【STAFFBIKE】モダンスチールバイクに乗る~その③「ポジション出し」
by: 小西 真人

 

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ヘッドパーツボトムブラケットを組み込んだことで、下準備はおおよそ終了。

 

 

 

仮のホイールやらハンドルやらを取り付けて、一旦自転車のカタチにした上で

実際に乗るポジションに合わせた各パーツの位置決めを行います。

 

 

 

 

 

 

 

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バイオレーサーで導き出した数値を元に。

 

 

BBからサドルまでの高さ。

BBからサドルの後退幅。

サドルからハンドルバー中心までの距離。

サドル高とハンドル高の落差。

 

 

などを合わせていくと、こんな感じになりました。

 

 

 

 

今はサドル~ハンドルの落差をBMCと同じ110mmに合わせていますが

もう少しヘッドスペーサーを減らした方がカッコいいかも。

 

 

チポが120mmなので、それに合わせてもまあ違和感はないでしょう。

 

 

 

 

 

・・・それにしてもシートピラー出過ぎじゃないか???

 

 

 

 

 

 

 

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実はこのバイク、BBドロップ(ハンガー下がり)がめちゃくちゃ小さい。

 

 

 

ジオメトリ表によれば、わずか50mm!!

 

 

 

 

手持ちの他のバイクを見てみるとチポのRB800が68mm、BMCが69mm。

まさかと思ってCAAD10TRACKを調べたらそれでも58mm・・・

 

 

ガチのピストよりBBが高いなんて完全にやりすぎです。

 

 

 

 

重心位置が妙に高くなる分、安定感は確実に犠牲になっているはずですが

 

 

 

踏み出しと加速と操作に対する反応はおそらくキレッキレ!

 

 

 

 

 

乗りやすそうかと聞かれたら「かなり怪しい」としか言えなそうですが

 

間違いなく乗って楽しいヤツです、これ。