日本最大級のスポーツサイクル専門店!入門者にも丁寧に接客いたします!
2024/12/14 10:32
ワイズロード上野本館の湯浅です。
先日行われました、ワイズロードスタッフ試乗会にて特に印象的であった商品をご紹介
メリダのSILEXはグラベルロードとしてラインナップされており、気軽に使えて初めてな方にお勧めなアルミフレームと、より本格的な設計により確実な性能を誇るカーボンフレームの2種類からお選び頂けます。
今回お借りしたのはカーボンフレームの仕様です。
形状からしてかなりオフロードを意識しています。
ロードと比べると、明らかに寝た角度のヘッドチューブが物語っています。
それもあり、直進の安定性の高さを実感できました。
というのも、一世代前のSILEXから、よりオフロード優先のジオメトリーに進化させたとのことです。
”よりハードに安心してオフロードも攻められる”、そんなバイクでした。
クリアランスについては45Cでご覧の通り。
650Bで太いタイヤ、ではなくそもそも700Cで太いタイヤを履くことができれば十分。
そもそも世の中の流れとして、700Cで得られなかったクリアランスを650Bで確保していたので、十分なクリアランスを700Cで確保できていれば650Bでなくても問題ないということなのです。
これ以上山の高いブロックタイヤは厳しいかもしれませんが、オンロードを走る場合も十分楽しめるサイズ感です。
日本においてはオフロードに行くためにオンロードも走りますからね。きっと。
グラベルらしく、もちろんフェンダー対応設計。(フェンダーを付けた場合のクリアランスは700×42Cまでと変わります。)
チェーンステーにはプロテクターを標準装備。
カーボンの弱点である局所的な衝撃に最初から対策されています。
せっかくのカーボンに傷がついたらガッカリしてしまいますよね…
またドロップドチェーンステーを採用し、今回の仕様のようなフロントダブルにも対応しています。
これにより、将来的にGRXのDi2に丸々交換することが可能です。
私が「おっ」と感じたポイント
なんと、通常のロード等よりも大きい径の180mmローターを前後で標準装備。
フレームが頑丈である証明とともにブレーキコントロールのしやすさはピカイチです。
オフロードへの意識が垣間見えます。
センターロック方式なので上位グレードのローターに付け替えることも可能です。
もはやメリダのアイコンであるブレーキ冷却機能”DISC COOLER”も健在。
バイクパッキングでのブレーキ時に、負荷がかかり発熱をしても素早く放熱。細かいアップダウンにもより一層対応しやすくなっています。
これは前後ともに採用されています。
そしてこのフロントフォークは通常よりも長くなっています。
その理由とはなんと、”サスペンションフォークに付け替え可能”だからこそなのです。
ヘッドチューブは短めですが、オフロード特化型へ個性的なカスタムの一歩が踏み出せます。
ダウンチューブ裏にもダボ穴はちゃんとあります。
その他豊富なダボ穴を備えるため、オフロード×バイクパッキングもちゃんと楽しめます。
・ロードバイクは持っているからとにかくグラベル、オフロードに特化させたい
・グラベルを始めてみたいけれど車種を絞れない
そんな方々に非常におすすめです。
上野本館にはグラベルやオフロードバイク、MTBを所有するスタッフが多数在籍しています。
各々の楽しみ方を提案できますので、ご検討中の方はぜひ1度お越しくださいませ。
改めまして、当日ご対応頂いた担当者の方々、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。