日本最大級のスポーツサイクル専門店!ウェアの用途別コーディネートをご提案!
2024/12/10 19:48
こんにちは!
新宿ウェア館 ゴシマ カイです♪
今回もレースレポート!
日本最大級のエンデューロレース
【ENS】に出場してきました!
今回は【後編:大会当日】の模様をお届け♪
前編、中編は以下のリンクからご覧いただけます!
【前編:大会概要と事前準備準備】
【中編:車移動、試走、キャンプとタコパ】
バタバタしてて気が付いたら12月になってました(笑)
最早夏休みの気配すら感じませんがご容赦ください。
目次
朝6時、昨晩のどんちゃん騒ぎが嘘のように
ローテンションで静かな起床。
標高が高いだけありまだ肌寒いです。
今日も今日とてタイトスケジュール、
さっさとテントを撤去して会場へ向かいます。
キャンプ場から麓へ向かう道、
朝から目が覚めるような絶景を拝めました。
青々と生い茂る稲と山々、
ひんやりした空気と心地よい風。
最高ですね、長野。
会場入りが08:30。
試走開始が09:00、
試走終了が09:50なので
もたもたしてっと走れなくなっちゃいます。
昨日みっちり試走しましたが、
今朝テントが濡れていた事を考えると
恐らく夜露の影響で路面のコンディションは
なにかしら変化しているはず。
準備運動も兼ねて試走しておきます。
コース上部のS1,S2は時間的に
どちらか一方しか走れなさそうだったので
二手に分かれてチェックしていきます。
ワタシはS1へ向かいます。
やっぱここのゴンドラ怖い……
いつになったら慣れるんでしょうか。
もうユーロビートに縋るしかございません。
友人からチェストスマホマウントを借りて
撮影してみたんですが、
iPhone15PROは近くの被写体に
自動でピントを合わせるので…
ほぼステムにピントが合っちゃいました。
もうちょっと上に取り付ければよかった(笑)
ステムにドアップアングル。
需要の欠片もございませんね。
時折前にピントが合っていました。
前日のチョコレートフォンデュみたいな路面ではなくなり
やや締まった感じになってました。
コレは落車して吹き飛ばした
iPhone15PROを爆速で回収し
自分でもビックリなリカバリーをする五島。
7月に契約して速攻で落っことしましたが、
幸い本体は無事、安物のフィルムが割れただけでした。
現実逃避に走って忘れていても、
悪い現状は変わるはずもなく……
試走でもはやり不調of不調。
初レースで自分の事で手一杯であろうからと
遠慮していましたが背に腹は代えられません。
迷惑と承知で池田に相談します。
池田は「あっそう、ちょっといじるぞ」
とさも当たり前かの様に 試乗してガチャガチャイジって……
ものの5分でセッティングを出してくれました。
ノリと勢いで青空バラ完する男はやっぱ違いますね。
彼の脳ミソの中はどうなっているんですかね?
また例の恐怖のリフトに揺られ、
いよいよやってきた本番のスタート前。
遊びのつもりで出場するとしても
やっぱりスタート前の緊張は強烈ですね。
心臓が口から「コンニチハ!(裏声)」しそうです。
刻一刻とスタート時刻が迫り、
仲間も続々とスタートしていきます。
前走者池田の背中を見送ってスタート位置に付きます。
ここからは仲間のInsta360のスクショでお届け。
ペナルティが怖いので余裕を持ってスタート。
いきなり緩い傾斜の芝のストレートなので
ロードバイカーだった頃の様に全力でペダルを踏みます。
森林区間へ突入、路面が心配ですが
昨日のチョコレートフォンデュよりかなりマシ。
ガトーショコラかシフォンケーキくらいですね。
それでもタイヤを取られてしまいがち。
ふじてんの常設コースのように
容易にコントロール出来る環境ではないです。
芝の直線はやっぱり怖い……
加速できる数少ないチャンスですが、
加速する程暴れるバイクと
霞んでいくグリップと格闘します。
ライン取りはオンロードっぽくなりますね。
際々まで使って出来るだけ真っすぐ走ります。
ストレートが一転、
一気に狭くなる感じ。
頭を低速域に切り替えます。
コーステープをよく見て走ります。
ここなんてボーっとしてたら真っすぐ行きそうですよね。
再び泥んこ。
今日一日この泥んこからは
早々逃げられないんでしょうね。
またまた芝の直線。
真っすぐなようで結構凸凹してるので
思う様に真っすぐは走ってくれません。
スタッフさんが数名いらっしゃる!
