【OQUO RA57LTD】試乗出来ます！速度の伸び、限界のその先へ！高回転ハブと高剛性エアロリムで超高速！！
by: 石川康輔

OQUO RA57LTD試乗ホイールご準備いたしました！試乗について詳しくは店頭スタッフまでご確認ください！本日はおろしたて試乗ホイールのインプレです。ちなみに、このORCA AEROも試乗できます！！そちらの紹介はまた次回！

OQUO RA57LTD

新型です！！

今大注目のOQUOホイールより新しいエアロホイールラインナップのRA57LTD初弾到着です！！

先日メーカーさんよりOQUO RP50LTDというオールラウンド系エアロホイールをお借りして試乗させていただきましたが、新型OQUOホイールめちゃめちゃ良かったのでアサゾー店としても試乗ホイールをご用意させていただく事となりました！

乗ってみた結果、新型ホイールの出来が良すぎたので、アサゾー店としてもイチオシさせていただく形になります！！

わからなくなった、50と57どっちがオールラウンド？

ORCA AEROに取付してRA57LTDにひとまず乗ってみたので同じ条件での比較とはなっていないのですが、乗ってみた結果、今は困惑している状況です。

なにが？

私が先日RP50LTDを試乗した際にエアロ性能、高強度での圧倒的な走りの質感、真円度の高いホイールの回転など、「これが最新エアロ系オールラウンドホイールなのか」と感動をしたわけですが、先ほど東大前のあたりをガーッと試乗してきた感じとしては、「こっちがエアロ系のオールラウンドホイールだったっけ？」という迷いが生じてしまう事態に。

大まかなスペックとしては内幅23ｍｍ、外幅32ｍｍ、リムハイト57ｍｍ、ホイール重量1460ｇという事で、28ｃタイヤを念頭に置いたエアロプロファイルロードホイールという感じです。

RP50LTDの方は

内幅25ｍｍ、外幅34ｍｍ、リムハイト50ｍｍ、ホイール重量1421ｇという事で、タイヤサイズは29ｃ以上のワイドタイヤ設計となっています。こちらが外周部の軽さがそれぞれ20ｇ程度軽いリムを採用（ハブとスポークが同じだから単純にリム重量の差であると仮定したら）していることでオールラウンドホイールはこっちだと思うのが普通ですよね。

もちろん、今日の試乗は自分のバイクでもないですし、サドル高と落差だけ合わせた試乗ですし、何ならレーパンではないですし、条件が何もかも違うのですが、あまりにも自然な挙動でハンドリングもスムーズでしたし、加速感も軽快で「あれーー！！？？？」と思ってしまう事態に陥りました。

ブラインドテストをするとたぶんどっちがどっちなのかわかんないレベルでどちらもバランスが良いと思います。

一つの仮説として、ORCA AEROにつける事を前提にRA57LTDの性能目標を設定しているという事により、一体感や軽快さも余計に感じたという事かもしれません。

（テストをする際に自社ブランドのORCA AEROに履かせて数値を測るので、当然と言えば当然かもしれませんが）

世代的にも似たようなエアロ重視のロードバイクである私のフレームにもこちらの方がマッチするかもしれないと考えるとどちらを買うべきか本当に悩むところです。。。

OQUOホイール愛用中の石川は断然OQUOロゴデザインがおススメです

改めて簡単にインプレ

28ｃのクリンチャーで走りました。パナレーサーのTPUチューブとクリックバルブがついています。

加速性能はゼロ発進からスムーズでリムとスポークとハブの一体感からなるロスの少ない加速フィーリング。

湯島の坂をいつも通り登りましたが、重い感じは受けずスルスルと登っていきました。軽量ホイールと比べれば軽くないですが、一体感があるので結構登りも良いです。

僅かに起伏のある平地巡行を本郷通りの東大前のあたりで試しましたが、やはりこの新型ハブを起点にスポークとリムの一体感が素晴らしく、トラクションのかかりが均一で気持ちよく速度を上げていく事ができます。

パーツ単品以上に設計がとにかく素晴らしい。

レース系ホイールとして速度域が高いところを得意とする感覚で、私のちょっと乗りで出せる出力では限界を窺い知る事が出来ない程です。

ディープリムで気になるフロントホイールの横風とハンドリングですが、丁度爽やかな秋風が吹いておりハンドルそれなりに取られるかと思ったのですが、全く微動だにせず。

緩くカーブしながらの下りでも浮遊感の様なネガティブさは一切ないままお店まで帰ってきました。

もちろん、短時間の試乗ですし、車体も乗り慣れていない試乗車で試しているのでわかるところと分からないところがあるのですが、一番わからないのが、「問題なくオールラウンドに使えそうでは？」という試乗でのこの感覚。

