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ウェーブ&ワイドリムホイール!店頭在庫ございます!!【なぜ今ワイドリムが熱いのかを解説】
by: 石川康輔

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ワイドリム×ウェーブデザインのエアロダイナミクス。欲しいスペックが全て揃っている最高のホイールがここに誕生しました!!

ワイドリムという選択肢

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ワイドリムってひとくちに言ってしまっていますが、つまりは内幅25mmのリム幅のロードホイールというのが現状考えられる最大幅のワイドリムホイールになります。

ディスクロードにおいては最初期こそ内幅17mmのリム幅もありましたが、ETRTO改定のタイミングとも重なり内幅は19mm以上のモデルがほとんどになりました。

私の日記「石川ライド」で言及している話をより詳しく話そうと思いますが

ワイドリムのメリット、、、という簡単な話ではないぞ、組み合わせるタイヤサイズによってこの考え方は変わるぞという事を解説します。

主にリムの内幅とタイヤサイズの関係性とそれによる走りへの影響を個人的な経験を元に考察していきます。

 

上のリンクからの抜粋ですが

———————————————–

各リム幅毎の推奨タイヤサイズ

上限サイズについては実際40cぐらいまで対応するのですが、ロードタイヤとして性能を担保する事ができる範囲で考えると

内幅19mm – 23c、25c、28c

内幅21mm – 25c、28c、30c

内幅23mm – 28c、30c、32c

内幅25mm – 30c、32c、、、、、

カッチリ<——————->フワッと

という感じになるでしょうか?

———————————————–

というのが私が伝えたい事を表しているのですが、リム幅によってタイヤサイズとの関係性はズレるという事が言いたいわけですね。

 

ちょっとお絵描きしてみたのでこの図も見ていただきたい

手書きワイドリムのメリット

リム幅に対して同じサイズのタイヤを付けた場合の、私が感じているイメージです。

図なので極端にしているのでこんなに差が出るものではないと思いますが、感覚としてこういうイメージを持っているという事でご理解ください。

要は内幅25mmにつけている30cタイヤと内幅21mmにつけている30cタイヤがどういった差を持っているのかという話ですね。

これは、つまりは

 

内幅19mm – 23c、25c、28c

内幅21mm – 25c、28c、30c

内幅23mm – 28c、30c、32c

内幅25mm – 30c、32c、、、、、

カッチリ<——————->フワッと

 

の赤と青の関係という事になります。

 

これによって何が言いたいのかという事ですが、要はリム幅によってタイヤサイズの選択肢の基準が変わりますよという話をしたいわけです。

 

ワイドリムをおススメするという話は、必然的にワイドタイヤを使いましょうというおススメでもあるという事になります。

 快適性や安定性の為に30cタイヤを使いたい、でもレスポンスの速さやタイトなコーナリングは維持したい、どっちもどうにかならないかなという方こそおすすめです。

 

たぶんですが、リムブレーキの頃にクリンチャーの23cが好みだった方、もしくはチューブラータイヤが好みだった方はもしかしたら相性が良いかもしれません。

コーナリング時にもタイヤの真円度が高く切れ込むような鋭いコーナリングが可能であるという所です。

 

同じ30cのタイヤを履いているとして、内幅21mmではややタイヤのサイドがつぶれ気味になり、特にコーナリング中はタイヤを変形させてベタっとタイヤを地面に押し付けるようにしてグリップをさせている感覚があります。

これについては、”だからダメ”と言っているわけではなく、私自身は上のリンクのブログ内でも言っているように、そっちの方が好みだったという事に気が付いたので内幅21mmのホイールを新しく買って30cタイヤを付けて走っているわけです。

その分変形量を稼ぐ必要があるので、個人的な見解としては特にフロントは空気圧を下げ目にしないといい感じにならないのでその見極めが難しい所です。ヘタするとリム打ちパンクする恐れがあるのでどこまで下げられるかを経験的に見極める必要があるかもしれません。

 

