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【ライドブログ】わたくしが使用している輪行袋を紹介します
by: 間野 友輔

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先日、輪行で出かけたライドのブログを見たスタッフから、輪行袋のことも書いてほしいとリクエストがありましたので、書いてみました。

わたくしは2種類の輪行袋を目的別に使い分けています。

 

と、その前に輪行袋とは何ぞや?

『りんこうぶくろ』と言います。これに自転車を入れて電車などの公共交通機関に乗ることを『輪行』と言います。

輪行を使いこなせるようになると、行動範囲が大きく広がります。

鉄道会社では『解体し専用の袋に収納』することで乗車が可能となります。それぞれの会社で規則が異なる場合がありますが、おおむね前後輪を外して収納するタイプが推奨されています。後輪をつけたまま収納する輪行袋も製品として販売していますが、鉄道会社のサイズ規定を超過する場合が多く、鉄道輪行用にはお勧めしません。

また他の乗客の迷惑にならないよう気を付けてください。例えば通勤時間帯を避けて空いている早朝などに電車に乗ると良いでしょう。

 

スタートとフィニッシュの場所が異なるライドに便利な輪行袋 

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ワンデーの輪行ライドには、超コンパクトなオーストリッチの『ウルトラSL-100 輪行袋』を使っています。

かなり薄手の生地なので取扱に注意しないと破れますが、ジャージのポケットにも入るサイズは使い慣れるとめちゃくちゃ重宝します。出発地と到着地が異なるライドでは、走行中に邪魔にならないこの輪行袋が凄くおすすめ。

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本来の内容物は『収納袋、輪行袋本体、ショルダーストラップ、(軽量型)中締めベルト3本』ですが、わたくしは中身を一部入れ替えています。

ショルダーベルトを外し、ローターカバー(フリーカバー)とブレーキのダミースペーサーを追加。フレームとホイールを固定するベルトも固定力のあるものに交換しています。

 

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ローターにカバーをつけて内側にして並べ、ホイールを3カ所均等にストラップで縛ります。ローターカバーをつければ、ストラップが緩まない限りフレームに傷はつきませんし、ローターも歪みません。ただボトルケージとは干渉しやすいです。

 

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しっかり引っ張ってあげれば、キャノンデールの51~52サイズのロード系はハンドルを切らずに入ります。グラベルタイヤですから余計に嵩張ってます。ただ、これ以上大きなフレームだと、ちょっと厳しいかも。

 

荷物が多いときや航空機利用の際の輪行袋

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学生の頃から愛用していたオーストリッチの『MTB輪行袋』を使用しています。このバッグは2代目。初代はこないだTOPSTONE CARBONを買った新橋スタッフにあげちゃった。ちゃんと使えるといいな。

 

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パッケージはこのサイズ。生地が厚いので畳んでもこのサイズ。キャンプツーリングやってた頃はこれにサイドバッグなどの荷物をがんがんぶち込んで運んでました。それだけ入れても大丈夫、ってわけ。ホイールを収納するポケットが左右に付属。いちおう29erのMTBまで想定されたサイズになっていますが、すべてのバイクが入るとは限りません、悪しからず。

パッケージ内容は『収納袋、輪行袋本体、ショルダーストラップ、外締めベルト2本、エンド金具』ですが、わたくしはエンド金具は使わず、横置きで使用しています。また、別売りのローターカバーとダミーローターも使用します。

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内部には左右にホイールを収納するポケットがあり、収納後、輪行袋外側からベルトで締めて固定するというもの。輪行袋そのものの生地も厚く丈夫なので、キャンプツーリングの道具などもぽいぽい突っ込んで運ぶことができます。

 

正直、上述の2商品は極端なので(笑)
ほかのおすすめを紹介します

おすすめの輪行袋としてはこちらですね。

オーストリッチの『L-100輪行袋 エアロ&ワイド』です。

同社の輪行袋のなかで定評がある軽量型のL-100をちょっと大型化したものです。少し前のエアロロードバイクのなかにはハンドルが横に切れないものも多かったため、ハンドルを切らなくても入るサイズにしたというのが売り。生地もそこそこな耐久性があります。グラベルバイクなどでもおすすめです。

そして走行時、輪行袋はただのデッドウェイトでしかないですが、ボトルケージにギリギリ収まるサイズというのもポイント高いです。

ちなみに、府中多摩川店には

オーストリッチ製の『DAVOS グラベル輪行袋 G‐110』という商品が在庫していますが、上記の『L-100輪行袋 エアロ&ワイド』と基本的に同じ製品です。商品名は気になさらず、ロードバイクの方もご利用ください。

 

ディスクブレーキバイクのユーザー向け補足

ローターカバーの必要性について

ローターカバーはディスクブレーキのローター(円盤)を保護するために被せます。ローター自体が自転車のフレームと接触して傷をつけないようにする目的と、輪行袋内部でチェーンオイルを付着させないことが目的です。

わたくしが使っているのは、オーストリッチの『フリーカバー(MTB用)』という商品ですが、これが160mmローターにぴったり合います。

逆に後輪のスプロケット(フリーギア)にはカバーはかけていません。結局のところチェーンは完全に養生できないので、どうやっても輪行袋内部に接触します。輪行袋内部に多少油がつくのは許容しています。その輪行袋内部についた油からローターを守ってあげることが大事です。

ふだんからチェーンに過剰な注油をしないことも大事ですね。

 

ダミーローターとは?

油圧ディスクブレーキの方にはダミーローターは必須です。

自転車から車輪を外すと、ブレーキキャリパーに挟まれていたディスクブレーキローターも外れます(車輪側に固定されているので)。このローターがなくなった状態で、間違ってブレーキレバーが押し込まれるようなことがあると、ブレーキキャリパー内のパッドが左右から出てきて、出たままになるため、ローターが嵌らなくなります。

これはセルフアジャスト機能といって、パッドやローターが摩耗した際にもブレーキタッチが変わらないよう、パッドの初期位置が勝手に調整されているからです。

このセルフアジャストによってパッドがせり出してこないように、ブレーキキャリパーには挟みものを挟んでおく必要があり、そのための製品が『ダミーローター』です。

 

輪行講習会をご利用ください

ワイズロードでは、輪行講習会を定期的に開催している店舗もございます。ご興味ございましたら、講習会スケジュールを確認してみてください。

輪行のパッキングは、慣れたら10分でできるようになります。早い人は5分でできちゃうかも。初めては手間取りますので、ご自宅で練習してから本番を迎えてください。

 

 

22nd April 2025
ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ

 

 

 

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