2021/04/15 15:38
リム屋のマヴィックとしては、コストの都合であまり工夫の余地がないリムが
使われたホイールをエントリー機扱いしたくなる気持ちもわかりますが。
よくよく見ると、いい意味で手を抜けないマヴィックらしさが溢れる高コスパ
ホイールだったりします。
〇MAVIC 2020 AKSIUM DCL
¥39,600-(税込) → ¥ASK!!
ロゴのフォントや配置にちょっと前のマヴィックっぽさが感じられて〇。
シンプルでミニマル過ぎる今の路線よりもこの頃のデザインの方がカッコイイ
と個人的には思うのですが・・・
同じアクシウムでも「エリート」ではないのでUSTチューブレスには非対応。
リムの継ぎ目が溶接ではなくピン接合なのもエントリーっぽい。
まあディスクブレーキ用のホイールなので、この段差が擦れる音が気になって
困るという心配はなさそうですが。
インナーリムは20Cとやや太め。
28~35Cくらいのグラベルタイヤ(クリンチャー)を組み合わせて、未舗装路
に持ち込んでも面白そうです。
ハブの構造は上位グレードを踏襲。廉価版のディスクブレーキハブをわざわざ
作り起こすくらいなら、共有した方が手間が省けるということなんでしょう。
ID360フリーを採用していることもあって、コギ味や加速のダイレクト感等が
上位モデルに準じているというのは実は結構なアドバンテージ。
USTチューブレス対応ではないという所くらいしか穴がない、基本性能高めの
エントリーホイール「アクシウムDCL」。
普段は「キシリウム」や「コスミック」でオンロードを走っているライダーの
グラベル用サブホイールなんて使い方にもピッタリです!!