それに対して、内幅25mmに30cを付けると

これも以前、感覚を言語化できていない状況で抽象的なブログを書いているのですが

内幅25mmで空気の量が増えるから当然乗り心地も良くなるだろうという気持ちでFULCRUM SHARQホイールを試乗して、かつ、手持ちのグラベル用ホイールも内幅25mmだったので比較の為に30cタイヤを取付してしばらく使ってみた結果

「あれ、結構乗り心地硬いぞ?」

という感覚を覚えたわけでした。

勿論、空気圧は実測32mmタイヤに相当するのでいつもより落とし気味で乗っていてその感覚です。

 

切り返しや加速のレスポンスがとても速くて、すごいカチッとした乗り味になったことをこの時は不思議に思いました。

タイヤサイズに対してリム幅がぴったりしていることからタイヤのアーチが効率的な形状で形成されてタイヤの剛性が上がるというのがこの感覚の答えだと思っています。

タイヤが太いなりに、空気圧が低いなりに乗り心地自体は悪くはないのですが、剛性が高いので走り自体はタイトな感じがあるという事です。

この事を自分なりに解釈してイメージが固まったタイミングが、だからポガチャル選手もレースで30cタイヤを使っていたんだなという事に納得した瞬間でした。

30cだから速いのではなく、内幅25mmに30cだから速かったという事です。

これについては私が30cを推している理由とは異なり、ホイールにとっての最小サイズがたまたま30cだというだけの話です。で、結果的にワイドリムとワイドタイヤ両方が速かったというだけの話です。どちらが欠けても成り立たない事です。

 

話は戻ります。

FULCRUM SHARQホイール

ウェーブリムのインパクトとシンプルなグラフィックでありながらも流石フルクラムと言いたくなる格好良さがとにかく目を引くのですが、「リムテープが不要なカーボンリム」「エアロ性能に優れる専用のスポーク」「ミニフックでクリンチャー運用も可能」「ASTM2でグラベルにも耐える頑丈さ」、など上げるといくつもある性能的なメリット、魅力がいっぱいのホイールです。

その上で内幅25mmというリム幅のもつ魅力は

30cタイヤで最高に速いという現代ロードバイク最先端のスペックを持っているという事に他ならないと思います。

ロードタイヤを合わせる場合は30cか32c、将来出る事が噂されている29cのワイドリム用タイヤなどかなり限られた選択肢のタイヤから選ぶ必要がありますが、30cタイヤの走破性は一度体験すると病みつきになる事間違いありません。

路面の裂け目や小石などがまるで何もなかったかのような感覚で抜ける事が出来ます。

特にレースでは集団走行によりライン取りを制限され、悪い路面を走らされるシーンもたくさんあると思いますし、そもそも路面が悪い農道などを走る場合が多い事もあり、悪路走破性能というのは速く走るという条件においてもかなり重要なポイントになると思います。

ロングライドでは当然、ファストライドでも今は太いタイヤに乗り方をアジャストしていく事が速くなる為に避けては通れない条件になると思います。

SHARQ_2

その太いタイヤを取り付けても”もさッと”しないで走れるのがこのSHARQホイールの大きなメリットでもあり、選ぶべきポイントになると思います。

グラベルライドも可能な頑丈さもあり、1440gという絶妙な重量バランスは平地の巡行性能や高強度での坂道アタックなどにもバランスよく対応する丁度良いスペックとなり、ウェーブ形状のリムは特にハンドリングに対して良い影響があり、横風に対して強い事もポイントになります。

やはりライバル筆頭は同じく内幅25mmのENVE SESシリーズとなるでしょうか。

当店ならどちらも在庫があるので頭がパンクするまで悩んで買うことが出来ますよ!

フルクラムを選ぶ方はハブの回転性能、耐久性と静穏性とかそういった面での信頼と実績から選ばれる方が多いかなとも思います。

 

重量的に軽いけど、軽すぎないのでエンデュランス性能的にもバランスが良くそれなりに慣性も効いて速度維持の助けにもなると思います。

保守的だと思われていたイタリアブランド大手の手掛ける革命的なSHARQホイールはこれからの時代に合ったオールロードかつ最速のホイールとしてお選びください。

 

30cタイヤ装着時、タイヤサイズは32mmぐらいの実測幅になるのでクリアランスだけ事前にご確認ください。

 

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