ロードバイクコーナーには人気車種を大量展示中! 多摩サイクリングロードを走る際には、是非Y's Road 府中多摩川店にお立ち寄りください!
ワイズロード 府中多摩川店 Y'sRoad Fuchutamagawa
2026/02/14 11:26

RUBINOであってRUBINOでない──
今回このタイヤをテストした際に感じたのは従来のRUBINOに対するネガティブを全て排除した全く新しいタイヤであるということ。
VITTORIAのタイヤラインナップのミドルレンジで「トレーニング用」として位置付けられているRUBINOシリーズがモデルチェンジ。国内で発表されたのは昨年5月のことですが、それよりも前に完成車に付属しているものが入荷したことも。触った感触があまりにも従来のRUBINOとは違っており「すごく良くなっている」とは感じていたものの、なかなかそれを試す機会は訪れませんでした。
そんな第5世代となったRUBINOをVITTORIAの国内代理店であるVTJ様よりお借りすることとなり、今回その本質に迫ることができました。
従来RUBINO PROと名付けられていたものからPROの文字を廃し、RUBINOと銘打って販売されたVITTORIAのミドルレンジタイヤは[トレーニング用]と謳うにはあまりにも高性能すぎるタイヤでした。その走りはむしろ今作こそ[PRO]の名を冠するに値するレベルと感じる程です。
性能が激的に向上したVITTORIAの新作タイヤRUBINOをインプレッション!
目次

タイヤのラインナップ上の立ち位置などというものは概ね性能に比例します。
そのため本来は敢えて説明などする必要は無いのですが、今回のタイヤにおいてはその立ち位置を忘れさせてしまいそうな存在であったため明確にしておこうかと思います。
VITTORIAのロードタイヤのラインナップは上から順に
CORSA PRO
CORSA N.EXT
RUBINO
RIDEARMOR
ZAFFIRO PRO
CORSA PROはVITTORIAのタイヤを語るうえで欠かせない存在であり、最も認知度の高いタイヤでしょう。CORSA PRO TTは第三者機関の転がり抵抗テストにおいて現状No.1の座を保持しています。私も今回のテスト前はCORSA PRO TUBE-TYPEを使用していました。
CORSA PROはプロ・コンペティションというカテゴリーに位置付けられています。
続くCORSA N.EXTは名前にフラッグシップモデルと同じCORSAを冠する通り、レースにインスパイアされたパフォーマンスと究極の耐久性を発揮するコンペティションラインナップ。
RUBINO,RIDEARMOR,ZAFFIRO PROはトレーニング用として位置づけられています。

自宅に完成車から外したRUBINO PROがあったので比較してみました。
質感は全く異なっており、旧作は時間経過で劣化している可能性があるとはいえ似ても似つかない全く別物のように感じられます。
旧モデルRUBINO PROは150TPI、新モデルRUBINOは100TPIとケーシングの細かさ(数字上)では旧モデルの方がより細密なようですが、タイヤのしなやかさは段違いで新モデルの方がしなやか。ゴムの質感もよりハイグリップなものへと変わったように感じられます。
RUBINOの公式重量はTUBE TYPEの28Cで240gでしたが、実測重量は238gと239g。おおむね公称値と一致します。そして実はこのタイヤ、トレーニング用にカテゴライズされていながら重量的にはCORSA PROよりも軽量です。(CORSA PRO TUBE-TYPE 28C公式重量255g)

今回ひとまずはラテックスチューブで運用。タイヤ交換前はCORSA PRO×ラテックスで使用していたため、順当にタイヤだけの性能差を感じ取れると思ったためです。
取り付けに関してはやや硬め。CORSA PROは拍子抜けするくらいにスッとつけ外しができるのでこれは少し予想外。とはいえタイヤレバーなしで付け外しはできましたが、一般の方はタイヤレバーを準備しておくといいかもしれません。
この件に関してVTJ様にお話を伺ったところ、「新型RUBINOはTLRとTUBE-TYPEでビード部分が共通の設計となっているため」ということでした。

