2018/10/01 13:50
スポーツサイクルでは、特に重要な要素とされる「サドルの高さ」。
ペダルに対して「最も力の入る高さ」にサドルの位置をセットして
効率よく漕げるようにするのはロードレーサーの世界では常識。
そのため、ベストなサドル高が不用意に変わってしまわないように
アーレンキー(六角レンチ)でがっちり固定するタイプが一般的。
クロスバイクやコミューターもスポーツバイクの1ジャンルですので
ペダリング効率に関わるサドル高は重要な要素。
中野店の在庫のクロスバイクも8割くらいがこのタイプです。
ただ、自転車そのものに慣れていなくてサドルが低い方が安心という場合や
乗っている時の身体のポジションやベストなサドル高が固まっていない時期
また、1台のバイクを何人かで(家族で)共有するような場合。
サドルの上げ下げの際にいちいち工具が必要となり、面倒なのも事実。
というわけで。
〇GIZA XCTG4シートクランプ(クイックレリーズ) ¥950-+TAX
アーレンキー固定タイプのシートクランプを、コレに交換することで
レバーの開け閉めで簡単にサドルの上げ下げができるようになります。
サイズはシートチューブ径に合わせた3タイプ(28.6、31.8.34.9)。
ただ、固定力そのものはアーレンキー締め付けタイプの方が高いですし
特殊な形やサイズのシートチューブには使えないこともあるのでご注意を。
ちょこちょこサドルの高さを変えて乗ってみると、足の回しやすさや
動かしやすさに結構な違いがあることがわかります。
一番気持ちよく足が回る高さが、最もペダリング効率が高い位置。
それが見つかったら、元のパーツに戻してしっかり固定してあげましょう。