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2025/02/08 17:47
リムブレーキを去年復活させてから楽しくなっちゃって最近よく乗っている石川です。リムブレーキのコンポやパーツもまだまだ選べるので色々とご紹介させていただきます。
目次 [非表示]
リムブレーキロードバイクの今できるカスタムのご紹介です。
新しいバイクを選ぶのであればディスクロードが当然の世の中になりました。(これはもう言い切れます。)
そんな中であえてリムブレーキのカスタムをするという事は実は贅沢な選択肢であるという事を踏まえて「今できるカスタム」を紹介したいと思います!!
というわけでホイールネタから始めます。
私が選んだホイールは
FULCRUM RACING 3(フルクラム レーシング3)
アルミホイールの中でもミドルハイぐらいの立ち位置にあるホイールだと思います。
ちなみに購入した時の記事はこちらです
今の気持ちで要約すると
リムブレーキのなつかしさを感じたい、でもそれなりにちゃんと走ってほしい、気合が入りすぎないぐらいが良い、というポイントが達成されるホイールでZONDAとどちらにしようかと思ってのレーシング3という選択です。
そもそも、5年前までリムブレーキバイクに乗っていたのですが、一度ディスクロードに乗ってその違いに圧倒されて乗り換えたので今更メインバイクとしてリムブレーキを乗るつもりはなかったので程々にしたというところでもあります。
おさらいです
メリット
・比較的安価である
・ブレーキ性能が比較的安定している
・ブレーキシューが比較的安い
・TPUチューブ、ラテックスチューブが使える
デメリット
・基本リムハイトが浅いモデルしかない
・今でいうクラシカルなデザインになりがち
・比較的剛性が低い
メリット
・リムハイトの高いモデルが選べる(格好良い)
・リム剛性が比較的高い(速い)
・同程度のリムハイトなら軽い場合が多い(軽い)
デメリット
・高価
・ブレーキシューが専用
・ブレーキシューが高く消耗が早い
・ブレーキ制動力にムラが出る事がある
・ブレーキ熱に対してケアが必要なケースがある
・TPUチューブ、ラテックスチューブが基本使用不可
ブレーキ熱問題は正直なところ現存するホイールであれば問題を解決しているモデルが殆どだと思います。
ブレーキの制動力についても、現存するホイールであればリム表面加工がされているモデルが殆どなので安定したブレーキが可能です。
でも、運用コストは高いので気軽に使えない上に、専用ブレーキシューが廃番になってしまうとブレーキのフィーリングが変わってしまったりブレーキ熱問題につながったりするでしょう。
格好いいけど実用的ではないし、残っている選択肢にはレーシーなホイールが多いので私の場合は使用用途に合わなかったので結局カーボンホイールは今回選択しなかったという事です。
逆にそれでも
格好良いホイールにしたい
速いホイールにしたい
軽いホイールにしたい
という事でしたら、なくなる前にカーボンリムのホイールを買って、なくなる前に専用ブレーキシューを買いだめして、場合によっては他の消耗部品も確保しておきましょう。
個人的にカンパニョーロとフルクラムのホイールは今までの傾向からかなり長くリペアパーツを作ってくれる感じがあるのでその辺も選ぶポイントです。でした。
FULCRUM ( フルクラム ) ロードリムホイール RACING 3 WO ( レーシング 3 クリンチャー ) 前後セット シマノフリー
Campagnolo ( カンパニョーロ ) BORA WTO 45 2WAY-FIT F/R HG ( シマノ ) ブライトラベル
アサゾー店にはこの他にも色々とリムブレーキホイールの在庫ございますので是非店頭にてご相談ください。一部アサゾー店店頭限定で特価販売しているモデルもあるので、是非見に来てください!
私のバイクのコンポーネントをメインに映している画像が無いので適当な写真で失礼します。
私自身はカンパニョーロの12sコンポーネントを使用しています。
ROTORのパワーメータークランクが入っているのは話が面倒になるので無視してください。
現状12s機械式でフルコンポ問題なく手に入るのはカンパニョーロだけです。
DI2仕様であればSHIMANOも12sコンポーネントは手に入ります。(レバーはデュラとアルテのみ)
エントリーモデルであればまだまだあると思いますが、11sの105以上はフルコンポ手に入れるのがすでに大変になってきました。
という事で私はメカニカルシフトが欲しかったのでカンパニョーロのコンポーネントを選択しました。
実はeTapAXSの紐引きブレーキレバーも持っているのでSRAMで組もうと思えば組めるので私はリムブレーキ資産が結構ある人だと思います。(余談でした)
カスタムという領域の話になると、カンパニョーロとかSHIMANO DI2とか贅沢なコンポーネントしか選択肢としては残っていないというのが現状だという事です。
カスタムしたいけど流石にそこまでは、、、
という方にも実は救済措置があります。
先日お客さまのリムブレーキバイクをカスタムしたブログを上げたのでご参考ください。
内容を要約すると
GROWTACのEQUALレバーを使ってシマノ105の12メカニカルコンポを動かすことが出来ますよ!!?
