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【LOOKインプレ】795BLADE RS3 単独インプレ、考察【試乗会おつかれさまでした】
by: 石川康輔

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LOOK試乗会無事怪我も無く終了しました。大変お暑い中たくさんの方にご参加いただき有難うございました。785HUEZ RSの軽快さや想像以上の速さを多くの方に体感いただきとてもポジティブな感想を頂けましたので、これからも自信を持ってオススメ致してまいります。

795BLADE RS3

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さて、785の試乗会とは別口でLOOK JAPAN様よりお借りさせていただきましたLOOKの最新レースモデル795BLADE RS3を試乗させていただきまして、昨日も785との乗り比べというていで簡単にインプレ記事を書かせていただきました。

そこから一晩寝て色々と頭の整理が進んだことでもう少し具体的にどんなバイクだったのかをお話できそうな気がしたので改めて単独のインプレ記事を書かせていただきます。

インプレ?考察?

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インプレッションというよりは乗った結果とその他色々と考えを深めていった結果このバイクが何者なのかという「考察」になるかなとは思います。

良いか悪いかという話、好きか嫌いかという話がメインでは無く、このバイクが何者なのかという話になると思います。

上手く伝われば幸いです。※と言っても完全に私の中での解釈ですが。

 

官能性 < 勝利

このバイクの仕様がSUPER RECORD13とBORA ULTRA WTO 60という超レーシーなパーツ構成だった事でより強調される形になったのではないかと思うのですが、この795BLADE RS最新モデルは北米ブランドに真正面からLOOKが勝負を挑んだ「勝つためのレースバイク」である。というのが結局のところ強いのではないかと乗ってみて感じました。

 

フロントセクションはパワフルに

速さを引き出し、パワーを絞り出す。

ペダリングパワーを余すことなく路面に伝え、年々強度が上がっているプロロードレースにおける高いパワーを受け止めるフロントセクション。

強度が上がるほどにバイクの挙動が安定してより前に進もうとする感覚が得られるバランス。

ハンドルは身体を固定して背筋を使ってペダリングに上半身のパワーを伝える為の全体の剛性バランス。

 

リアセクションはトラクションを最大化

ペダリングによる上下左右のブレに対して極めて強力なサスペンションを搭載したモーターサイクルのごとく路面にガッチリと食いつくリアトライアングル。

緩斜面を走る際に、300wを越えている状態の方が自然なトラクションが掛かっているような感覚で、とにかく滑るように路面を疾走していきます。

登坂で500w以上になってもペダリング入力の遅れが感じず、800w(までしか出していない)を越えた時にも明らかに路面を掴みに行くようなトラクションを感じてまだまだ伸びを残しているようなハイパワーを受け止めることが出来るバイクだと感じました。

28cのCORSA PRO TLRがついている事もあり受けたパワーを最後まで絞り出そうとする感じがとても速いバイクであると感じました。

 

私自身はレーサーではないですし、熱心にトレーニングを積んでいるわけではありませんが、幸か不幸か体重がある事でそれなりにパワーを出力することが出来るのでよりこのバイクの懐の深さを感じることが出来ました。

 

バイクフィーリングは純エアロロード

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最近プロロードレースを見ていると気が付くかもしれませんが、基本的に全てのステージをエアロロードで走っている選手が多いと思いませんか?

平均速度が上がっていることでおそらくですが、選手の平均出力(体重)も上がっていると思われます。

軽量なロードバイクではそれらの大きなパワーを受け止めることが出来ず、トラクションが逃げ、高速域の安定性にも劣り、高いパフォーマンスを維持する事が難しいのだと思います。(想像の域を出ませんが)

平均速度が上がっているのは結果的にフィジカルパフォーマンスにバイクパフォーマンスを揃えた結果で、そこに空力性能をプラスする事で集団の速度が向上しているのでしょう。

単独の逃げ、TTというのもそれらの影響もあり向上しているかもしれません。

 

エアロロードの特徴としては軽量性を妥協できる点にあると思います。

ラインナップ中最軽量である必要が無いので、必要な剛性や機能性を積む必要がある為にある程度重量増加は許容されるので軽量フレーム比較でフレームセットで数百グラムは重くなります。

 

最新世代のフレームはカーボンマテリアルの進化もあって必要な剛性を維持しながら軽量化が出来るようになったので、結果的にエアロフレームでも軽いものが作れるようになってきました。

エアロを重視する事で、軽量性を妥協しても結果的に軽いフレームが作れる事で、更に別の性能を追求できるようになってきました。

それは何かというと、加速の性能やブレーキ性能、旋回性能等ロードバイクとしての基本性能を追求するという事に他なりません。

 