フィニッシュラインは近そうです。
やはりフィニッシュラインです。
ロードやシクロよりビジュアルが地味ですね。
武骨な感じが凄くMTBっぽいです。
ヒィヒィ言いながらなんとかフィニッシュ。
Time:04分49秒88
え~っと… 普通に遅いっすね。
不調とは別にどこか煮え切らない自分がいます。
体力的にはこのリエゾンが一番きつかったです。
レース仕様のフル装備、
モッサモサのフルサスで約3㎞の登坂。
標高の高い山特有の突き刺すような日差し、
木々に囲まれて風が吹かない山道。
舗装路であったことが救いです。
約30分、単独で淡々と登ってS2スタート地点へ到着。
今回最短のs2。
前日よりマシとて依然として
路面はチョコレートフォンデュ。
滑って落車するより堅実に走る方がマシです。
芝のオフキャンバー再び。
普段走る環境に存在しないセクションなので
どうしても苦手意識が払拭出来ません。
今回は短いので一安心です。
減速を強いられるセクションが多く
気持ちよく走れない反面、
落ち着いて対処できる分いくらか得意です。
ただここのぬちょぬちょ具合は酷かった。
減速しても土ごとバイクが滑ります。
こっちはもっと酷い。
ここまで来たら笑うしかないです(笑)
減速して抗うくらいなら
バランスだけ取りながら身を任せる方が吉。
こういうのは嫌いじゃないです。
ここまで来たら一区切り!
登り返しを視認。
ってことは手前にアレがある訳だ……
出ました。
濡れた木製の桟橋(土付き)。
なんやかんやこういうのが一番滑る。
慎重に行きましょう。
で、登り返し。
下り用のバイクだとマジでキツい。
けどサボる訳にはいかないので頑張ります。
下って登って曲がって滑って。
忙しいステージですね。
かと思ったらフラットダート。
バンクがある分S1よりも走りやすいです。
日向であれば土は乾き出している模様。
段々と走りやすくなってきています。
下る程標高も下がり、気温が上がります。
少しずつ確実に土質が改善していますね。
あの奥のバンクがラストコーナー。
あれもまた絶妙に滑るので慎重に。
撮影者【友人B】はここでまさかの落車。
即座にリカバリーしてフィニッシュしていました。
フィニッシュラインの目と鼻の先に罠があるとは、
やっぱレースって油断できませんね。
またも四苦八苦しながらフィニッシュ。
Time:03分23秒33
やっぱり遅い……
こっちのリエゾンは下りだけなので楽チン。
が次のスタートまで時間が少ないので
なるべく早く、それでいて息を整えながら向かいます。
いよいよラストステージ!
ここまで下ってくると気温も日差しも夏模様。
普通に蒸し暑いし、
肌が焦げる様な日差しが過酷さを底上げします。
中々に凶悪な大きさの石が浮く
絶妙に嫌な感じのフラットダートからの……
クルっと旋回!
