【ぶるべらいだぁす！】来年のブルべに向けて【準備編②】
by: 佐藤篤

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－ブルベ関連記事－

①【基礎知識編】

②【機材編】

③【準備編①】

④【準備編②】←イマココ

⑤【難易度・傾向・対策】

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ブルべライダーの佐藤篤です。

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あれやこれやと書いている内に

２０１７年１月前半のブルべ申し込みが始まってしまいました（汗）

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当初参加を予定していたブルべに申し込み損ねたので

別日に参加予定です。

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大体のブルべは開催日の一カ月前に申し込み開始となります。

チェックをお忘れなく。

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今回は準備編②としまして

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【　『万が一』 を防ぐ　】

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＿という点をまとめていきます。

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前回の準備編①では

『万が一』に備えることについてまとめました。

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ただ、やはり何も起こらないのが一番ですよね。

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あれやこれやとトラブル対策の

道具を携行すると荷物がかさ張りますし

車重が増えて長距離走行がつらくなります。

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そうなっては本末転倒なので

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「軽微なトラブルは未然に防ぐ」

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というのが重要になります。

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【パンクに強くする】

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ブルベで一番発生するトラブルというと

やはりタイヤのパンクです。

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みなさんはパンク対策って

何かしていますか？

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耐パンク性能に優れたタイヤやチューブに交換する

というのももちろん効果的なのですが

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実はもっと根っこにある

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リムテープ

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これの整備不良によって

短期間に何度もパンクしてしまうということがあります。

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中にはリムテープがずれていて

ニップル穴が露出してしまっている人も・・・

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ニップル穴を塞ぐというのは当たり前ですが

経年劣化や空気圧によって変形してしまうと

何の前触れも無く突如パンクしてしまいます。

出先での交換修理も面倒です。

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なので、タイヤやチューブを交換する前に

リムテープの点検・交換を是非オススメいたします！

一度交換してしまえばそうそう頻繁に

消耗する部品では無いので安心出来ます。

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交換の際は高圧対応/HP表記のものがおすすめです。

中でもシュワルベのものがおすすめです。

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各サイズ　￥500（＋税）前後

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リム幅によってサイズがいくつかありますので

分からない方はスタッフにお尋ね下さい。

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そ・し・て

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チューブレス、チューブラーを使用中の方は

シーラント剤を必ず入れておきましょう。

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わずかな重量増になり、ホイールバランスも悪くなりますが

安心との引き換えだと考えましょう。

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シーラント剤は各社から発売されていますが、

もし存在するのであれば

ご利用中のホイールと同一メーカーの

シーラント剤にしておきましょう。（相性などの問題）

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シーラント剤を入れたホイールは

当社のホイールバランサーを施工出来なく

なりますのでご注意ください。

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【オーバーホールをしてみよう】

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オーバーホールとは

パーツを部品単位に分解して清掃・整備を行い

元の状態に組み立て直す事です。

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もちろん我々のようなショップに依頼するのが

お客様にとって手間もなく楽なのですが、

一度自分自身で可能な範囲でやってみるのを勧めます。

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この場合「機能改善」を目的とするのでは無く

「ここがこうなっているのね（機構）」という確認をする事が重要です。

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全てを１から組み立てるバラ完とは異なり

オーバーホールは基本的に部品規格は全て合っているはずなので、

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「調節可能な範囲」　で

「締めたり緩めたりする」

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という作業になります。

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しかし「出来たと思って出来ていなかった」

というのが常ですので

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ある程度整備に自信が持てるまでは

自身で整備をした上でプロに

チェックして貰いましょう。

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これを何度か繰り返す内に

「100点ではないが、少なくとも安全に走行できるレベル」

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程度には整備を行うことが出来るようになります。

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特にブルベは土砂降りでも続行せざるを得ない可能性もあります。

走行距離はさほど無くとも予想以上にダメージが

蓄積している事もあり得ます。

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フレームやパーツへのダメージは予兆が感じられず

突如として破損してしまうなんてこともあります。

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普段から車体の状態をこまめにチェックしましょう。

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「何もしていないのに壊れた」

という言葉はよく耳にしますが、

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「何もしていないと（突然）壊れる」

のが自転車です。

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【いざとなればドーピングで対応！？】

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物騒な見出しですが、

考えてみればブルべは競技では無いので

ライド中とかにビタミン剤とか鎮痛剤とか

服用してもOKなんですね。

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ハンガーノックや体調不良に陥らないに

越したことはありませんが

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嫌な予兆を感じたら早めに対処しておくのがポイント

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私がビタミン剤以外で携行するのは胃腸薬。

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長距離走行の後半になると消化器系に

ダメージが溜まり、補給をしても

消化・吸収が追いつかないということがあります。

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ゴール後の回復もスムーズになりますので

持っていて損はありません。

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ブルべ以外にもイベントやレース後の

回復が遅く、翌日に響くな～

という方は是非お試しください。

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胃腸薬の携行を忘れたときは

飲むヨーグルトやヤクルトなどの乳酸菌飲料

でもカバーできますのでそちらもお試しあれ。

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【洞窟にでも行くんですか？】

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よく洞窟探検や登山をする方が身につけている

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ヘルメット装着型のヘッドライト

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200㎞や300㎞ブルべなら無くてもOKですが、

400㎞以上を走るのであれば「あると安心」です。

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何に使うのかというと

夜間キューシートを確認するために使います。

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もちろん光量が十分であれば前照灯としても使えます。

視線の先を照らすことが出来るので

郊外のナイトブルベでは高輝度ライトよりも効果的です。

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ただし、ヘッドライト自体重量があるので

明るいうちは取り外しておきます。

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CATEYE　ヘルメットマウントブラケット

￥750（＋税）

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これを使えばCATEYEライトを

ヘルメット頭頂部に取り付けることが出来ます。

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書いておいてなんですが、

私はコレ実は持っていません。

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その代わりCATEYEのカートリッジバッテリーの

スペアを３つ携行しています。

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【大人のマナーとして】

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これも必須事項ですが

記載忘れの為こちらの項目に記載します。

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ブルベの参加規約にありますが

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死亡・障害・損害賠償保険への加入

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が必要です。

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ただし

主催者側では本当に加入しているのか、

有効期限切れになっていないかなどのチェックは

原則行いません。

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補償額○○万円以上じゃないとダメ

といった基準はないのですが、

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一つの目安として

死亡保障：５００万円

損害賠償：１億円

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以上にしておけばとりあえずはOKという感じですね。

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お金で元に戻せる被害であれば

この補償が最後の砦になりますので

ケチらずに自分にあった保険に加入しておきましょう。

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前回の準備編①の内容も含め

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「まぁ大体OK」

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になったらブルベに対する壁も

大分低くなるのではないかと思います。

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次回は【コース選択編】としまして

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今まで参加したブルベと地域毎の傾向

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をまとめたいと思います。

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続報、こうご期待あれ。

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