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2025/04/12 16:48
今やサイクルコンピューター戦国時代と言っても過言ではないでしょう。
4、5年くらい前はそこまで数が多く無かったですが現在は多くのメーカーが参入しています。
4月6日に開催されたサイクルイベントであるブルベ、BRM406 定峰200にエントリーしました。
それを機にサイコンを新調して選んだのはBrytonのRider S810です。
これにした理由も記載しますが今回は200kmのサイクリングで使ってみた感想を書いていこうと思います。
本体サイズ:102.5mm x 57.6,mm x 15.8mm
USBポート:Type-C
バッテリー稼働時間:50時間
本体のみ:46,200円(税込)
スピード・ケイデンス・心拍センサー付属セット:56,100円(税込)
まず初めにRider S810を選んだ理由を書いていこうと思います。
①バッテリーが50時間持つ
②ナビ画面と一緒に速度情報など色々と出せる。
購入の決め手となったのは理由はこの2つです。
当店でもRider S810を使っている森山から話しを聞いて興味が湧きました。
今まで使っていた他社のサイコンは4年くらい前に発売されたモデルであり、こういった業界にいるので新しい物に触っておこうという考えもありました。
ブルベ開催日と発売日が近い事もあり、思い切って購入する事にしました。
それでは決め手となったポイントのインプレッションをしたいと思います。
今回は長距離サイクリングをしてる私目線でのインプレッションとなります。
当店の森山もRider S810を使用しておりレビューを記載しております。
使い方やタッチパネルの感度など書いているので合わせてご覧ください。
それと下記は私が参加したブルベのブログでございます。
まずバッテリーが50時間持つのはブルベを走る人に嬉しいポイントでしょう。
数年前はこんなに長時間持つサイコンは無かったのでトップチューブバッグにモバイルバッテリーを入れたりしてました。
今回のブルベは7時スタートで出走前はバッテリーを100%のフル充電にしてます。
ブルベ200の制限時間は13時間30分です。
バッテリー100%(50時間)÷使用時間13時間=76%
計算しやすいように30分は切り捨ててます。
なので単純計算でバッテリー全体の約1/4を消費する計算です。
もちろんメーカーさんが表記しているバッテリー時間は最大50時間なのでトンネルに入って電波を探している時、夜になって画面が明るくしたら消費量は増えます。
それを加味するとだいたい単純計算では24%減ってる計算でしたが、実際は使ってみたら30%消費くらいかと思いスタートしました。
では実際の使用量はどうだったかというと…
まさかの25%消費で収まってました!
これは非常に優秀と言えるでしょう。
もちろんトンネルに入ってGPSが切れたり夜になって自動で画面が明るくなるモードで使ってます。
消費する場面ではちゃんと消費して、ここまで持つのは嬉しいとしか言えません。
実は今回のブルベで一応ですがモバイルバッテリーは持っていきました。
ですが使う事は無く、今後の長距離サイクリングで荷物が減らせるのは嬉しいです。
ブルベ400の制限時間は27時間でブルベ600だと40時間、この計算だと充電無しでも走れます。
心配な方は400km以上だと仮眠、睡眠を取るのでそこで充電するのも有りでしょう。
ブルベ200kmをメインで参加している私にとっては嬉しい仕様と言える結果でした!
この画面表記が出来るのは非常に便利でした。
ブルベではナビ画面は必要ですが他にも色々な情報を画面に出したいと思っています。
走行距離は次のチェックポイントまでの計算に使います。今の速度情報、このペースで間に合うか計算する平均速度、斜度、足切りにならないか確認する時刻。
こういった情報も欲しいのですがナビ画面の下に2つだけ出せるのが多かったです。
ですがRider S810はこのようにナビ画面の下に色々な情報を出す事ができます。
今は走っている道をどれだけ進むのか、どの交差点を曲がるのかという情報が出たのも便利でした。
キューシートと呼ばれる「○○km ×××交差点 右折」といった道順が記載されたルート情報も配布されます。
そいうった情報と見比べながら、道を間違えてないか確認する事が出来るのも安心感に繋がります。
それと10kmくらいの直進が続くと「道を間違えてないかな」と不安になる時があるのですが画面に「新奥多摩街道 4.5km」とか出れば今の道をしばらく直進という事が分かるのも嬉しいです。
ブルベライダーにはおススメのサイクルコンピューターと思ってます!
バッテリーは大容量、ナビ画面は分かりやすい、タッチパネル対応、ボタン操作も出来るなど嬉しい仕様満載です。
価格も既にスピード、ケイデンスセンサーをお持ちなら本体だけのモデルで46,200円(税込)で済むのでスペックと価格を比べたら文句は無いです。
ちなみに「バッテリーは50時間まで要らないけどそこその画面サイズでタッチパネルが欲しい」という方はRider 750 SEがオススメです。
バッテリー40時間、タッチパネル対応で31,900円(税込)と充分なスペックを持っています。
同じBrytonのRider S510もバッテリーは30時間ながらタッチパネル搭載、コンパクトサイズです。
ロングライドをやる方、バッテリー充電を忘れがちの方は良ければご検討ください!