泥レースに強い？WAKO’Sからマニアックなチェーンオイルが登場！
by: 間野友輔

府中多摩川店てんちょの間野です。
先週のことですが、新しいチェーンオイルが入荷してきました。
なんで先週の新商品を今更ブログアップするかというと、わたくしがテストしてたからです！
(｀・∀・´)ｴｯﾍﾝ!!
　
だって、中身知らないでおススメなんてできないじゃないですか。
いやいや、和光ケミカルさんのお仕事ぶりは信頼してますけどね。
　
そもそもは先週のシクロクロスレースSTARLIGHT CROSS in CYCLE MODEの会場で、弱虫ペダルサイクリングチームのサポートに来ていらした和光ケミカルの方に声をかけられまして。「新しい商品を持っていきます」
　
で、持ってきていただいたのが、これ。
　

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WAKO’S
CHAIN LUB Liquid
Extreme

なんかマニアックすぎて生産量が少ないのか、ストックあんまりないらしいのを6本置いていっていただきました。
　
簡単に言うと、水や泥、砂といったオフロードレースにつきもののチェーントラブルを招く異物からチェーンを守ってくれるチェーンオイルです。
チェーン表面をコートしたうえで、潤滑もしっかりやってくれる優れもの。
　
ただ、施工にあたっては若干の手間があります。
今ついているチェーンオイルや、隙間に入った異物などをしっかり落としてあげる必要があります。
そこで先週の休み2日間のうち、初日の朝にシクロクロスバイクのチェーンを徹底洗浄しました。
　　

こういうの使ってあげるとチェーンきれいになります。隙間のゴミも掻き出してくれますよ。
よく、内容量の多い速乾性クリーナーでチェーンを洗浄される方多いですが、速乾性のものだと油分は落としても、チェーンの隙間のカスはそのまま残ってしまったりします。ご注意を。
　
で、その後チェーンをしっかり乾かします。
水分が残っていると、このチェーンオイルがその水分に弾かれてチェーン内部に浸透しないとのこと。
　
次に、容器を30秒以上よく振ってから、一コマずつ、2滴を目安に注油。
2滴ってけっこうな量です。しかもこの時点でわかること、このオイル、けっこうな粘性です。
　
あとはクランクを回してオイルをチェーンに馴染ませ……6時間以上たってから余分なオイルを拭きとる！
　
……施工時の写真撮っておけばよかった
（最近こんな反省ばっかりだ）
　
新しいチェーンオイルを使うときの手順として特別なことはしていませんが、粘度が高いのでよく振る、拭き取りは6時間以上経過してから、というのがちょっと違うところですね。この6時間のうちに被膜を作り、あとは簡易洗浄であれば被膜はしっかり残るということです。
　

このチェーンオイルをつけて、翌日は野辺山に走りに行きました。おおよそ90km、大部分舗装でしたが、トラクターが土をたくさん残した農道や、一部グラベルも走ってきました。グラウンドレベルでは埃っぽい環境だったと言えますが……
　
気持ちよく走れ、付着した土なども、さっと払い落とせてメンテナンス性も良さそう
　
という結果でした。
引き続き、2週間後の野辺山シクロクロスでも使用して試してみたいと思います。
　
ちなみに粘性が高いことについては、最近読んだ書籍で、チェーンの粘度が走行に影響するのは150～200W以下で、それ以上になるとチェーンオイルの中の添加物が影響してくる、という研究結果を目にしました。シクロクロスやMTBクロスカントリー、グラベルライドなどの状況を考えたとき、ほとんどの時間帯はこれ以上のパワーを出していると思うので、粘度はあまり影響ないでしょう。
　
　
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府中多摩川店1階ケミカルコーナーでお待ちしております♪
　
14th November 2016 author : ワイズロード府中多摩川　まのゆうすけ
　
　
　