【GIOS】シンプルでリーズナブルなクロモリロードバイク「FENICE」!
by: 大阪本館スタッフ

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カーボン全盛の今でも、クロモリやアルミといった金属フレームを好んで
作り続けているイタリアンブランド「ジオス」。

クロモリロードバイクの超定番モデルと言えば「AIRONE」がありますが
個人的にはこの「FENICE」のディテールの方が、よりクロモリらしくて
好みかもしれません。

 

 

カタログだとこの色はダークグリーンらしい

 

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〇GIOS  2021  FENICE  ¥98,780-(税込)

 

モデルごとのグラフィックに大きな差が無いジオスなので、見た目から
値段が推察しにくい・・・というのが良い方に出ている気がします。

ベタ塗りのいわゆるジオスブルーではなく落ち着いたメタリックブルー
なのも良い感じ。鮮やかだった青が経年劣化で黄変したような雰囲気に
なっているのは、わざとなのかたまたまなのか。

 

 

ほどほどに現代的でほどほどにクラシカル

 

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ジオスオリジナルのクロモリチューブの接続はラグでなくTIG溶接。

クラシカル度は下がりますが、太いチューブが使える分フレーム剛性を
高くでき、さらにラグが無い分軽量にも仕上げられるので、旧車っぽい
クセがない現代的で乗りやすいフレームが作れます。

別体式のヘッドパーツや、取り外し可能なワイヤー受けといった小物の
チョイスもなかなかツボを押さえていて〇。

 

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フロントフォークもクロモリ製。肩のところにラグっぽい処理が施されて
いるのもいい味出しています。

緩くカーブした細身のフォークとすることで、フレームとのマッチングも
完璧。バイク全体のシルエットが一気にレトロな雰囲気になります。

ステム・ハンドル周りは現代的なアヘッド方式ですが、ポジション調整が
やりやすいのでこれはこれでアリ。

 

 

ヘッドマークもレトロなバッヂタイプ

 

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いまどき塗装ではなくバッヂ式のヘッドマーク。こういったディテールの
細かい積み重ねがバイクの完成度を高めてくれます。

よく見ると五輪のエンブレムが!

これは創業者のトルミーノ・ジオス氏が1936年のベルリンオリンピック
にイタリア代表として出場した事を記念したもの。

80年以上前のこととなると権利関係もおおらかなんでしょう。

 

 

コンポ云々を語るバイクではないですが

 

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搭載コンポはシマノのクラリス(2×8速)。リア8速ですがロードバイク
ならではのスピード感や軽快感は十分に楽しめます。

ジオスと言えばシマノホイール。ヴィットリアのタイヤと合わせて足回り
のスペックは(価格を考えれば)結構高め、クロモリ特有のバネ感がある
気持ちの良い走りをスポイルしてしまうような心配もありません。

 

 

長く付き合える愛車として

 

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フレームサイズは450。
おおよその適正身長は165cm前後くらいでしょうか。

(詳細なフィッティングはバイオレーサーにて計測いたします)

 

細身のスチールチューブならではの「しなりと戻り」が、乗り心地にも
コギ味にも良い感じに作用するのがクロモリバイク。

カーボンやアルミとも違う独特な世界観(沼)にハマる人多し。

流行り廃りの影響も受けにくいので、1台をじっくりと楽しみたい方にも
オススメです!

 

 

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