という内容です。
それで組むと105の12sコンポをリムブレーキで使う事が出来ます。
レバーの質感も良く、フリクションシフトではありますがヌルッと動いて結構普通にシフトできるのでお勧めできます!!
ギヤ比も11-34でワイドギヤになるのでかなり楽に走れるようになると思います。
12sの105でリムブレーキバイクを組みたい方は是非ご相談ください!
GROWTAC ( グロータック ) デュアルコントロールレバー(STIレバー) EQUAL ( イコール ) コントロールレバー 1 スタンダード L ( 左 )
Campagnolo ( カンパニョーロ ) シフトレバー CHORUS US ERGOPOWER ( コーラス ウルトラシフト エルゴパワー ) リムブレーキ用 12S
「コレです」
愛車自慢ではないです。
リムブレーキのフレームを今から手に入れるならクロモリを是非乗っていただきたい!!
消去法のクロモリという言い方ではなく、折角今からリムブレーキに乗ろうと思っているなら更に折角なのでクロモリに乗りませんか!?
という種類の提案です。
あえて、今のタイミングで新車のリムブレーキバイクを組もうとするなら、やっぱりクロモリかチタンじゃないですか?(結構同意していただけるのではないかと思っています。)
私は10年ぐらい前に買ったパナソニックのフレームを押し入れから引っ張り出して組みましたが、実は同じフレームがまだ手に入るのです。(私はいつか絶対にカンパ組で組んで最高の床の間バイクにするつもりでフレームを取っておきました。床の間にはなりませんでしたが。)
ちなみに現行の品番で言うとFRCC25というモデルになります。
カラーオーダーで色とかパターンに応じてアップチャージをしていく方式です。
私が乗っているカーボンフォークが廃番になっているみたいで現在はコロンバスのMAXフォークという”いわゆる競輪フォーク”に変更されているのですが、私も折角ならそっちが良かった!!!
更には私のバイクよりもしなやかさを重視しているモデルも登場していたりと実は結構ラインナップが豊富なPANASONICのカスタムオーダーフレーム。
カスタムオーダー|POS(パナソニックオーダーシステム)|電動アシスト自転車/自転車|Panasonic
なにかネガティブな印象ありますか?
無ければ良いのですが、よくある初心者向けの比較サイトでは
頑丈だとか重いとか、乗り心地が良いとかそういう趣旨の話が多いと思います。
つまりは初心者用のエントリー向け商品だというくくりにされがちです。
いやいや、、、
競輪選手ってどんなフレーム乗ってますか?
「クロモリです」
日本ってクロモリフレームの一大産地なんですよ。
伝統工芸品でもあり、現役で世界トップクラスのフィジカルを持った選手が乗るフレームでもある国産のクロモリフレーム。
遅いわけないでしょう。
特に私の乗っているモデルは基本のパイプにカイセイのいわゆる競輪チューブを使っているモデルで粘りがあってよく走ります。
しならせるのにそれなりの力がいるのでその分の反発力も大きく感じられ高トルクで走るととても元気に走ってくれますよ!!
パナソニックだけではないですが、安定して簡単に手に入る本格的な国産フレームという点でパナソニックを私は一押ししています。
少々お高いですが、イタリアンハンドメイドのフレームも希少ながらまだまだ手に入れることが可能です。
COLNAGOやDE ROSAと言った今でも一流のブランドもございます!!
アサゾーオリジナル完成車で、実はずいぶんお買い得に組まれているスペシャルバイクもございます!
