2017/05/11 10:03
【パワトレ!】ガーミンベクターの時代がついに来た?!【シマノ互換キット発売】
by: 永平 宏行
バイオレーサーの中の人です。
海外ではすでに発売されており、事情通の間では
「国内販売はまだか?!」
と話題になっていた、
ガーミンベクター
(LOOK Keo互換のペダル式パワーメーター)
の、
シマノペダル互換キット
写真はキットを組み込んだアルテグラのペダルです。
がついに国内販売開始です!
詳細は以下の通り。
- 5月25日(木)発売
- 予約受付開始5月18日(木)
- アルテグラPD-6800のボディに、ベクターのペダル軸ユニットを移植できるキット
- ¥12,000+税
- 専用工具はキットに付属
- 軸長はほぼ変わらない
- 作業は比較的簡単
(店舗に依頼するなら当社で参考価格¥3,200+税(ペダル交換+軸換装)) - 必要な工具:スパナ(17mm、15mm、8mm)、モンキーレンチ
※トルクを数値管理する場合は15mmペダルスパナソケット付きのトルクレンチ
(テコの長さが変わるので数値の換算をしましょう)
換装前のアルテペダルとガーミンベクター。
後ろの黒い筒が換装キット。
軸長の比較。
ネジの座面を揃えていないのでアレですが、
まあ、ほとんど変わらないということで。
このキットで恩恵を受けるユーザーは、
ペダル式にメリットを感じてベクター使っているものの、
- 仲間のバイクに試乗する時、周りはシマノが多く、ペダル交換するのが面倒
- 本当はシマノペダルの使い勝手(面の広さとか)が好き
- ベクター使いつつも軽量化したい
(ペダル本体左右で42gの軽量化) - 入手性の良いシマノクリートにしたい
- アルテグラのペダルが余ってるから、試しにやってみようw
という方々でしょうか。
↑換装前
↑換装後
ノーマルアルテに比べて片側+7g
ノーマルベクターに比べて片側-21g
※本体のみの比較。ペダルポッド含まず
↓換装作業は比較的簡単
そして、新品需要もありますね。
「新品でシマノペダル仕様のパワメを導入するぞ!」
「ベクター良いんだけど、シマノ互換だったら…」
というユーザーの新品需要です。
新品ベクター2J+アルテペダル+互換キット
だと、
合計154,231円+税になります。
結構なお値段ではありますが、
他社のクランク式やペダル式のパワーメーターと同等か
むしろ安いぐらいですね!
片側計測のベクター2SJ+アルテペダル+互換キット
だと、
合計105,231円+税になります。
ふむふむ、これなら低予算でパワメ導入したい人にも
現実的な価格じゃないですか。
使い道のない(2個イチに出来ない)
ベクターのボディとアルテのペダル軸が余る…
というのに目をつぶれば。
(スペアボディだ!と前向きに考えましょう)
その他、素朴な疑問をガーミンジャパン様に聞いてみました。
「ボディ無し、ペダル軸のみのベクター化キットの発売は?」
⇒未定
「他社ペダル含めて対応モデルの拡充は?」
⇒未定
だそうです。
今後、上記二点の実現に期待したいですね。
そもそも、ベクターのメリットって何?
という点も紹介しておきます。
・ペダル式だから、複数バイク間の使いまわしが比較的簡単
・好みのクランクを使える(カンパだって、ディズナだって何でもOK)
※クランクアームの幅44mm、厚さ15mm以下であることが条件です
・クランク式のようにフレームとの干渉を気にしなくても良い
また、ガーミンのサイコンと組み合わせることで、
各種【ペダリング解析】が
シンプルで直観的な表示で確認できます。
※表示できる内容は年式・モデルによって異なります
①トルク効率
ぺダリングサイクル毎の総出力に対する有効出力の割合(%)
②ペダルスムーズネス
ぺダリングサイクル毎の平均出力と最大出力の比率(%)
③パワーフェーズピーク
ペダルのトルクがかかっている範囲(開始地点と終了地点)
④プラットフォームセンターオフセット
ペダルの中心からどれ位の位置を踏んでいるか
ペダル式ならではのメリット、
そしてサイコンのデファクトスタンダードである
「ガーミン」
の生態系と完全に親和するスペック。
国内人気ではパイオニアに押されがちでしたが、
なんだかシェアが広がりそうな予感です!
5/18(木)よりガーミン取扱各店にて
予約受付け開始いたします!
いち早く入手したい方は、お早めに!
大反響!
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