【コラム】個人的MTBの遊び方
by: 田部隆士

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【コラム】

個人的MTBの遊び方

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未だMTBで走り出してもいない自分が、MTBの遊び方を気付いた範囲で記していきます。

街乗り、ちょい乗り

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一番みなさんが想像する乗り方が街乗りじゃないでしょうか。自宅付近のあまり遠くない所までぐるっと走ってくる。そんなイメージです。タイヤの太いMTBなので2時間も走れば達成感、満足感が得られるのではないでしょうか。クロスバイクに近いポジションでクロスバイクよりゆっくり走るのに向いているMTBは、速度から解放された楽しさが見つかりそうです。ロードバイク乗りがサイクリングロードを目指すのは、街中だとその速度を存分に生かせないからです。あとは行って帰っての往復だと道に迷うこともないし、何キロ走ったとかが把握しやすいというのもあります。

ちなみに自分の最初の自転車は、サスペンション無しのフルリジットMTB。当時のMTBブームは凄まじくジャン〇の景品で、MTBが目玉だったと記憶してます。友達もみんな乗ってました。ブレーキはカンチだったり、変速レバーはサムシフターだったりと時代を感じます。その車体をしっかり乗り込んだ後に乗った車体は、親と兼用で買ってもらったこれもGIANTのフルリジットMTBでした。この車体をカンチブレーキからVブレーキに換装したり、グリップシフトをレバー変速にしたり｡｡｡が自分での初カスタム(？)でした。タイヤもホイールに付けられるギリギリまで細くしたものを付けて（確か26ⅹ1.5あたり）、地元のロードバイクの練習会に参加したり（今思うと普通に先頭交代のローテーションを見よう見まねでしてました）、実家の我孫子から銚子まで往復200kmとか走って帰りはハンガーノックになってふらふらで帰宅したり（自宅で飲んだカルピスが最高でした！）と、無茶と無理のオンパレードでした。自分のスポーツサイクルの原体験はそんな感じなのでどんな自転車でも遊び方は無限だと思ってます。

それこそMTBで普段車で行くスーパーに、行ってみるだけでも景色が違って見えます。スーパーに着いたらちょっと休憩。店内にイートスペースがあれば最高です。もし無くても店外にはベンチがあるかも。距離を乗らなくても楽しいです。

パークライド

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整備された専用コースを駆け抜ける。駆け抜けるにはある程度の習熟した技術がいりますので、まずは初心者講習があればそちらを受講しましょう。自分は社内の有志と埼玉の里山で一回走った数週間後に、富士見パノラマに誘われコース難しさと周りの速さに身体が固まり、あえなく一回目ですっ転んであえなくリタイヤしてます。

これは色々と手順を飛ばしてしまった結果なので、マネしないでください。何事も順序は大事です。自分もまずは自宅付近からスタートします。早くスマイルバイクパーク行きたいなー。

トリック

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スタッフ池田曰く「MTBは飛ぶ物」らしいです。多くのMTBライダーは賛同するのでしょうか。結果として飛んでしまったことは多々ありますが、意図的に飛んだりはありません。命が幾つあっても足りません。こちとら住宅ローンを抱えてるんじゃい。

さて跳んだり跳ねたりは見るので充分だと自分は思います。しかし、マニュアル(ウィリー)は出来るようになりたいなー。なんてことを考えてます。

レース、イベント

近年のグラベル人気でロードバイクからのオフロードデビューで参入が増えているように思えます。グラベルイベントにはMTBでも参加出来るものがあります。（参加クラス、規約をしっかりチェックしてください）

自分がロードバイクで参加したことがあるイベントは主に、富士ヒルクライム（1時間15分くらい）ブルベ（200、300、400完走）と比較的安全なイベントが多かったです。しかしヒルクライムは下山時に必ず転倒してる方がいたり、ブルベでは400km参加時には不眠で走るため幻覚をはっきり見ました。「幻覚をはっきり」っておかしな話ですが。そうは言っても凄いものではなく、電柱に反射テープだけで作った警察官もどきがしっかりと人に見えるといった類いです。あとは横断歩道が遠目だと浮かび上がって踏切に見えたりしてました。しかし不思議と眠くはなかったのだけ覚えてます。

秋ヶ瀬バイクロアとかゆるめのイベントに参加してみたいですね。

皆さんも何かMTBでやってみたい遊び方は見つかりましたでしょうか？まず自分はちょっとずつ乗り始めてみます。