詳しくはこちらの記事から
クロモリフレームでも千差万別です。
フレーム単品販売するような比較的高品質なフレームは特にこだわって作られたモノばかりなので、その味を確かめるように走っていただけると、楽しく、そして速く走れることだと思います。
カーボンやアルミとの特性も全然違うので是非多くの方に伝統的なクロモリリムブレーキを味わって頂きたいですね。
ここからは私の私見です。
今でも現役でリムブレーキバイクに乗っている方も日本国内には多い事も存じ上げておりますし、様々な理由をお持ちの事と思います。
私自身はディスクブレーキに完全移行をしたうえであえてリムブレーキに戻ってきて、その上での見解です。
一言でいうと、
「扱いやすさと扱いにくさがすごく丁度良いバランスで成り立っている乗り物」
だという事です。
えと、どういう事?
シンプルすぎる「リムブレーキ」という構造で成り立っていた唯一ともいえる乗り物です。
シンプルな構造であるがゆえに日々のメンテナンスも視覚的にわかりやすく、素人仕事でも何となく形になりますし、パーツ点数も少ないので安価な仕様でもそれなりに軽いバイクが出来上がりますし、良くも悪くも乗り物として未熟な構造だから面白いアイテムもたくさんありましたし工夫次第で色んなことが出来ました。メカニックの技量によって全然仕上がりも変わる面白さもあったと思います。好みに応じて調整して組み上げるという事がある種皆さんのショップ選びにもつながっていましたね。(と思っています。)
超軽量ブレーキキャリパーも色々登場しましたよね。全く止まらないものもありましたが、、、
様々なパーツに手を加える余地があったので、ドリルで穴をあけたりする「ヤバいカスタム」もありましたね、、、
最新のハイエンドディスクロードバイクって乗り物として完成されていると思います。
パーツ点数が多いものの全てのパーツが役割を持っていて、そのままで乗ることが最速であるという状態でロードバイクを買う事ができる時代になったので、お気に入りのパーツを使うみたいな事や、自己流の変なカスタムというものが存在しなくなってしまいましたよね。
全て数値化され、科学的なバックボーンがなんにでもあって、情報もたくさん手に入る世の中になりました。
速いバイクが欲しい方はなるべく新しい最新のロードバイクを一番高い仕様の完成車で買えばよいだけで、後はちょっとした調整をすれば最速のロードバイクの完成です。
そのバイクなら
ブレーキを軽く握れば限界までブレーキを効かせることが出来ます。
エアロダイナミクスの高い姿勢をとりながら太いタイヤが地面からの衝撃を打ち消してくれます。
剛性が高く効率の良い運動を促してくれる最新のカーボン技術は毎年のようにアップデートされていきます。
シフトも火を噴くような速さかついつ変速が終わったのか分からない程静かです。
乗り物として明らかに進化しているのが最新のディスクロードバイクだと思います。
それは、私も意見としては覆りようがないと思いますし、まぁ、事実だと思いますよ。
そこに何を言ってももう覆りようがない状況になりました。
でも、楽しむという事に関して言えば、リムブレーキとディスクブレーキは対等の立場ですし、人間臭い乗り物としての自転車を望んでいる方にはリムブレーキロードバイクは凄く馴染みやすいと思います。
半世紀を超える伝統を持ち合わせているリムブレーキは一日の長がありますし、そもそもあらゆるノウハウが出尽くされているのでトラブルシューティングにも優れていますし、何よりも単純な構造であるがゆえに「気軽に扱える乗り物」としても優秀だと思います。
「サイクリング」ぐらいの運動強度であればディスクロードに対して後れを取る事は勿論ないですし、実際ブレーキ問題も競技レベルのギリギリのブレーキングや急こう配のダウンヒルレベルになってようやく差を感じるぐらいのものだと思います。(ちゃんと維持管理されていればね)
昔から存在するシステムであるがゆえに、日々アップデートを加えながら人間側もリムブレーキという構造の不安定さに感覚をアジャストして進歩してきているので、まーーー、、、どこまでディスクブレーキに迫れるかは技量にもよりますよね。
結局のところリムブレーキ車は乗る、扱う人間次第でどうにでもなっちゃう不確実性がある乗り物という事が、扱いやすくも扱いにくくもなるという事ではないかと思います。
それを魅力だと思っていただける方は、今がリムブレーキロードバイクを楽しく組めるラストチャンスになるかもしれませんよ!!
「最後かもしれないだろ、だから全部話しておきたいんだ」(FF10の名台詞)
という話でした。
以上私から、そろそろ興味を持っているのであれば動き出さないといい状態でクロモリリムブレーキのバイクを組めなくなるのでいう警告を込めてのお知らせでした。
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