クロスバイクの選び方
by: 田部隆士

クロスバイクの選び方

1 ますは定番から
2 海外ではアシストモデルが人気
3 サスペンション付きもあります
4 最後に

ますは定番から

今回はTREKを例に紹介いたします。

TREKのクロスバイクは3種類のラインナップに加え、このカレゴリーに当てはまるE-BIKEラインもあります。

FXシリーズはフィットネスバイクです。カテゴリーで言うとロードに近いです。必要ならば芝生や固く締まったダートも走れます。他のクロスバイクと比べ軽量です。アグレッシブなロードバイクとゆったりしたビーチクルーザーの中間となるスポーティな走行姿勢が特徴です。フィットネスライドに適しています。また、舗装されたサイクリングロードだけを走り、スポーティな走行姿勢を好まれる方ならカジュアルなライドにもぴったりです。

FXシリーズは細めのタイヤを履き、より軽量なため3種類のラインナップの中で最も効率的に走れます。したがって、フィットネスライド、仲間とのライド、通勤、通学に人気です。

海外ではアシストモデルが人気

ALANTはこういった使い方に最も当てはまる電動アシストモデルです。

速さとパフォーマンスを優先する方にはFX SPORTがオススメです。より軽いフレームとロードのギア比を備えたFX SPORTはロードバイクのメリットを持ち、FXラインのフラットバーを搭載します。

サスペンション付きもあります

次はDUAL SPORTです。DUAL SPORTはFXシリーズよりアドベンチャーに対応したバイクをお探しの方にオススメです。

TREK ( トレック ) クロスバイク DUAL SPORT 2 ( デュアルスポーツ ) トレックブラック M ( 適正身長165-175cm前後 )

フロントにサスペンションフォークを搭載していて、未舗装路を走りたい。あるいは荒れた路面のデコボコを吸収した方に最適です。サスペンションフォークとトレッド付きタイヤを備え、重量は増えてしまいますが未舗装路をより快適に走れます。DUAL SPORTはFXシリーズほど軽量で効率に優れていませんが、幅の広い走りが特徴です。ただしサスペンションがあるからといって、マウンテンバイクではありません。トレイルライドに興味があるなら、レクリエーション、またはトレイル用マウンテンバイクを選びましょう。しかし、オンロード性能を諦めることなく多様な路面を走ることが出来ます。万能なクロスバイクをお探しならDUAL SPORTが最適です。

VERVEや電動アシストのVERVE+は、快適さを最優先する方にオススメです。

TREKのクロスバイクの中でVERVEは最もゆったりした走行姿勢を実現し、太いタイヤを備えています。この上半身を起こした姿勢により、手は圧迫されません。高さを調整できるステムは体の柔軟性や背中に問題を抱える方に最適です。ワイドなタイヤはサイドにわずかなノブとセンターにスムーズなトレッドを備えます。これによりマウンテンバイクのタイヤとは行かないまでも、高い快適性と安全性が得られます。VERVEは快適で気ままに走りたいお客様に適しています。クルージングし、サイクリングロードを走り、家族と走り、あるいは近所で買い物したい方にはVERVEまたはVERVE+がオススメです。