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【SRAM】逸品紹介「XPLR」で時代は‘‘1×13速‘‘
by: 高橋 愁

こんにちは、ワイズロード船橋店の高橋です。

SRAMのコンポーネントが入荷しました。

SRAM XPLR

‘‘フロントシングル‘‘

もう10年近く前になるんでしょうか。
たしか2018年頃にイタリアの3Tからフロントシングル専用エアロロードが登場したこと皮切りに、注目度が一気に高まったと記憶しています。

しかし。
当時はリア11速が主流で、ギア比の観点からもフロントシングルは厳しいという意見が多くありました。
加えてチェーン落ちも頻発していたため、最終的にフロントシングルの可能性を引き出すことが出来なかったのです。

時は変わって2026年。
アメリカのコンポーネントブランド「SRAM」はご存じでしょうか。

昨今ライドスタイルに関わらず、使用する方が非常に増えています。
レースシーンではトップチームにおけるSHIMANOとSRAMの比率はほぼトントンですし。

そんなSRAMの魅力の一つが今回ご紹介する‘‘フロントシングル用コンポーネント「XPLR(エクスプロア)シリーズ」‘‘
「別にレースには出ないから~」という方も、いや、むしろそういったロングライドメインで楽しむ方にオススメしたいので、ぜひ最後までご覧下さい。

さて。

XPLRシリーズは1×13速のコンポーネントで、REDとFORCE、RIVALの各グレードにおいて展開されています。
厳密に言えば1×12速のXPLRシリーズもあるのですが、ややこしくなるので今回は割愛。

SRAM FORCE AXS XPLR E1 RD
価格:77,040円(税込み)

リア13速ということで、この近未来的かつ大型のRDに注目が集まると思います。

せっかくなので通常のRDとサイズの比較をしてみました。↓

左から
SRAM FORCE AXS E1 XPLR
SRAM RED AXS E1

全然違いますね。笑

XPLRシリーズのRDはフルマウントと言ってリアディレイラーハンガーを使用せず、フレームにRDを直付けするのが特徴です。
取り付けにあたってはUDH(ユニバーサルディレイラ―ハンガー)というSRAMが提唱するディレイラ―ハンガーの規格を採用したフレームが必要です。

したがってUDHに対応していなバイクでは、今回ご紹介するXPLRシリーズのコンポーネントはお使い頂けません。

UDHに対応しているバイクの一覧は↓のバイクファインダーからご確認頂けます。

Bike Finder | SRAM

RDの裏側はこんな感じ。
プーリーがとても大きく、ケージの剛性も非常に高そうに見えます。
内部にはチェーン暴れを抑制する機構が備わっていて安心感抜群。

そもそもSRAMでフロントシングルにする場合のメリットとはなんでしょうか。

ざっくり纏めてみました。↓

・操作が簡単
→リア変速だけで操作が出来る。

・軽量化
→FDがなくなることで、約150~250grほど軽くなる。

・垣根のない拡張性
→RED/FORCE/RIVAL間での互換性、パワーメーターの有無など。

・ギアレンジが秀逸
→リアの13速化によりワイドかつクロスレシオなギア比を実現。

おおよそこんな感じです。

詳しく説明していきます。

SRAM FORCE AXS E1 LEVER
サイズ:左、右
価格:49,520円

SRAM最大の魅力とも言えるのがレバー形状とブレーキ性能です。

最近トレンドでもあるフレアハンドルと相性が非常に良く、内部構造が刷新され指一本でブレーキコントロールが可能になりました。
シフト操作も簡単で右を押せばリアが重く、左を押せばリアが軽くなります。

またREDとFORCE、RIVALの全グレードでレバーのブレード部分にはカーボンを採用。
非常に軽量で仕上げも美しいですね。

ちなみにSHIMANOはトップグレードのDURA-ACEのみカーボンを採用しています。

SRAM XG-1371 XPLR E1
サイズ:10-46t
価格:43,040円(税込み)

XPLRシリーズのスプロケットは10-46tの1サイズ展開。

通常であれば10-30tや10-33t、SHIMANOなら11-30tや11-34tといった歯数がベターですが、こちらは超ワイドレシオ。

ギア構成は↓の通りです。

10-11-12-13-15-17-19-21-24-28-32-38-46

フロントシングルのデメリットとされているギア比が飛び飛びになってしまう問題も、この構成ならある程度は安心してOK。
イメージ的に平坦やアップダウンをメインとして、速度はAVG25km/h~くらいで走る方に最適だと思います。

注意点としてはスプロケットのサイズが1種類しかないので、スプロケットのギア構成を軸に前のチェーンリングを決めていく必要があります。
分からない方は一度ご相談下さい。

SRAM RED AXS E1 CRANK SET 1×
価格:118,000円(税込み)
サイズ:170mm/50t/DUB

お次はクランクです。
こちらはチェーンリングがエアロ仕様で超クール。

チェーンリングのみの販売もあるため、コストを抑えたい方はクランクアームをFORCEにするなどのやり方もアリ。

ちなみに2×用のクランクアームはQファクターが145mm(DUB)と150mm(DUB WIDE)からお選び頂けるのですが、XPLRシリーズのコンポーネントを使用する場合はクランクアームのQファクターが150mm(DUB WIDE)になります。

このクランクセットはアームがDUBなので、XPLRシリーズには使用出来ません(=1×12速でならOK)が、DUB WIDEのクランクアームに変えればOK。

この辺は私たちの仕事なのでお任せ下さい。

SRAM
RED AXS POWER METER KIT 1× AERO
価格:141,200円(税込み)
サイズ:50T

パワーメーター内蔵のチェーンリングもあります。
中身は「QUARQ D ZERO」で計測精度は±1.5%で両足対応、バッテリーはレバーと共通のCR2032で200時間も稼働します。

チェーンリングが摩耗してしまったらパワーメーターを買い直して頂く必要がありますが、その場合は定価の半額でご購入頂けます。

詳しくはこちらからどうぞ。↓

SRAM Red AXSパワーメーター交換プログラム | NEWS | 株式会社Many’S メニーズ

言ってしまえば本当はパワーメーターも消耗品ですし、買い替えるべきモノと考えたら納得出来ます。

SRAM
RIVAL AXS DIRECT MOUNT CHAINRING 1× E1
価格:8,620円(税込み)
サイズ:46T

オーソドックスなチェーンリングもあります。

RIVALのチェーンリングとFORCEのクランクアームを組み合わせるとこんな感じ。

どういうワケか、FORCEには1×用のチェーンリングが存在しないため、REDかRIVALを組み合わせて使って頂くことになります。

SRAMをご検討中の方はもちろん、現在使用されていてお困りの方も是非ご相談下さい。