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【試乗いんぷれ】日本人による日本人の為の国産ガチレース機材「KhodaaBloom STRAUSS PRO3」
by: 大槻拓摩

上野本館の大槻です。

今回は11月に行われた社内試乗会で、気になっていた1台に乗れたので簡単にいんぷれしていきたいと思います!

KhodaaBloom STRAUSS PRO 3 SL2

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¥399,850-(税込) カラー:ヨアケブルー

 

しっかり硬い!

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試乗車の構成は105機械式とシマノのRSホイールでした。フレームの雰囲気を感じるためにはある意味最適な組み合わせでしたが、しっかりとパワーを掛けても反応してくれるようでした。
高負荷のペダリングでもリニアに付いてくる剛性感を体感出来ました。国内レース使用をコンセプトに設計されているので全体的にカッチリ感高めで、FTP4倍中盤の自分の脚力でも満足できる硬さと反応性でした。
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BBの規格が時代を行くT47を採用していてカッチリしています。購入後にクランクや高性能BBに交換しやすいメリットなどがあります。
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一体型ハンドルを採用していることも関係があると思います。
この車体に付いている一体型ハンドルは同社のコンポーネントブランド「P&Pコンポーネンツ」のハンドル”KISSAKI”、カーボン一体型ハンドルながら¥35,200-(税込)と驚愕の価格設定となっています。一体型ハンドル特有のリジット感を体感できるとともに、エアロポジションが取りやすいようにブラケットポジションで狭くなるショートスタンス設計になっていました。
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サイズ展開も比較的多く、国内の幅広いサイクリストやレースユーザーにも応えるパッケージになっています。

“走り”が軽い!

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105機械式完成車の公称重量が8.8㎏と一般的なカーボンフレーム×アルミホイール×機械式コンポの完成車と拮抗しているにも関わらず、漕ぎ出しの軽さや走行時の操作性、180°ターンなどの取り回ししやすいと感じます。
究極の軽量化を突き詰めたヒルクライムバイクは平坦走行がキツいというネガティブな要素があるので、ある程度バイク重量があった方が走りやすいと思っています。国内のロードレースでは登りっぱなしみたいなコースプロファイルは少なく、基本的に短くパンチのある登りとコーナーが多い複合コースが多いので、機敏に反応するレスポンスの良さとアタックに対応できる剛性が最重要ということを自分自身草レースを走ってきて体感しました。
「持って軽い」と「走りが軽い」は一致しないのでレースしたいなぁとお考えの方は後者のタイプのバイクを選びましょう!

空力も考慮されてる!

シンデレラフィットで設計された一体型ハンドル、ナローポジションの影響も多分にありますが、高速域での速度維持のしやすさを感じることが出来ました
他のブランドや昨今のUCI規定に合わせて設計されたゴリゴリのエアロバイクのような派手さはありませんが、空力を考えた設計になっている事が分かります。
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フロントフォークが砂時計のような形状のヘッドチューブに段差なく繋がっています。空力を大きく左右するヘッド周りはフル内装/一体型ハンドルと相まって非常にスッキリしています。
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リア三角も空力を意識したシャープな形状になっていてバイク後方への抜けが良さそうです。
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色といいモデル名の入れ方といい洒落ています。

まとめ

レースで使用するフレームであればもっと過激なエアロ形状でもいいのではと思われがちですが、基本的にトレインを組んで空気抵抗を削減しながら集団で走るので、極端なフレーム形状でなくても良いという答えなのでしょう。集団走行を基としたエアロ性能と反応性の良さ、高いトータルバランスを突き詰めたバイクがこのストラウスだと思いました。
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レーシングフレームでありながらオリジナルブランドパーツや機械式コンポを採用していることもありカーボンバイクをリーズナブルな価格で楽しめるパッケージだと思います!

以下写真
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