やっぱり乾き欠けとぬちょい所が混ざってます。
路面のコンディションをよく考えないと
また試走の時みたいなしょうもない落車しそう…
全長16㎞だと本当に場所によって
走り方が全部変わっちゃうので難しいですね。
あとさっきまで23℃と肌寒かったのに、
S3に入ってからは30℃超えてます。
ここまで来たら補給も休憩も出来ないので
熱中症にならないことを祈りましょう。
またまた真っすぐなように見えて
かなり凸凹している路面のご登場。
そして旋回する様なバーム。
S3はしばらく直線っぽい何かとバームを行き来します。
九十九折みたいな感じですね。
バームの外は大パノラマ、
野沢温泉村が一望できますが よそ見する余裕は皆無。
というか横が崖なのでよそ見したら落ちます。
集中出来てないけれど、
集中して慎重に走ります。
次は地味に難しい右コーナー。
バームはあるんですけど、
なんか入り難いんです。
試走で池田がアラレちゃんしたところですね。
なぜかバームから発射されがち。
再び真っ直ぐじゃない直線。
オンロードみたいに真っ直ぐ行っちゃいたいんですけど、
道に沿ってクネクネする方が走りやすい。
またもおっきいバーム。
入口は比較的浅めですが
出口にかけて立っていきます。
地味ィに難しい。
またも真っ直ぐじゃない系ストレート。
休むなり踏むなりしたいけど、
意外と忙しくて出来ませんでした。
走行ラインが3つに分離。
試走で全部通りましたが、
結局どこが正解か分からなかったです。
木製の桟橋発見。
今度は乾いてるのでS2のよりマシです。
またも芝のストレート…
なんですけど今度のは登り返し。
S1,S2と走って最長のS3で登り返しは本当にキツカッタ(笑)
やっぱ下りの方が好きです。
そしてまたもやぬっちょりバーム。
しかも2連チャンです。
このステージ本当に容赦ない。
⚠DANGERって書いてある割に小さいドロップ。
ここ来る前にもっと危ない所いっぱいありましたよ?!
日向に出たり、日陰に入ったり忙しいですね。
正規ルートっぽいのは左ですが……
ショートカットして右から行くのが正解っぽいです。
もうすぐ麓っぽいんですけど、
日陰はまだまだウェットな感じ。
そしてまたもや日向。
ここまで下の方の日向は逆にバッフバフですね。
今度は急斜面フルドライスラローム。
思いっきり腰を引いて、
伸ばしきった腕からサスに乗っかって曲がる。
めっちゃ難しいです。
これがまたもや4つも続くのはキツい。
やっぱり容赦がないぞ【ENS】。
ようやく終わりました。
そして下の方に麓の施設が!
フィニッシュラインまであと少しです!
「速く火照った身体を冷やしたい!」
そんな欲が背中を押して気持ちが逸ります。
割とフラットの折り返し、
こういうところ速く行ける人、憧れます。
ここまで来ればあと少し!
最後のぬちょり気味バームを足早に通り過ぎ。
でっかいバームは左の外のラインから。
右のラインに吸われると出口がキツイ。
この辺りからカメラマンさんが一眼レフで撮影してくれました!
遠くから自分のライディングを見るって中々ないですよね。
地味に滑る砂利の浮いたアスファルトを抜けて。
コブを越えて先を急ぎます。
カメラマンさん発見!
良い写真ありがとうございます!
やっぱりこのアロハシャツ×フルフェイスコーデが一番好きです♪
一番写りの良い写真。
お気に入りです。
ここまでの気持ちのいいセクションが一転、
一気にトレイルチックの激セマセクションへ。
ここまで来たらもうノリと勢いです!
なんか気合い入れてガシャガシャしてたら抜けられました!
最後のフローなスラローム!
あと少しでフィニッシュです!
ワタシは仲間内で最後の出走。
スタートを撮ってくれる人はいませんでしたが、
フィニッシュは複数台のスマホで撮ってくれました!
みんなありがとう!
なんかすげぇ倒せてますね。
最初からこの調子で走りたかった……
さぁ!フィニッシュラインはもう目の前!
最後までペダルは踏みます!
長い様で短かった3つのステージが今終了。
とりあえずDNFは避けられました。
S3Time:08分00秒85
Total Time:16分14秒06
仲間内で最下位は不甲斐ないですが、
絶不調の中でも折れずに完走出来て良かったです。
手放しで喜べるはずもない結果ですし、
どこか不完全燃焼感があるのは否めません。
しかしそれでも「とりあえず走り切る」
が実行出来たのは誇って良いのかなと思います。
⇧こういう方が楽しい⇧
不調とは別にどこか煮え切らない自分がいます。
と前述しましたが…
多分前にいる何かを追いかけたり、
後ろにいるヤツを抑えたりする方が好きなんでしょう。
どちらかと言えば友人らと走り回っている時の方が
「負けたくない!」も「楽しい!」も強い感じ。
独走より追走で燃える性質に対し、
エンデューロレースは単独で走るタイムアタック。
池田曰く「トコトンENSに向いてないメンタル」との事……
同じ野沢温泉なら
【野沢温泉自転車祭】の【ロングダウンヒル】の方が良かったのかな?
