【テック通信】ディスクローターは大丈夫ですか !?
by: 金城政和

日中は汗が噴き出すくらいに暖かいですね。

夜はちょっと風が冷たかったりしますが・・・。

こんにちは！　府中多摩川店テック担当 きんじょう です。

さて、近頃はマウンテンバイクに留まらずクロスバイクやグラベルロード、ロードバイクにもディスクブレーキが普及してきました。

リムブレーキの時はブレーキの消耗具合が比較的わかりやすかったので、ご自身でも点検しやすかったと思いますが、ディスクブレーキ搭載車のオーナーの方々、ちゃんと点検していますか？？

消耗はパットだけではありませんよ～

リムブレーキに例えると「リム」に相当する部分、ディスクブレーキローター。

固いパッドで挟み込んで研磨しているので、ローターもしっかりと消耗します。

どのくらい消耗したらダメなの～？　ってなりますよね。

その時はこちら！

ディスクブレーキ簡単チェックコーナー設置中！！（テックスタッフまでお申し付けください。）

測定器と言えばミツトヨ！

という訳で、ミツトヨ製の高精度マイクロメーターで計測いたします。

ちょうどいい被検体がありました。

パッドの消耗に気付かず、プレートが露出しそのまま使用しガリガリとローターを削っていた代物です。

早速、ローターの厚みを計測します。

新品状態で１.８mmの厚みがありますが・・・

う～ん、　１.４８５mm ・・・。　アウト～！

シマノ製ローターは１.５mm以下の場合、交換対象となります。（ブレーキパッドは０.５mm以下が対象です。）

音鳴りの原因にもなりますので早め早めの予防交換がオススメです。

分からない事があればお気軽にスタッフにお尋ねください。

ゴールデンウイークは作業依頼が込み合う事が予想されます。

緊急性の高い作業はお受けしますが、予約の方が優先されますので作業時間のお約束できない事をご了承下さいませ。

～シマノ製パーツ欠品について～

消耗パーツを中心にシマノパーツが昨今の情勢により長期欠品しているものが多々あります。よって、パーツ交換が必要な修理が滞る事が予想されます。店舗のスペースも限られておりますので基本的に車体のお預かりできません。パーツがそろい次第もしくは目途が付き次第の車体お持ち込み/お預かりになりますので、ご迷惑をお掛け致しますが何卒ご了承下さいませ。

2021/04/23　きんじょう

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