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2017/07/06 19:41
ツール・ド・フランスの時期は毎年ですが。
みんなどこに消えた?と思ってしまうくらいに噂を聞かないイタリアプロコンチ勢。
ジロではあんなに目立っていたのに・・・
バルディアーニが新型RB1K(⇓)あたりで逃げまくれば良い宣伝になるのですが。
まあフランスのプロコンチ(ディレクトエネルジーとか)を押しのけて、
イタリアのチームがワイルドカードで選ばれるなんてことはまずないでしょう。
これだけ世界的なイベントになって、世界中で放映されているとしても、
やっぱりツールは「フランスのもの」という意識なんでしょうね。
さて。
やっとのことで我がRB800用のBBが入荷しました。
最近のお気に入り「ウィッシュボーン」です。
〇WISHBONE BB30/ULTRA TORQUE用 ¥15,000-+TAX
様々な規格が乱立して、ユーザーが置き去りなBB業界。
BB30(非プレスフィット)/カンパ用の時点でニーズは極小でしょうが・・・
こんなニッチなところまできちんと用意されているのは嬉しいですね。
ただ。
カンパのウルトラトルクはクランク側にベアリングが付いているので、
このウィッシュボーンはベアリングレスのカップのみ。
うーむ。
それでこの値段か。
カンパのカップなら数千円で済むのに・・・
ではなぜ、わざわざこれ選んだのか?ですが。
まず一つ目がBMCで使っていて好感触だったから。
ベアリングの回転のスムースさは今回関係ありませんが
左右直結構造によるBB周りの剛性アップは、体重が重い小西にとっては
結構重要なポイントです。
もうひとつの理由は・・・そうせざるを得なかったから。
RB800のワイヤーリードはBBシェルの内側に装着されます。
組み立て説明書をみても、ワイヤーを通す際には一度ワイヤーリードを外に出し
前後シフトワイヤーを通してからもう一度シェル内に戻すように書かれています。
・・・・・?
ワイヤー交換の度に毎回これをやるのか??
こんな作業をさせるにも関わらず、このワイヤーリードの大きさはかなりのもの。
カンパのカップの穴のサイズ程度では全く通ってくれません。
となるとワイヤーを替える度にBBカップを叩き出して再圧入?
さすがにそれは現実的ではない。
いっそDi2でいくか・・・とも考えましたが、
このフレームはできればカンパで組みたい。
というわけで。
通常の工具での脱着が可能で、BBシェルへのダメージも少ない
左右接続系BB「ウィッシュボーン」の出番となった次第です。
無事装着。
一度組んだことがあるという事もあり、作業自体はサクサク進みました。
仮組時にはきつく思えたアルミのBBシェルにもスルスルと入っていきます。
さすがウィッシュボーン!
これだよこれ。
まあいくらBBの精度が高いといっても、
シェル側が真っすぐではない可能性もあります。
斜めに圧入してしまってはいないか。
中でズレて上手く接続できない、なんてことにならないか。
毎回のことですが、やっぱりここは緊張します。
ネジが噛んで左右がつながったと実感した時の
「よしきた!」な感じといったら。
ここまできたらあとはクランクつけるだけ。
カンパの4アームのデザインは、未だに「カッコいい」とは思えませんが
それでも違和感を感じないくらいには慣れてきました。
クランクが付いたことで、完成に向けてかなり前進。
次はチェーンを張って、シフト/ブレーキの調整です。