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世界最強⁉魔法のようなグリップを持つタイヤのご紹介【Vittoria CORSA PRO CONTROL】
by: 長島

いつもワイズロード福岡天神店のブログをご覧いただきありがとうございます。
自転車に乗ろうと思う時には必ず雨が降っているスタッフの長島です。

以前のブログで新しく購入したホイールのご紹介をさせていただきました。

実はその時、同時にタイヤも交換していたんです!それがコチラ

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CORSA PRO CONTROL 28c  ¥14,960

王道中の王道。「ロードバイクのタイヤってなにがあるの?」と訊かれて名前の挙がるタイヤ筆頭ですね。

プロトン内でも特徴的なアメサイドは一際存在感を放っています。

1953年に設立されたこのブランドは長いロードレースの歴史の中で幾度となくその表彰台に顔を覗かせてきました。

2025年でいうと、チームヴィスマリースアバイク・アルぺシンドゥクーニンクなどワールドチーム6チームにタイヤを供給しており、2023年世界チャンピオン、マチュー・ファンデルプール、2022・23年ツール覇者、ヨナス・ヴィンゲゴーを足元から支え、常に新たな技術の開発によって業界をリードしてきたブランドです。

このタイヤに交換するまで僕はコンチネンタルのGP5000というタイヤを履いていました。GP5000はかっちりとした乗り味で路面抵抗が低く、「地面を噛んで疾走している感覚」を味わえるタイヤでしたが、個人的にすごく好みで次もGP5000にしようと思っていた矢先、
スタッフの古閑森から「違うブランドのタイヤも履いてみた方が知見が広がる」と言われ、内心「えー、GP5000で良いじゃん」と思いながらヴィットリアのCORSA PRO CONTROLに交換。

しかし、交換してみるとすぐに自分が間違っていたことを確信しました。

CORSA PRO CONTROLを履いてみて感じたことを僕の独断と偏見でインプレッションしていきます!

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(同じアルバイトスタッフの柳澤もCORSA 使ってます!)

インプレッション

 乗り味

一言で申し上げるとするなら「最高」です。
これは単に僕とタイヤの相性が良かっただけなのかもしれないのですが、走行時の疾走感は唯一無二!

ありえないほど柔らかく優しい乗り味で、路面が綺麗な場所ではまるで絨毯の上を走行しているような感覚に陥ります。
これは恐らくタイヤの内側のゴムで覆われた部分の繊維層にコットンを使用していることが要因だと思います。
このコットンケーシングはヴィットリアの大きな特徴の一つですね。

GP5000との比較にはなりますが、明らかに必要以上の振動を拾わなくなり、疲労感とロングライド後半のストレスが軽減されました。
これは小さいようで大きな変化でした。

路面抵抗

これに関していえばそこまで大きな変化を感じられなかったというのが正直な感想です。

強いて言えばGP5000の方が地面をよく嚙んでくれていたのかな?と考えますが、まぁこれは人によって印象が変わってくると思います。
どちらも素晴らしいハイエンドタイヤなので、踏めば踏むだけ進んでくれるというのは間違いないです!

コーナリング

GP5000との違いを最も顕著に感じたのがコーナリングです。

僕はよく猫峠という峠に走りに行くのですが、猫2段目と呼ばれる区間の一部ではコーナリングしながら斜度10%を超える場所が存在し、登りはもちろん地獄なのですが地味に怖いのが下りで、いつも落車に怯えびくびくしながらその部分を下っていました。

しかし、タイヤを交換した次の日に猫峠を下っているといつもより体を傾ける瞬間に一瞬だけ溜めのようなものを感じられ、まるでタイヤ自身が「まだバイク倒せるよ!」と言っているかの様でした。

その感覚を信じ、いつもよりバイクを倒して例の区間に入るとタイヤが「グググ」っと粘って以前よりもスピードを維持したまま安心感を持ってその区間を下ることができ、それ以降ヴィットリア信者になってしまい「もうヴィットリア以外履くものか!」と思っています。

(また古閑森に同じ台詞を言われそうですね)

最後に

いかがでしたでしょうか。CORSA PRO CONTROLは僕の中のタイヤの価値観を変えてくれた最高のタイヤです。この他にもワイズロード福岡天神店ではヴィットリアやコンチネンタルだけでなく様々なタイヤメーカーのタイヤをご用意しております。是非一度店頭までお越しになってください!

次、自転車に乗ろうとしたときには晴れてて欲しい長島がお届けしました!