【ワイズロードスタッフ試乗会】エアロロードの代表格【MERIDA REACTO】試乗させて頂きました
by: 小平陽大

みなさんこんにちは。Y’sRoad実業団のコダイラです。今回はスタッフ試乗会にて、台湾ブランドのMERIDAさんからリリースされている注目のエアロロード「REACTO 8000-E」をお借りさせて頂いたのでインプレ&ご紹介。

1 MERIDA REACTO 8000-E
2 仕様
3 注目ポイント①
4 注目ポイント②
5 インプレ

MERIDA REACTO 8000-E

参考価格 : ￥935,000-(税込)
Size : 50
Color : GLOSSY BLACK/MATT BLACK | EK96

仕様

・コンポーネント SHIMANO ULTEGRA Di2
・ホイール REYNOLDS AR 58 DB

注目ポイント①

FSA(Vision)のリリースする「ACR」を採用しコクピット周りはケーブル類が内装化されます。それによってフル内装となり空力性能が底上げされます。またアッセンブルされたパーツはVision製ステム/ハンドル一体型のMETRON 5D。お借りした50サイズにはステム部100mm、ハンドル部400mmのものが装着されていました。

注目ポイント②

フレームを形作るカーボンは「CF5」グレード。トッププロ達の駆るTEAM-Eと全く同じマテリアルを採用しています。またDISCブレーキ化に伴ってDISCクーラーを搭載。放熱性能に磨きをかけます。

インプレ

一言で表すとすれば「今すぐ欲しい」マシンでした。
トップグレードと同等のカーボングレードを採用し、反応性に優れた乗り味であり巡航性能はピカイチ。
高速域に乗り切るまでのスパンと伸びは心地よく、巡航体制に入ったのちの維持や再加速は眼を見張るものがありました。
先日開催された格式高いクラシックレース「Paris-Roubaix」においてもコルブレッリ選手がほぼ市販品のアッセンブルで勝利を収めたことで大きな話題となりました。あの石畳区間を含む、想像を絶するほどの厳しいレースにおいて素晴らしい走行性能を示したことからエアロフレームのネガティブイメージとして挙がりがちな快適性に関しても高い性能を証明したとも言えます。
トップスプリンターたちの超高出力をも受け止め、推進力に変換する高いポテンシャルを持っているため、アッセンブルするホイール剛性によってスパルタンな乗り味や、快適性重視の乗り味など幅広い走行感の実現が可能なのではないかと感じました。
最後になりますが、こうした情勢下でも感染症対策を講じ開催に漕ぎつけて下さった関係者及びメーカーさんにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。