【ﾏﾆｱｯｸ古谷野】12/31 走行日記 ＋ α
by: 古谷野穣治

12/31(火)

この日は珍しく目的地が決まっていました。松田町にある某ゴルフ場に向かうプチヒルクライムです。

距離5km弱で平均勾配8.6％とそこそこ上り応えがあります。何年かぶりに上りました。

ここは近所ですが周りには様々なヒルクライムスポットがあるので知名度は高くない思います。

ゴールがゴルフ場なので交通量は無いに等しく走りやすいです。

登りは楽ではありませんが頂上の見晴らしはとてもきれいです。

晴れた日は大島も見えます（画像奥）。

 別の場所に移動すれば箱根や開成町も見渡せます。

写真だと見切れていますが右側に富士山も見えました。

 ちなみにゴルフ場のそのまま進めば最明寺史跡公園がありますが、この時期は特に見どころではないです。それよりも松田町まで下る道（というか農道）が結構下りが急でテクニカルなカーブが続くのと路面上に落ち葉や砂があり綺麗とは言えないのでそのまま下るのはオススメしません。登ってきた道を引き返すことをお勧めします。

古谷野は数年前に同じ道をリムブレーキのロードで下って怖い思いをしたのを思い出しました。今回はディスクブレーキなのでその時よりはましでしたがそれでも楽ではありませんでした。登りも下りもここは楽ではありません。

松田町に下ってからは足柄街道を途中まで走ってから帰宅。

距離64ｋｍ、獲得標高1387ｍでした。

2024年は距離5,914kmでした。

サイコンのスタートボタンを押し忘れて記録されていなかったことが何度かあったので6,000㎞程でしょう。 

ちなみに10年前のデータを見てみたらその時は12,000㎞走っていた様です・・・。

あの頃は今よりも走る時間が取れていましたからね。

 （おまけ）

 BROMPTONのカスタムを行いました。

通称ANTOKU号(カスタム前)。

以前は古谷野のメインBROMPTONでしたが、P-Lineを手に入れてからは乗る機会が減り家族が買い物に使用していました。

しかし家族にはBROMPTONの価値を分かってくれなく手荒く扱うので代わりに新車を買ってあげました。

なので古谷野のもとに戻ってきたこのバイク。

古谷野の休憩の時に乗る用としてカスタマイズしてあげる事にしました。

 まずはハンドルバー。

ハンドルを交換してゆったりしたポジションになるようにします。

CARBON DRY JAPAN（CDJ）から出ているBROMPTON向けのカーボンハンドルにしました。

ラインナップはS、R、Mの3種類ありますが今回はRを選びました。

（CDJ　HPより画像引用させていただきました）

このバイクはゆったり乗るバイクなのでS（ストレート）ハンドルの様に低く乗る必要はありません。

それにSハンドルは既に別のP-Lineで使用しているので被っているのが気になっていたんです。

その他に持っているMハンドルのバイクは家の買い物用として活躍中です。

なのでSとMの間を取ってR（ライザー）タイプにしてみました。 

ハンドル重量は実測126g。元の純正アルミハンドルが実測124ｇでした（無駄のないストレート形状なので意外と軽量）。

ライザーは形状的に重量増になりますが、カーボン素材の恩恵で重量増は最低限に抑えられました。

グリップ位置が上がってリラックスした姿勢が取れるのとカーボン素材による振動吸収性の効果に期待ですね。

 さて、ハンドルを変えてそのままOK!!という事はありません。

今回グリップ位置が上がるのでケーブル長が足らなくなります。

試しにケーブルを変えない状態で折畳んでみたらケーブルに引っ張られて引っかかる所があり気になりました。

長いケーブルはきれば短くできますが、短いケーブルを長くは出来ません。

なのでケーブルを新調しました。日本のNISSENのBROMPTON専用ケーブルセット（ブレーキ＆シフト）です。

BROMPTONのケーブルカラーカスタム定番品ですね。古谷野はバイクに合わせて普通のBLACKを選びましたが・・・。

BROMPTONの場合はシフトインナーケーブルやケーブルエンドキャップのサイズが一般品と異なります。

BROMPTON純正にあるSハンドルやMハンドルの様に公式的にケーブル長が決まっていますが、純正にはないRタイプにはそのデータがありません。

なので実際に合わせながらケーブル長を決めます。これが意外と面倒です。

ちなみにケーブル取り付けの際はクランク（＆チェーン）を外すとケーブル長を決めやすく作業効率が良いです（↑写真）。 

 交換完了!!。BROMPTONに見慣れているとその姿に違和感がありますがこれはこれでありかなと思います。

乗車時にうっすら見える網目カーボンがまたいいです。

ハンドル高さですが、

カスタム前のSハンドルの地面からグリップ中心まで実測937mmぐらい。

 今回SからRに変更した状態で約1008ｍｍ。

 Mハンドル標準の高さが1300ｍｍでした。

全て実測値なので若干の誤差はあるかもしれませんが

元のSハンドルより70mm程高くなりました。

また標準のMハンドルより20ｍｍほど低くなっています。

なので現在Sハンドルを使用していてMハンドルほどではないですが、ほんの少し上げたいという方にはピッタリのハンドルです。

今回はSハンドルをベースにしたハンドル交換となります。SハンドルとMハンドルでベースのステムの長さが異なりますのでMハンドルベースになるとハンドル高が上記数値と変わりますのでご注意ください。

 そして密かにMINI-MODSの外装2速⇒3速カスタムキット（シフター＆リアスプロケット＆チェーン）を導入しました。

元からギアが少ないBROMPTONは1枚増えるだけでも結構変わります。

シフトレバーを押すのに少し癖がありますが慣れればあまり気にならない程度になります。

これまでよりもワイドギア化（11T-14T-17T）して使えるシチュエーションが広がりました。

それに伴いフロントのチェーンリングを54T⇒50Tにサイズ変更もしています。

下りでよほどのスピードを出したり、激坂を上るような使い方をしなければ気になることはあまりありません。

 そのカスタムの証（？）として同社のフレームプロテクターも導入しました。

チタン製と響きがいいです（笑）。

今回導入したアイテムたちは外観上カスタムした感が出ないので良い意味でBROMPTONらしいルックスを損なわなくていいです。

※MINI-MODS製品はその製品の特性上（車体との相性がでやすい）、ワイズオンラインでは扱いがありませんのでご注意ください。
店頭にてご注文＆作業依頼でもメーカーから取り寄せとなります。

ハンドル（グリップ）の位置が70mmほど上がったので全くこれまでと別の車体のように感じました。

思わずウホホとこれがこぼれてしまいます。これぞカスタム効果ですね。

今回カスタムした内容はBROMPTONの旧名称で言うとR3Lとなるのでしょうか。

車体を横から見ると一見普通ですが今回のカスタム以外にもいろいろパーツが変えられています。

休憩時の移動用としてはオーバースペックだと自覚していますが、その楽しみも趣味としては面白いです。

2025/1/11　古谷野

CDJ ﾄﾞﾗｲｶｰﾎﾞﾝ ﾊﾝﾄﾞﾙﾊﾞｰ Rﾀｲﾌﾟ　

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