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【雑談回】忘れられない思い出…スタッフが最も好きだった1台を聞く vol.2
by: 山下雄三

まいど、ワイズロード福岡天神店の山下です。

先日通勤で河川敷を走行中に、春の陽気に誘われた子猫に並走されました。
恐怖心もなくあまりに自転車に近付いてくるものだから、ほっこりするよりも轢いてしまわないかの心配が強かったです。

前回から始まりました【雑談回】前回の記事は↓こちら

【雑談回】忘れられない思い出…スタッフが最も好きだった1台を聞く vol.1

さて、今回は第2回。
【当店スタッフに聞いた、「今からでも入手することができるのならコレが好きだったな」バイクを紹介しつつ振り返っていこう】です。

登場するのは、(学生アルバイトさんだから)週末に会えるレアスタッフ川畑の思い出のバイク「SCOTT 2015 ADDICT SL」。

どうしてこのバイク?

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SCOTT 2015 ADDICT SL フレームセット(当店過去ブログより)

ご存じの方も多いと思いますが、SCOTT社はスキー用のストックメーカーとして操業しました。
(一度だけスキーストックを使わせてもらう機会がありましたが、軽くて剛性もあって安心感が半端なかったです)
今でこそ自転車の印象が強いかもしれないブランドですが、ストックだけでなくスキー板をはじめとしたウインタースポーツ用品、ランニングシューズ、モータースポーツ用のエキップメントも作っている総合スポーツブランドなのです。

1980年代に自転車競技に進出、1989年のツール・ド・フランスにて強豪選手グレッグ・レモンが当時最新のSCOTT製エアロバーをTTに投入。
劇的な逆転勝利の一翼を担い、世界にその名を轟かせました。
その後も、フルサスペンションMTBの投入やカーボンフレームの生産など、新しいテクノロジーなどに意欲的に取り組み現在の「高性能バイクを生み出す良いブランド」の地位を確立しました。

 で、どうしてこのバイクなん?年齢と年式がマッチしてないような…

川畑「SCOTTを譲ってもらって乗っていたことがあるんですけど、その時の2015モデルADDICTがすごく乗りやすくて、だったらADDICTの最上位モデルはもっとすごいバイクなのか!?と、凄く憧れたんです。」

なるほどねぇ…いや、分かるよ。
実は私も同じくSCOTTには憧れを持っています。
あらゆる意味で私の師匠である方が、2005モデル CR1 TEAM ISSUEに乗っていて、それが凄く軽くて進むバイクでした。
さらにそのバイクで当時のプロチームがとても活躍していて、憧れに拍車を掛けました。
(まぁ、そのチームはドーピング問題ばかり起こして後年解散と、哀しい最期を迎えましたが…)

 そんなSCOTTから、こちらのバイクをご紹介

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【SCOTT 2023 ADDICT 20 105Di2 ¥550,000】サイズ:M 目安適応身長:170~180cm前後

詳しくは当店スタッフ川畑のご紹介ブログを…て、そんなにSCOTTに思い入れがあるのね川畑くん。

やはりスキのないバイクを作ってきますねSCOTT。
ミドルグレードだろうがエントリーグレードだろうが手抜きをしない。
最上位モデルのADDICT RCが飛び道具過ぎて参考になりませんが、エンデュランスロードとして位置づけられたこの車体は「エンデュランスモデル」という言葉で終わらせてしまうにはもったいない程のポテンシャルを持っています。
このグレード帯に求められるスポーツ走行性能と扱いやすさと実際の安定感、振動吸収性も高く、幅広いライダー層にマッチすると思います。なかなか弱点が見当たらないですね。すごい完成度だと思います。

SCOTTは、ロードバイクだけではなくMTBもクロスバイクもラインナップされています。
実は敷居が低く選びやすいブランド、車体をお探しの方は一度候補にお入れになってはいかがでしょうか。

ご来店ご相談、いつでもお待ちしております。