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2017/01/12 02:44
ツール・ド・フランス制覇通算12度目の偉業を成し遂げたPINARELLO(ピナレロ)。
2016年度の山岳コースにおいて、
特定の選手にのみ起用された特別なDOGMAがあります。
現在、最強バイクの1つとして挙げられるピナレロのフラッグシップモデル。
DOGMAの進化モデル DOGMA F8 X-LIGHT
以下、メーカーより
DOGMA F8が持つフレーム剛性とエアロダイナミクスはそのままに軽量化を達成。
新しいトレカ® T1100G UDカーボンを、樹脂の使用量を減らす事が出来るプリプレグ(カーボンシート)で使用し、専用の成形用金型と今までよりさらに工程数が増えた複雑な積層作業で構造を最適化することにより、フレームで約80g軽量化されています。DOGMA F8 Xlightはフレーム780g、フロントフォークが340gと軽量に仕上がっています。※フレームサイズ530mm/未塗装
通常のF8とは、箇所によってUDカーボンを使用することにより、より軽く剛性ある仕上がりになっております。
私、個人としては、これは“特別”というイメージ。
これを作るために新しい金型を用意するとか信じられません。(いい意味ですよ。)
それだけ掛けるモノがあったのでしょう。
見た目は同じ、だけど中身が別物。
別物と言ってもフレームで80g軽くなっただけでしょ?・・・って思われがちですけど、
それは違うのではないかと・・・。
完成されたドグマF8の売りは、軽さとエアロを両立するスーパーオールラウンダー。
そのチューブ一つには、計算し尽くされたカーボンレイアップがあり、それによってF8の完璧なバランスは成り立っています。
そこのバランスを崩さずに軽量化となると、それはそれは至極困難でしょう。
バランスが崩れると、それは同じ形をしていても別物となってしまいます。
軽くなったけど、進まない。
コーナーリングがなんか違う・・・。などなど。
フレーム重量780gはもはやピナレロは軽くないとは言わせませんね。ただし、乗り手の制限があります。
注意書きに『体重制限』を設けられているのです。
装備を含めた体重:75kg以下
これが、X-LIGHT に乗れる条件です。
残念ながら私は乗ったことがりあませんので、インプレをお届けすることができません・・・。
UDカーボンを用い、軽量化された上に剛性とエアロは失わずとなれば、同じF8とは別の乗り味であろうと予測します。
既に戦闘機の如く、加速するF8が軽量になっているとなれば、
その加速は如何なるものなのか、どれだけの登坂力を持っているのか・・・興味しかありません。
世界限定200台。
ワイズロード大阪本館にてSKYカラー、サイズ53入荷致しております。