神楽坂で自転車をお探しならY's Road 神楽坂店
2020/09/17 08:28
当ブログをお読みの皆様こんにちは!
神楽坂店の藤平です。
通称「ディングルスピード」のバイクですが
最近パーツをちょっと交換しましたのでご紹介。
自転車に乗る上で常に触れるパーツは三つの「ル」
ハンドル、サドル、ペダルですね。
今回交換したのはハンドル周りとサドルです。
先にご紹介するのはサドル
セラサンマルコ社のスクアドラというモデル
穴有りのオープンフィットです。
同社サドルラインナップの中だとちょっとマイナーなモデルですが
ロード、MTB共用の設計という事もあってか
ロード専用モデルよりも柔らかめでしなやか。
座面も縦長なのでサドル上でのポジションに
かなり多様性が有ります。
セラサンマルコのサドルは
レールの取り付け可能部が長めで
調整に困りにくいのでオススメですね。
以前付けていたサドルは
とある完成車に付属だったVELO社の物
特に大きな不満は無かったのですが
「サドル上にもちょっと柄が欲しい」という
見た目だけの理由で交換しました(笑)
新サドルは黒い本体に黒ロゴなので
目立ちすぎないのが良い感じです。
ハンドルはVISIONのブルホーン(TRIMAX)から
プロファイルデザインのブルホーン(OZERO TT)に交換。
VISIONのハンドルには特に不満も無く
見た目もシンプルで気に入っていたのですが
問題だったのはブレーキレバー。
TT系自転車用のブレーキレバーは
エアロを重視している事と
速度をコントロールする事がメインで
停車させるような強い制動力を必要としない為か
指に当たる面積が非常に小さくて制動がしにくい!
通常の状態ならば問題無いのですが
手の怪我で普段よりも握力が落ちている
今の私には致命的です。
また、このブレーキレバーは
ワイヤーの先端(タイコ)の形状がちょっと特殊で
一般的なロード用のインナーケーブルが使えません。
ブルホーン+ディスクブレーキの組み合わせですと
一般的なロードバイクやTTバイクよりも
ワイヤー長がとても長くなり
少しでも高剛性、低抵抗のワイヤーを使いたいので
困ってしまうんですね。
手持ちのパーツを漁ったところ
良い感じにキット化状態になっていた物があったので
レバーだけでなくハンドルも交換。
ハンドル先端側を握った際のポジションは
前に付いていたVISIONとほとんど変わりませんが
新ハンドルの形状ですとフラットのポジションが
少しだけ遠い位置になるのが良い感じ。
ロゴがホワイトで大き目なので
今回のフレームにはちょっとうるさい感じもありますが
乗車中に一番目に入る位置なので
所有欲的にはこれくらいも有りですね。
極太のフラット部形状もなかなかカッコいいですね。
ギア比の関係もありエアロ効果を発揮するような速度では
走れませんが(笑)
ブレーキレバーは完成車外しの型番不明品
以前付けていたレバーよりも
指に当たる面積が感覚としては三倍くらいに
レバーのテコ比もちょっと違うみたいで
以前のレバーよりもかなりしっかり制動します。
手の痛みを軽減させるため
グリップも取り付けました。
こちらも他の車体から外した物なので
カラーがホワイトな点はちょっとアレですが
乗り心地はかなり良くなりました。
ハンドルとフレームの接触部には
クッションを貼り付けて傷防止。
見た目はあんまり良くないですが
効果は大きいポイントの1つです。
今回のカスタムは全体的に成功
不満点としてはワイヤーの取り回しでしょうか?
元々ブルホーンで組む事を考慮したフレームではなく
ステム長を短くして対応している事と
ブレーキレバーの前後も日本仕様(右前)で
組む設計になっていないフレームなので
リア側のワイヤーがちょっと調子悪いです・・・
普通に車輪をロック出来る制動力は確保しているので
安全性には全く問題ありませんが
見た目やブレーキの引きはちょっと残念な感じも。
フレーム上側を通すルーティングにすれば問題は片付くのですが
せっかくフレームにワイヤーの受けがあるのに
使わないというのも勿体ないので
今回は下通しにしました。
個人的にシングルスピードバイクの利点は
ハンドル交換の多様性が大きいと思っているので
そのうち気分でまた交換します♪
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