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TIME ALPE D’HUEZ DISC試乗インプレ!ロードバイクの楽しさってこれだよね!
by: 石川康輔

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アサゾー店にて非常に人気の高いフランスブランドの1つ、TIMEの試乗も勿論してきました!!アサゾー店では11/11、12日の二日間試乗会を行う予定なので気になる方は試乗しに来てください!!

詳しくはコチラ↓

現代ハイエンドロードの良心

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ホイールがあっち向いていますが気にしないでください。

サイズはMサイズで700mmのサドル高でこんな感じです。私自身大き目フレームが好きなのでもし買うならMかもしれませんが、ハンドルがあと10mm下がってくれればバッチリだったのですが、、、(なんてね)

まず、この新型ALPE D’HUEZ(アルプデュエズ)は今時のエアロで剛性ガンガンに高めたハイパーバイクと呼ばれるような現代的なレースバイクではありません。(私の感想です)

上質さをロードバイクに求める方が「コレコレ!この感じのロードバイクが欲しかった!」って言っていただけるような丁度いいバランスの剛性感で独特のしなやかさが感じられる独自製法からくる乗り心地の良さ。それが特徴的な古典的なロードバイクの現代版って感じです。

TIMEのフレームってこうだよねって言ってもらえるようなフィーリングをディスクブレーキで現代的なスペックで実現しているという所が今回乗ってみて感じられました。

スペック

フレーム素材:BCS(編込み)カーボン繊維、ベクトラン繊維、ダイニーマ強化と完全に独自路線を行きます。

タイヤサイズは28c対応と、昨今のワイドブームから考えると少し狭い感じがしますが、結局28cタイヤが一番バランスがいいので特に問題は無いと思います。

ワイドタイヤで軽いグラベルや路面の荒れた林道も走りたい方は兄弟モデルのADHXというモデルがあるのでそっちをお勧めします。

特にフレーム重量の記載はないのですが、持って軽く走って軽くというリムブレーキ時代のロードバイクの進化の流れを感じました。

製法の都合上世の中の軽量特化バイクと重さで競う事はできませんが、シンプルなフレーム造形なので思った以上に軽いと思います。UCI規制を下回ろうと思えばいけると思います。(たぶん)

ハンドル回りはデフォルトでDEDAのS-DCRを採用しておりヘッドセットの交換を行う事で様々なステアリングシステムへの交換が可能です。今回のバイクにはFSA製のヘッドセットに変換してメトロンハンドルがつけられていました。

各部を見ていきます

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ACR化してフル内装にする事もできます。フレームのカーボン地とハンドルの3k柄がマッチしていますね。

 

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ワイドなリムに旧ETRTOの28cタイヤで実測30mmは越えていると思われますが問題なく対応しています。

 

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後ろもクリアランスに問題はないですね。ラグ構造のフレームが美しいですね。

 

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一般的な27.2ポストが使えるので好みやポジションに合わせてお選びください。

 

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振動吸収性が高いカーボンリジットフォークとチューブレスタイヤが高相性!乗り心地良いですよ。

 

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後ろ三角が美しいですね。ライドの休憩中に眺めている自分を想像しただけでも幸せです。

 

生まれ変わったTIMEの考えるロードバイクの形

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TIMEってここ少し前の事ですが経営が変わったという話を耳にして、最近のラインナップの傾向や、製品自体の設計を見ていて色々考えていましたが、このバイクを乗ってみて安心したというか、納得したというか、腑に落ちたというか、すごくポジティブな気持ちになりました。

ここからは、インプレ的なお話をしていきますが、多分殆どが抽象的な話になると思います。

このアルプデュエズ、世の中での立ち位置として私が考えるのは

現代の高級ロードバイクが高速化して競技モデルとして特化していく中で、ラグジュアリーロードとして掘り下げた大人な設計になっていると思います。

どんどんフレームが高速化、高剛性化していますが、乗っている人間は毎年年齢を重ねてエンジン性能も落ちているという人の方が人口から考えても多いと思います。

凄く剛性の高いフレームもエンジン性能が落ちてしまうと性能を発揮できなかったり、エンジンの非力さから自身の実力を十分に発揮できなかったり、それに近しい状況を感じる方もいるかもしれません。

そんな今時の凄すぎるロードバイクに馴染めないという方にある意味合わせたハイエンドカーボンフレームという所がこの新型アルプデュエズの素晴らしい所だともいます。

一言で表現して「大人のロードバイク」って感じです。

 

今回試乗車にはVISIONのゴッツイディープリムホイールが付いていましたが、全然嫌な感じもなくむしろバランスが良いとさえ思えるぐらいフレームが優しいなと感じました。

これがフレーム剛性が低いだけだとホイールに走らされている感があってチグハグになりますが、剛性はある程度高い状態で製法と素材からくるしなやかさが良い方向に作用してすごく乗りやすく感じる事が出来ているのだと思います。

レースでバチバチやりあう事が無く、普段の週末サイクリングやロングライド、たまにヒルクライムレースにエントリーするかなって方には最適なバイクだと思います。

今時の内装ステアリングを採用しているので設計も古いっぽくならないですし、デザイン性の高いTIMEなので5年後にデザインの流行が変わっても格好いい事に変わりないまま乗り続ける事ができるのがTIMEの良い所ですね。

 

走り出しも軽く、中間速度もスムーズに加速して、旋回性能も高くとにかく乗りやすい!剛性も程々なのでゆっくり走っても嫌な感じがしないですし、ホイールを今回みたいにディープなやつに変えれば高速走行も快適にこなせるので、この1台があれば週末のサイクリングは毎日楽しいと思います。

ロードバイクの根源的な楽しさはこの軽快さにこそあると私自身思っていますが、この個性が前面に出ている気持ちの良い加速感は私の好みど真ん中ですね!

絶対値として速いロードバイクが偉い風潮が最近あるように感じますが、ある程度数値化できる剛性やエアロダイナミクスの様な面だけでなく、感覚的に気持ち良く走れるバイクを探している方にはこのバイクはうってつけです。

凄く感覚的な面に訴えかけるバイクなので、シンプルに頭を空っぽにして走りに集中できるという性能が高いというのが私のインプレとなります。

自分のバイクを眺めて自然とため息が出ちゃうそんな経験をしたい方このバイクですよ!

 

サドルが地味に良かった

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サンマルコのショートフィットの3Dプリントモデルです。普通のショートフィットサドルは持っていますが、こっちの方が断然乗りやすいです。

高級品なので流石にサラッと買う事はできませんが、次にサドル買う時は全然候補になりますね。

 

アサゾーフレーム在庫あります

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アサゾーは国内でも珍しいと思われるフレーム在庫店です。

しかもアサゾー店頭在庫に限り値上げ前の価格でご案内可能です!サイズと色が合う方は要チェック!

通常でも受注生産的な感じで4か月ぐらいを目安に見ていただければ好みの色とサイズをご注文も可能です。

ADHXやADHX45などのオールロード、グラベルロードも同じくご注文いただけます。

 

改めて告知です

アサゾー店にてTIME試乗会行います。

詳しくはこちらのリンクから記事をご確認ください。

スパルタンなレースバイクでなくラグジュアリーな楽しいロードバイクをお探しの方は、この機会に是非!!

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お問い合わせ

ワイズロード上野アサゾー店

住所:東京都台東区上野3-19-4 KEN BUILDING1F
電話番号:03-3839-7939
営業時間:月~金 12:00~19:00、土日祝 11:00~18:00
定休日:なし

http://ysroad.co.jp/asazo/

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