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【実走インプレッション】( オフロード×ドロップハンドル ) の最適解≒ ”MERIDA SILEX”
by: 湯浅智暁

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ワイズロード上野本館の湯浅です。

先日行われました、ワイズロードスタッフ試乗会にて特に印象的であった商品をご紹介

MERIDA SILEX

メリダのSILEXはグラベルロードとしてラインナップされており、気軽に使えて初めてな方にお勧めなアルミフレームと、より本格的な設計により確実な性能を誇るカーボンフレームの2種類からお選び頂けます。

今回お借りしたのはカーボンフレームの仕様です。

フレーム

形状からしてかなりオフロードを意識しています。
ロードと比べると、明らかに寝た角度のヘッドチューブが物語っています。
それもあり、直進の安定性の高さを実感できました。

というのも、一世代前のSILEXから、よりオフロード優先のジオメトリーに進化させたとのことです。

”よりハードに安心してオフロードも攻められる”、そんなバイクでした。

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クリアランスについては45Cでご覧の通り。
650Bで太いタイヤ、ではなくそもそも700Cで太いタイヤを履くことができれば十分。
そもそも世の中の流れとして、700Cで得られなかったクリアランスを650Bで確保していたので、十分なクリアランスを700Cで確保できていれば650Bでなくても問題ないということなのです。

これ以上山の高いブロックタイヤは厳しいかもしれませんが、オンロードを走る場合も十分楽しめるサイズ感です。
日本においてはオフロードに行くためにオンロードも走りますからね。きっと。

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グラベルらしく、もちろんフェンダー対応設計。(フェンダーを付けた場合のクリアランスは700×42Cまでと変わります。)

その他

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チェーンステーにはプロテクターを標準装備。
カーボンの弱点である局所的な衝撃に最初から対策されています。
せっかくのカーボンに傷がついたらガッカリしてしまいますよね…

またドロップドチェーンステーを採用し、今回の仕様のようなフロントダブルにも対応しています。
これにより、将来的にGRXのDi2に丸々交換することが可能です。

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私が「おっ」と感じたポイント
なんと、通常のロード等よりも大きい径の180mmローターを前後で標準装備。
フレームが頑丈である証明とともにブレーキコントロールのしやすさはピカイチです。
オフロードへの意識が垣間見えます。
センターロック方式なので上位グレードのローターに付け替えることも可能です。

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もはやメリダのアイコンであるブレーキ冷却機能”DISC COOLER”も健在。
バイクパッキングでのブレーキ時に、負荷がかかり発熱をしても素早く放熱。細かいアップダウンにもより一層対応しやすくなっています。
これは前後ともに採用されています。

そしてこのフロントフォークは通常よりも長くなっています。
その理由とはなんと、”サスペンションフォークに付け替え可能”だからこそなのです。
ヘッドチューブは短めですが、オフロード特化型へ個性的なカスタムの一歩が踏み出せます。

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ダウンチューブ裏にもダボ穴はちゃんとあります。
その他豊富なダボ穴を備えるため、オフロード×バイクパッキングもちゃんと楽しめます。

最後に

・ロードバイクは持っているからとにかくグラベル、オフロードに特化させたい
・グラベルを始めてみたいけれど車種を絞れない

そんな方々に非常におすすめです。

上野本館にはグラベルやオフロードバイク、MTBを所有するスタッフが多数在籍しています。
各々の楽しみ方を提案できますので、ご検討中の方はぜひ1度お越しくださいませ。

改めまして、当日ご対応頂いた担当者の方々、貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。

 

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