルメットが、
まだヘルメットとして機能しているかは自己責任で
事故にあったり、落車してみないとわからないのです。
これはワタシ個人の感想ですが、
それに自分の命を懸ける、預けるのは
甚だ馬鹿馬鹿しく感じるので
大人しく3年ごとに交換しています。
※この時はしっかり受け身が取れており、頭は全くぶつけてないです。
#落車慣れ×柔道経験が生きる瞬間。
ワタシは普段からこんな事ばっかりやってるので、
平均的なロードバイカーの皆さんより
よっぽどヘルメットにお世話になる可能性が高いので
安全装備は常に万全な状態で使いたいと考えています。
転ばぬ先の杖、転んだ先のヘルメット。
そして転んだ時にヘルメットがキチンと機能するように
3年起きにしっかりとヘルメットを買い替える。
そんな心がけがアナタを救うかもしれません。
【何かある】その前に行動しませんか?
ご覧の通りめっちゃあります!
しかしヘルメットには’’相性’’があり、
この写真に写る全てのヘルメットを
問題なくちゃんと被れる人はまず存在しません。
※9年自転車屋やってますが出会ったことないです。
失敗したくない方は
お店で買って、ちゃんと試着して選びましょう!
ヘルメットは汗と紫外線により劣化=硬化が進行します。
その寿命は使用開始日からおよそ3年が目安です。
3年おきにヘルメットはしっかり買い替えましょう♪