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2017/12/16 13:50
【インドアトレーニング】
ZWIFTをはじめるにはこんなものが必要です!
【ZWIFT通信 Vol.002】
私事ですがここ2年程、短距離の通勤以外ではほとんど自転車に乗っていないことに気付き、久しぶりに少しトレーニングをしてみようと思い立ちました。
そして、どうせトレーニングをするなら今盛り上がりをみせていて、当店でも推している【ZWIFT】を利用してみようと考え、さっそく準備してみました。
ZWIFTデビューにあたって必要なものを具体的にご紹介していきますので、これからZWIFTをはじめようとお考えの方は参考にしていただければと思います!
そもそも【ZWIFT】って何?という方は以下の記事をご覧ください。
□ZWIFT体験コーナーあります!ローラー台で楽しくバーチャルトレーニング!【ZWIFT通信 Vol.001】
■契約
画像はZWIFT公式ウェブサイトより
継続的にZWIFTを利用するにはオンラインでの契約が必要です。
月額固定料金制で月々¥1,500-です(2018年1月現在)。
支払いはクレジットカードかPayPalが使えます。
フリートライアルがありますので、まずは無料で試してみて、気に入ったら契約すると良いでしょう。
■ローラー台
ZWIFTをはじめるにあたって、自転車以外でとにかく必須なのがローラー台です。
自宅がマンションなので騒音にも考慮しつつ、できるだけ実走に近いトレーニングがしたかったので、GROWTACの【GT-ROLLER FLEX 3】を選びました(現在はマイナーチェンジして【GT-ROLLER F3.2】となっています)。
詳細は以下の記事をご覧ください。
□オンリーワンのローラー台!GROWTAC【GT-Roller Flex 3】
基本的にどのようなタイプのローラー台でもZWIFTをプレイすることは可能なのですが、パソコンとの連動性を考慮すると、ANT+やBluetoothなどの無線通信機能を持ったもの(ELITE 【KURA】など)だとよりセッティングがスムーズです。
さらに、負荷連動機能(ZWIFT内の道の傾斜に応じてローラー台の負荷抵抗が自動で変化する機能)が搭載されている一部の上位モデル(ELITE 【RAMPA】や【QUBO DIGITAL Smart B+】など)を使えば、プレイの臨場感が非常に高まるので、よりZWIFTの世界に入り込みやすくなります。
■パソコン
PC、MACのどちらでもプレイ可能ですが、OSのバージョン等に下記のような制限があるので、ご自身のデバイスが条件を満たしているかは要確認です(2017年12月現在の情報です)。
最近のものであればiPadなどのiOSデバイスでもプレイ可能です。
•OS: Windows 7 x64 bit, OSX 10.8
•CPU: Intel Core 2 Duo
•メモリー: 4GB
•グラフィックス: 1GB dedicated GPU, or embedded Intel HD 4000/AMD R5
•ハードディスク: 4GBの空き容量
ちなみに私は自宅にあったWindows PCを使っています。
■ワイヤレス通信機器/自転車、ローラー台側
画像はELITEの対応ローラー台に無線機能を追加するための専用オプション【MISURO B+】
(ELITE公式ウェブサイトより)
PCなどZWIFTが動作しているデバイスに走行情報を送信するための無線機能が必要です。
はじめから無線機能を持っているローラー台であれば特に追加で必要なものはありません。
標準で搭載していなくても、ELITEの一部のモデルのように後から無線機能を追加できるローラー台もあります。
自転車にANT+(GARMINなど)かBluetooth SMART規格のスピードセンサーを取り付けてあれば、そちらとZWIFTデバイスを連携させることもできます。
また自転車にパワーメーターを搭載していれば、そちらとの連携も可能です。
私は旧式の「PowerTap」パワーメーターで接続しています。
■ワイヤレス通信機器ZWIFT動作デバイス側(PC、MACなど)
画像はELITEのANT+データ受信デバイス。USBタイプでPCなどのUSBポートに挿して使用します。
(ELITE公式ウェブサイトより)
ZWIFTが動作しているデバイス側に、ローラー台や自転車から送信された走行情報を受信する機能が必要です。
無線規格としては「Bluetooth SMART」と「ANT+」の2つがあります。
「Bluetooth SMART」は最近のデバイスであれば標準装備していることが多いので、送信側が「Bluetooth SMART」規格のデータを送信できれば、受信側にはオプションは不要です。
しかし、Bluetoothは機器間の相性問題などでうまく連携できないケースが多いようなので、もしペアリングに失敗したり、通信が不安定だったりした場合は、「ANT+」を使った方が間違いないかと思います。
「ANT+」はPCやMACでは標準搭載しているケースはほぼありませんが、パワーメーターの通信規格としては事実上の標準規格です。
ペアリングや通信状態も比較的安定している印象なので、専用の受信デバイスこそ別途必要になりますが、個人的には「ANT+」での接続の方がおすすめです(私もANT+接続で使用しています)。
■扇風機
ローラー台がはじめての場合忘れがちですが、扇風機は隠れた必須アイテムです!