今後はメンタル面の調子の上げ方を掴むのが最大の課題と思われます。
S3から本部に戻ることで晴れて完走認定!
参加証のENSタオルと
沢の雪解け水で冷やしたキンキンのレッドブルを受け取りました!
やっぱ記念写真は撮っとかないとですね!
ちなみに参加した5名は全員アロハシャツ。
もはやチームジャージみたいになってきました。
キンキンに冷え切った沢でアイシング。
足先しか入れてないのに
全身が冷えるくらい冷たかったです。
ここらへんでやっと肩の荷が降りた気がして
心底安心出来ました。
思えば7月以降はこのENSが常に頭の片隅にいて
緊張してか常に肩肘張っていました。
場数を踏めばもっとリラックス出来るんですかね?
東京への帰路の道中、
すんばらしいロケーションがあったので再び寄り道。
長野はどこの景色も最高ですね!
ワタシにとっては縁もゆかりもない土地だし、
新宿のビル街と郊外の往復の日々が日常なので
雄大な大自然と長閑な風景は非日常。
なのに不思議と懐かしさを感じました。
なんだか我々日本人が思い浮かべる
絵に描いたような’’夏休み’’って感じがします。
社会人になってからの方がちゃんと青春出来てる気がします。
それもこれも’’自転車’’のおかげです。
楽しさあり、悔しさありの良い夏休みでした!
え?一番の思い出?
やっぱタコスかな(笑)
最後は自転車屋らしく商品紹介!
今回も色々なアイテム達に助けられました。
小売希望価格¥12,210-
フレーム&バンド:BLACK/PINK
レンズ:CBL GREEN + CLEAR
特記事項:当店ではお買い求めいただけません。
ワタシの古巣【ワイズロード府中多摩川店】で
今年から取り扱いを開始したゴーグル。
勧められるがまま試してみたら
もう最高に絶好調!
暗すぎず、明るすぎず絶妙な透過率で
日中であればどんな場所でも快適♪
特にこういった日向から日陰へ切り替わる瞬間。
クリアレンズだとどうしても瞳孔の切り替わりで
一瞬前が見えなくなったりしますが、
【SHRED NASTIFY+】ならかなり軽減されて
シームレスに対応出来て最高です!
今大会中幾度となく助けられました。
正直もう手放せません。
ピンクのフレーム&バンドが
コーディネートのアクセントになるのも
お気に入りポイントです♪
小売希望価格¥14,300-
【rinproject】の名物サイクリングアロハの
今年の夏に販売されていた柄。
MTBのフリーダムな感じと
アロハシャツのゆるい雰囲気がベストマッチ!
プロテクターの上から着ても
シルエットが大きく崩れないのが嬉しいポイント。
いつもは前のボタンを開けて
バッサバッサとはためかせて乗ってますが
今回はレースなので閉じて走りました。
申し訳程度ですが空気抵抗が減って
加速の伸びが良くなれば良いなぁという
半分くらいは願掛けみたいな工夫です。
妖怪柄がまた可愛らしくて◎
すっかり「MTBに乗るぞ!」って時の相棒になってます。
多分寒くなければバイクロアでも着てると思います。
毎年サイクリングアロハは柄を変えて発売されるのが恒例なので
気になった方は是非春先の最新情報をチェックしてください!
後期希望価格¥9,350-
サイズ:27.5X2.4/2.6 ( 584 )
【前編】に登場した急遽投入のタイヤインサート。
大活躍でした!
豪くガレている所はココ以上にガレており、
石、岩、根っこ、ドロップetc……
リム打ちしそうな箇所が非常に多く、
入れておいた事で無事完走出来ました。
転ばぬ先の杖、
理を潰す前にインサート。
念には念を入れて準備して大正解でした。
皆さんはおNEWのリムを曲げる前に
インサートを入れて対策することをお勧めします。
そしてこれを読んでいるであろう仲間達へ。
【リアホイールしばき隊】ってさぁ……
CALLUPでいじられた時
めっちゃ恥ずかしかったんですけど!
仕返しがてら
次のチーム名は【肋骨しばき隊】にでもしてしょうかね。
※コチラのブログの情報は全て「投稿時点のもの」となります。
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