※RAシリーズはエアロホイールとしてのラインナップであるという前置きを忘れていました。

どちらを選ぶべきか

ここまで書いてきて私の中では一つの回答が思い浮かんできました。

まだまだ結論を出すには検証が雑ですが、スペックだけを読み解くとレース用途での適正タイヤサイズが今回のRA57LTDが「28ｃ」、RP50LTDが「30ｃ」とサイズの違いがあります。

ORBEAのORCAは32ｃまでのクリアランスで、対してORCA AEROは最大30ｃでエアロに最適なのは28ｃという設計です。

これはつまり、28ｃで最速のエアロになるRA57LTDと、30ｃというワイドタイヤが最適なRP50LTDというだけの違いで、それぞれ大きな性能差はないのでは？？というのがこの試乗によって仮説として考えられるという感じです。

RP50LTDがORCA用、RA57LTDがORCA AERO用。

どちらが何に優れているというよりは必要なタイヤサイズからどっちにするかを選んでもいいかしれません。

総合力がどちらも高いので、どっちかじゃないと成り立たないという事はないんじゃないかなって気がします。

なのでフレームのタイヤクリアランスと使いたいタイヤサイズで決めてください。

RA57LTDのカスタムカラーの注文はアップチャージなしです！

カラーリングを選ぶのが基本だという感じです。基本的にスペイン本国に発注をしているので基本の取り寄せ時間は1カ月前後～です。たまにストック？があると2週間ぐらいでお店に到着します。※今年はヨーロッパで人気があるっぽいのでホイールの入荷が遅めでした。

店頭在庫も置くようにはしていますが、欲しいカラーリングなどある場合は納期含めて気軽にご相談ください！

新型Q10ハブ

Q10ハブの回転性能は業界トップレベルだと言ってしまっても言い過ぎではないと思います。

ハブがやっぱり良いです。

元々ZIPPのコグニッションVS2という高性能ハブの手組ホイール的な感じだったOQUOですが、この世代より自社設計の超軽量ハブを搭載する事でスペック上の重量が軽くなった、、、だけではありませんでした！！

特筆するポイントとしては、フリーボディの空転のスムーズさは圧巻です。

ホイール全体のダイナミックバランスが良いのかとにかく回り続けます。

私の場合ホイールをインプレするときに「ハブによる影響」、「スポークによる影響」、「リムによる影響」を意識して走るように心がけているのですが新型のこのホイールは一体感が高く中々イメージを頭の中で分離していく事が難しいホイールです。

ハブの回転性能単品でも優秀だとは思うのですが、ホイールのダイナミックバランスによる影響もあって回り続けているという感じがするので、パーツ単品で「これ凄い」という言い方が難しいです。

お互いが作用しあって性能を向上させているという感覚がとても強い素晴らしいホイールたちですね。

RP50LTDとのスペック差は殆どなく、使いたいタイヤサイズで選ぶという選び方でも良いのではないかと個人的には思いました。

どちらを選んでも、平地巡行圧倒的、スプリント間違いなし、テクニカルなコーナーや強風でもしっかりとハンドリングを維持、ヒルクライム性能は未検証ですが、5倍以上で走る場合はこの剛性感の高さとエアロダイナミクスの優位性は確実に表れてくるでしょう。

レース用のスペックですね。

こっちがRP50LTD↓

もっともベーシックなカラーです。個人的にOQUOって大きく書いてあった方が格好いいと思うので買うならデカロゴ入りですが、シンプルなホイールが好きな方はこっちですね！

ホイールの試乗に関しては基本予約制で行います。

車体への組付け作業が必要になりますので事前に打ち合わせさせていただき作業予定の日時をご予約いただく形となります。

飛び込みで対応が可能な場合もございますが、準備のお時間等でかなりお待たせしてしまうかもしれません。

このホイールが付いた試乗車に乗るという場合も出来るだけ事前にご予約、打ち合わせをさせていただきたく存じます。

一度こちらの試乗に関する記事をご覧いただき、改めて店頭にてご相談くださいませ。

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当店非常に狭いお店となります。

完全予約制で事前の車体預かりなども基本行っておりません。

詳しくは上の画像をクリックして詳細をお読みください。

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住所：東京都台東区上野3-19-4 KEN BUILDING1F
電話番号：03-3839-7939
営業時間：月～金 12:00～20:00、土日祝 11:00～19:00
定休日：なし

http://ysroad.co.jp/asazo/

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