自然に空冷される外での走行と違い、ローラー台は無風の室内で行います。
1度体験してみると分かりますが、数分も漕ぐと汗だくになり、高めの強度で30分も続けると床に汗の水たまりができます!
体のオーバーヒート状態を回避するために扇風機は必須だとお考えください。
■マット
ローラー台から発生する振動への対策は、特にマンションなどの中層階以上では非常に重要です。
専用の防振マットを敷くことによって、下の階などに伝わる振動をある程度減衰させることができます。
また、振動対策以外にも、大量にしたたり落ちる汗で床が汚れるのも防いでくれます。
振動対策が必要ない場合は、普通のビニールマットでも代用可能です。
■スウェットガード
画像はELITEのスウェットガード【Protec Plus】です。
(ELITE公式ウェブサイトより)
扇風機や、防振マットのところでも書きましたが、ローラー台を回すと大量の汗をかきます。
このスウェットガードを使用することにより、汗が自転車のフレームやパーツにかかって汚れたり、サビが出たりするのを防止することができます。
もちろん普通のタオル等を使ってもいいのですが、専用品は着脱が簡単なのと、フレームに直接触れにくい構造になっているのでオススメです。
■スマートフォン
画像は専用アプリ【Zwift Mobile Link】の画面表示例です。
(株式会社 箕浦のZWIFT紹介ページより)
ZWIFTにはスマートフォン専用アプリがあり、それを使うとプレイ中に進行方向を変更したり、プレイヤーの視点を切り替えたり、スクリーンショットを撮影したりと、いろいろと便利な機能を手元で使えます。
イメージとしてはテレビの多機能リモコンのようなものと思っていただければ良いと思います。
必須のものではありませんが、あるとよりZWIFTを楽しむことができます。
ちなみにこの記事のトップの画像は、このアプリのスクリーンショット機能で撮りました。
■まとめ
ZWIFTをはじめるのに必要なものをまとめると
■契約 | :必須 |
■ローラー台 | :必須 |
■パソコン(もしくはiPadなど) | :必須 |
■ワイヤレス通信装置/自転車、ローラー台側 | :必須 |
■ワイヤレス通信装置/ZWIFT動作デバイス側(PC、MACなど) |
:必須(送信側とパソコンの組み合わせによっては追加購入不要の場合あり) |
■扇風機 | :事実上必須 |
■マット | :できれば用意したい |
■スウェットガード | :できれば用意したい |
■スマートフォン | :あると便利 |
といった感じになります。
以上、ZWIFTをはじめるにあたって必要なものをまとめてみましたが、参考になりましたでしょうか?
ZWIFTやローラー台に関してご質問等ございましたら、お気軽に店舗までお問い合わせください!
■インドアトレーニング関連の過去記事はコチラ
□ZWIFT体験コーナーあります!ローラー台で楽しくバーチャルトレーニング!【ZWIFT通信 Vol.001】
□静かなローラーならこれ!ELITE 「KURA」!ZwiftももちろんOK!
□ZWIFTやるならコレ!ELITE「QUBO DIGITAL Smart B+」
□【インドアトレーニング】負荷連動でZwiftを最高に楽しく!ELITE【RAMPA】
□オンリーワンのローラー台!GROWTAC【GT-Roller Flex 3】
□携帯性に優れレース会場でのアップにもオススメ! FEEDBACK SPORTS 【OMNIUM】
□画期的フローティングシステム採用の3本ローラー!ELITE「QUICK-MOTION」
□スタイリッシュで“スマート”なライトブルーのローラー台 TACX 「Satori Smart」
□静音性に優れたダイレクトドライブ方式のシンプルなローラー台!ELITE【VOLANO】
■船橋店ではインドアトレーニング用の周辺機器が充実■
店内には実際に乗って試せる体験コーナーも常設しております!