【インプレ】話題の新ホイールWH-R9270-C50-TLをインプレ！
by: 植竹海貴

こんにちは、植竹です。

毎月最新のシマノホイールをお借りしてインプレッションをしています。

第6弾はこちら！

1 WH-R9270-C50-TL
2 新宿本館に在庫あります！
- 2.1 過去のホイールインプレブログ

WH-R9270-C50-TL

前後セット価格：233,530円（税込）

重量：フロント674g、リア787g
　　　計1,461g

私もレースで使用しているホイールです！

普段から使用しているのでお借りせずに、普段の使用感や前後異なるハイトで使ってみてのインプレをしていきます。

オールラウンダー

シマノ曰く、ラインナップの中で最も万能なホイールです。重量とエアロダイナミクスのバランスに優れています。

なんと、前モデルのC40より軽量で、C60とほぼ同等のエアロダイナミクスを誇るそうです。

平坦ステージから山岳ステージまで高クオリティな走りを提供してくれます。

インプレッション

私の個人的な感想になってしまいますが、剛性感が丁度良いです。剛性は高いのですが、踏み負ける感じはなく、パワーが無駄なく推進力にかわっている感じがします。重量も前後で1461gと、50mmハイトにしては軽量で、登りも軽快に進んでくれます。

DURA-ACEのエンゲージメントタイプはDirect Engagementを採用しているため駆動剛性が高く、掛かりがとても良いです。踏み遅れる感じがなく、踏んだ瞬間に加速してくれます。

ダンシングしたときは、グワングワンと音を立てて進み、威圧感を与えてくれます。バイクの振りは重いわけではなく、女性の私でもバイクを振ってダンシングできます。

フレームとの相性もあるかと思いますが、長距離のライドでも後半に脚が売り切れて踏み負けてしまうことは少ないです。

前後異ハイト

スペアホイールにR9270-C36-TLを使用しているので、前後で異なるハイトのホイールを履いてみました。

フロントC36、リアC50

プロのレースでも見かける、前輪ローハイト、後輪ディープの組み合わせです。前後C50から、カタログ上では54g軽量化できます。

普段C50を使っていたので後輪がC50だと、踏んだ時のフィーリングが変わらないので乗りやすかったです。剛性は変わらず軽量化ができた印象でした。また、前輪がローハイトのためコーナーがよりクイックに曲がれるようになりました。

私はこちらのほうが好みでした。見た目も好みです！

フロントC50、リアC36

前輪ディープで後輪がローハイトの組み合わせも試してみました。東京五輪出場選手の増田成幸選手は前輪ディープのセッティングを多用していますね。前後C50から、カタログ上では57g軽量化できます。

駆動輪がローハイトになると横剛性が弱まるので踏み感が変わります。踏むよりきれいに回すと進んでくれる印象になります。回すペダリングが得意な人やあまり踏まずに後半に脚を残しておきたい人などはこちらのセッティングはありだと思います。一番風を切る前輪がディープになるため、単独逃げの時などはエアロダイナミクスの恩恵を多く受けられます。