つまりはエアロロードのオールラウンド化です。

 

既に北米のメジャーブランドはその辺の移行を済ませて1台に絞っているわけですが、まだ欧州ブランドではオールラウンドとエアロの2台体制が多数派です。

ところが、2種類を使い分ける予定だったところ選手のフィジカルも上がりより剛性の高いエアロモデルがメインで使われるようになったことで欧州ブランドもエアロロードの汎用性をあげる事を更に進めているというのが私の眼にはそう映っています。

 

この795BLADE RSも2世代目よりも更にエアロロードとして伸ばした上にフロント剛性をさらに上げて、軽量化も進め、ロードバイクとしてのトータルクオリティを極限まで高める事に成功し、北米ブランドに真っ向から立ち向かえるスペックのロードバイクが出来上がったと

 

、、、、私は勝手に思いました。

 

LOOKは強度や耐久性をとても大事にするブランドです。

落車後の安全性や、長く乗られることを第一に考え必要以上に軽量化(強度を落とす事)を行わないブランドです。

また、真正面からのエアロ性能よりもロードバイクとしてのクオリティを優先して全方位的な速さ、結果的に速いという感じのバイクを作る事を優先してきた印象で、先代モデルは単純なエアロ競争には乗っかっていなかった印象でした。(それでもすごく速いんですけどね)

 

今回は様々な条件が整い、おそらくは785HUEZ RSが発売できたことも影響していると思うのですが、795をエアロロードとして特化して設計した上で極限までオールラウンド性能を底上げする事に成功したのではないかと思います。

 

まとめ

なんかうまくまとまりのある話になっていないのでまとめます。

LOOKの最新モデル、【795 BLADE RS 3】

このバイクは純レーシングバイクとして作られた最新式のエアロロードバイクです。

どの辺が最新式かというと、エアロ性能の強化で数値上で最速クラスは当然にして、軽く、高剛性で、リアのトラクション性能に優れ、ハードなブレーキングや一発のアタック、高強度での登坂性能等ロードバイクとしての基礎スペックをとことん追求し、グランツールやワンデーレース等あらゆるレースで勝てるスペックのバイクの一つに仲間入りしました。

細かいところで言うと、最新のフレアハンドルに変わりました。

個人的に370(400サイズ)があるのが嬉しいです。試乗車は390(420サイズ)でした。

因みに、ステムと別体になるので将来的にポジション調整が必要でもそれぞれ交換が可能になっています。

 

UDHハンガーになりました。

最新式のフロントシングルコンポを使う事で究極的にエアロに特化したセッティングを追求することが出来ます。

 

ダウンチューブが太くなりノーマルボトルを使用していても空力はとても良さそうです。

 

タイヤサイズも34cまで対応する事で最新のワイドタイヤセッティングも可能です。

パリ~ルーベも走れます。

 

それらを踏まえてフレーム重量はMサイズで890gとなり、完成車重量としては、SUPER RECORDとBORA ULTRA WTO 60でペダルレス7.1kgとなり、軽量パーツで組む事でUCIリミットは余裕で達成しますね。

 

最後まで足を残すロードバイクを作らせたら右に出るものは無いLOOKという事もあり、ゴール勝負をするにあたってこれ以上に優れた機材は中々無いと思います。

以上です。

 

 

まぁ、全ての最新機材を乗って比べているわけではないですし、LOOKを推しているショップなのでひいき目にはなっていると思いますが、それでもこのバイクは明らかに速いです。

正直に言うと私のレベルでは785HUEZ 2 RSの方が長距離ライドは速く走れると思うぐらいかなりの高水準に仕上がっていると感じました。

これは以前COLNAGOを試乗した時にも同じ感想を抱いたのですが、現代のロードバイクはとてつもなく速く走れます。その分エンジンの能力は必須になるので、身の丈に合ったバイクという事を考えてしまうとオールラウンドモデルかセカンドグレードの方が実際100km以上とかのライドの場合は速く走れると思います。

というか、乗りこなすのがより簡単です。

勿論乗りこなす事自体が目的にもなりますし、ロマンの塊です。

とにかく最新の速いバイクで、その上で官能的な走りを少しでも感じる事が出来るバイクをお探しでしたらLOOK 795 BLADE RS 3おススメです。

 

終わり

 

※ちょっと、勢いで急いで書いてしまったので後から読んでみて気持ち悪かったら、書き直すかもしれません。でも言いたいことは変わりません。言葉の選び方を変える可能性がありますという事です。

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