【府中×ホイール】Dedaのホイール！？試乗インプレ
by: 吉田哲朗

みなさんこんにちは！府中多摩川店の吉田です。

皆さんはDedaEementiというブランドをご存知でしょうか？

完成車パーツとしてはもちろん、ジロ・デ・イタリアで

バルディアーニ-CSF所属のエンリーコ・バルビンらプロの選手が

同ブランドであるDEDA ELEMENTIのホイールとサイクルパーツを使用しています。

国内ではステム・ハンドル・シートピラー等のパーツを展開しており、

本国では既に販売されていた同社のホイールがついに日本上陸！

試乗モデル

Deda Elementi – ZERO 2 アルミクリンチャー前後セット

￥81,830+tax(18/05/31時点)

早速インプレッションに映りたいと思います！

最初に感じたのが漕ぎ出しの軽さ
ホイールの重量が前後で1550gながらもっと軽いのでは？と思わせる漕ぎ出しの軽さ。

力強いパキパキッとした少し高めのラチェット音は聞いていて気持ちが良い。。。

トルクのかかりの良さが全面に出ている印象で、フロントホイールのスポークはラジアル組で

軽量化＆剛性アップ。リアホイールのスポークはドライブサイドがストレートプルの交差組みで反ドライブサイドはラジアル。

という昨今の主流に倣ったとても合理的な設計。
それだけなら他社でほぼ同じ重量で当ホイールより安いホイールはあるますが…
一体何が当ホイールの魅力となりえるのか？

それは…
低速域からのホイールの挙動の安定感の高さだと思います
これが本当に秀でています
走行中、本当にきれいな回転体の上に乗っかっているんだな…と実感できます

漕ぎ出しが軽くても、時速30km辺りを超えるまで挙動が安定しない（ハンドリングがピーキーな）ホイールが意外と多いのですが
このホイールは違います

漕ぎ出しから低速域までの挙動が非常に安定しており、アップダウンの多いコースはもちろんストップアンドゴーの多い市街地でもメリットを感じられるはず
挙動が安定するとハンドリングに気を取られることが少なくなるので、ペダリングに集中することも出来るうえ、速度の乗らないヒルクライム中でも安定感がうまれます

時速35あたりでの巡航が多いライダーはパワーセーブが出来るのではないでしょうか？

先述したトルクのかかりの良さから、縦方向の剛性が高いのか？と思いきや良い塩梅でバランスが取れています。
路面からの付き上げを敏感に感じますが、角の取れたようなフィーリングで「いまどんな質感のアスファルトを走っているのか」ということをしっかり伝えてくれる印象で、とにかく乗っていて楽しいホイールです