ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2025/09/03 21:01
日本時間9月3日21時、フルクラムFULCRUMから新しいロードホイールが発表されました。
メーカー希望小売価格¥293,700(税込)
重量:1,595g(前後ペア)
リムハイト:42-47mm
リム幅:29.8mm(外幅)、25mm(内幅)
タイヤタイプ:2-WAY FIT
※適合タイヤ幅:29~71mm(30~42mm推奨)
どこかで見たことがあるデザインだと思われるでしょう。既に人気を博しているSHARQ42に採用されている42-47mmハイトの波型のリムプロファイルを継承していて、より汎用性のバランスを最適化する目的で造られています。
主な使用環境としてはオンロードから整ったグラベルを想定しています。
SHARQは既に定評があるモデルで、SONIQ CARBONの元となった42-47mmハイトのほかに、今年57-62mmハイトのモデルもラインアップされています。
ちなみにSHARQのメーカー希望小売価格は、仕様にかかわらず¥482,900(税込)です。
主な違いは3つ。ひとつはリムの素材。SHARQはFF100というカーボン素材に対し、SONIQ CARBONはFF80というカーボン素材を採用しており、若干重量増になるのと、やや柔らかくクッションがあるようです。
SHARQの重量はペアで公称1,440g。155gの違いがあります。
ふたつめはスポーク。SHARQは幅3mm、厚さ0.8mmの新しいフラットスチールスポークA3ROを新規に開発し採用しています。ハブの取り付け部分も工夫され、エアロスポークが常に正しい向きになるよう設計されています(よくありますね、スポークテンションを上げる過程でエアロスポークが横向いてしまうヤツ)。
SONIQ CARBONは丸いスポークを採用していて、空気抵抗は増えるものの、剛性を抑えるよう調整されています。
3つ目はハブ。FULCRUMやCampagnoloのホイールといえば、ハブのベアリング。最上位のCULTとUSB(Ultra Smooth Bearing)のセラミックベアリング2種類と、スチールのシールドベアリングの合計3種があり、SHARQはUSBを採用していますが、SONIQ CARBONはスチールのシールドベアリングを採用しています。
ハブボディそのものの造形も、やはりSHARQのほうが洗練されているように思います。
……なんかこう書くと、SONIQ CARBONは単にSHARQの下位互換というイメージになってしまうかもしれません。あながち間違いではないようにも思いますが、ガチガチのレーサー用に作られたのがSHARQだとしたら、そのテクノロジーを受け継いでロングライドやグラベルライドに使いやすくしたのがSONIQ CARBONではないかと思います。
実は発表に先駆けて、SONIQ CARBONの試乗ホイールをお借りする機会を得ました。通常使用しているホイール(Cannondale HOLLOWGRAM R-S50)と比較すると、若干ローハイトになり、デザインされた波型リムがやっぱり目を引きます。
タイヤはPIRELLI P-ZERO RACE RS 700×30Cが取り付けられていました。1本15,800円するすげーヤツです。今回はチューブを入れての運用でした。
リム内幅が25mmですので、やはり30mmくらいのロードタイヤが相性良さそうです。
正直に申し上げると、レースとかやらなくなってもう5年ほどになるので、スプリント力はまったくありません。なので、ガツっとトルクかけて加速するような走り方はもうぜんぜんできないですし、機材の良し悪しが敏感に分かるほどのセンスもないのですが。あと、わけあって遠出できなかったので通勤オンリーです。
でも走り軽かったな~。実際頑張ったら、ふだん間に合わない信号しっかり間に合ったし。ホイールをHOLLOWGRAMに戻したら、間に合ったは間に合ったけど、めちゃくちゃ腿にきました(笑)
実は理由あって、自分用にSHARQを用意しているので、SONIQ CARBONの感覚を忘れないうちに乗り比べしたいと思っています。
SONIQ CARBONのフリーボディは現状、シマノHGしか用意されていません。
わたくしのCannondale SUPERSIX EVO 1はSRAM組みのバイクですが、今回、XDRフリーボディーは自腹で用意しました。フリーボディーは1万円ほどしますが、カンパN3Wやシマノマイクロスプラインなども購入できますので、シマノHG以外のユーザーの方もぜひご検討ください。
ホイールのデザインが、バルブを上にしてロゴが配置されています。タイヤによっては、こちらのPIRELLIのように、ロゴが反転してちょっと残念な感じになることもあります。ロゴは1カ所のタイヤを選ぶか(笑)
府中多摩川店にはSONIQ CARBONと、SHARQ42のシマノHG仕様がそれぞれ1セット在庫しています。実はSONIQ CARBONは世界発表前から日本のみこっそり先行販売していたため、弊社でもかなりの支店で在庫しています。ですがSHARQと同時に見比べられるのは、現時点で府中多摩川店と上野アサゾー店、名古屋本館のみです(意外とSHARQの在庫がないな……)
ぜひ府中多摩川店の新しくなったホイールコーナーで両者見比べてご検討ください。
店舗状況にもよりますが、クリンチャータイヤであれば即日お乗りの自転車にセットして乗って帰ることも可能!外しホイール配送も無料です。
3rd September 2025
ワイズロード府中多摩川 まのゆうすけ