ひとまず洲崎神社 一の鳥居を目指して「ほぼチバイチ」555㎞ほど走行。
前述のとおり触った感触は前作とまるで別物でしたが、案の定乗り心地もまるで別物です。
CORSA PROと比べるとTPIは320TPIと100TPI。3倍近い差があり、ナイロンケーシングを採用しています。しかし乗り心地はCORSA PROのコットンケーシングを彷彿とさせる振動吸収に優れた非常に柔軟性が高いタイヤです。
最初はタイヤの空気圧は4.5barにセッティングしましたが、ダンシング時に腰砕け感を感じたため少し高めにセッティングして5.3barほどが一番気持ちよく走ることができました。
転がり抵抗はCORSA PROなどのフラッグシップタイヤにはやはり少々劣るもののよく転がり、技術の深化とともにトップモデルとミドルレンジの差は確実に縮まっているように感じます。
驚くべきことにグリップに関しては正直CORSA PRO以上に好みのフィーリング。タイヤのしなやかさを生かした路面へのアプローチとCORSA PROと比較するとややしっとりとしたグリップ感が合わさることで、非常に安定したコーナリングを実現し「曲がっている」という実感を得やすい印象。この感覚は言語化が難しいので是非とも使って味わってほしい部分です。
RUBINO×ラテックスチューブの組み合わせでトータル700㎞ほど走行しました。

ダンシング時の腰砕け感がタイヤの柔軟性による副作用であればTPUチューブの芯のある乗り心地で打ち消しあってくれないか。という淡い期待も込めてTPUチューブでも運用してみました。
使用したのはいつものPURPLE LITEではなく、出番を見失ってしばらく放置していたREVOLOOP RACE ULTRA。ULTRAではありませんが同社のREVOLOOP RACEはPURPLE LITE登場以前は推しのTPUチューブでした。

この組み合わせでも500kmほど走行しました。
予想通りタイヤの柔軟性とTPUチューブの硬さがお互いを補完し非常にいい乗り心地となりました!とはいえやはり少し高めの空気圧セッティングが調子いいです。このとき5.1bar。
漕ぎ出しも非常に軽くなり、グリップ力も相まって登りでもグイグイ進んでくれます!ヒルクライムに良い組み合わせ!

非常に柔軟性の高いタイヤで路面からの振動を抑えてくれるためロングライドにも適しています。それでいながらも軽量なため、ヒルクライムにもオススメできるタイヤです。好みの問題もあると思いますがグリップフィーリングも非常によくコントローラブル。
つまり全方面にかなり優秀な「オールラウンダー」です。
CORSA PROと比較するとタイヤ剛性や転がり抵抗においてはやはりフラッグシップモデルとの差を感じますが、2026,02現在RUBINOタイヤ2本とインナーチューブ2本のセット「TWINPACK」がCORSA PRO1本分の金額で購入できてしまうスペシャルパックが存在します。
トレーニング用と謳うにはあまりに優秀すぎる上に、このプライスで他に互角に張りあえるタイヤはほかにありません。
タイヤはホイールの外周部に位置し、自転車のパーツの中で最も動いているパーツ。そしてライダーのパワーを地面へと伝え推進力へと変換し、バイクの挙動を制御する非常に大きな役割を持ったパーツです。ゆえに性能の差が顕著に生まれ、しばしば「最もコストパフォーマンスに優れたカスタム」と言われる走りの要です。
低価格かつハイパフォーマンス。VITTORIAらしさを獲得した新RUBINO。フラッグシップタイヤばかりを使ってきた私でも「あれ?もうこのタイヤで良いんじゃないか?」と思ってしまうほどに優秀なタイヤ。まさに最初のカスタムにうってつけの1本です!

府中多摩川店、お得なTWINPACKを在庫豊富に確保しております!
走りやすい春のシーズンをこのタイヤとともに迎えてみてはいかがでしょうか?

2026年2月28日㈯より府中多摩川店でVITTORIAタイヤのPOP-UPイベントが開催決定!
店頭にVITTORIA製品がズラリと並ぶ他、購入特典も多数用意されています!
また、一部タイヤのテストタイヤもご用意いただけるとのことで実際に走りを試してから購入することが可能です!
こちらの運営体制も現在調整中ですので追ってブログやSNSにて詳細を告知いたします。
VITTORIAタイヤのことなら府中多摩川店へ!
皆様のご来店お待ちしております!