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2025/06/17 19:10

『ロードバイクはもうディスクブレーキの時代』
ロードバイクの登場以来使われてきたリムブレーキシステムは遂に進化の歩みが止まりました。
ではリムブレーキのロードバイクはコンポーネントが壊れたら、もう載せ替えて直すことが出来ないのか?
答えは『NO』です。
世界最大手のコンポーネントメーカー『SHIMANO』はリムブレーキのロードバイクで使える新コンポーネントをしっかりと残してくれました。
今回はもしもが訪れた時にリムブレーキのロードバイクコンポーネントをご紹介します。
トピックス

フロントダブル・リア10速仕様の場合
| クランクセット | FC-U6030-2 | 『50/34』or『46/32』/2ピースクランク | ¥13,600- |
| 右レバー | ST-U3030-R | リア10速用/NEW SUPER SLR対応 | ¥17,474- |
| 左レバー | ST-U3030-L | フロント2速用/NEW SUPER SLR対応 | ¥16,055- |
| フロントディレイラー | FD-U6030 | ダブル用/直付けorバンド | ¥5,048- |
| リアディレイラー | RD-U6020-SGS | 11-39T対応 | ¥7,264- |
| スプロケット | CS-LG300-10 | 11-39T | ¥6,802- |
| チェーン | CN-LG500 | LINKGLIDE | ¥3,186- |
『CUES』では9速と10速、2種類の選択肢がありますが、値段差は大きくない為、多くの人の選択肢となり得る10速でご紹介していきます。
CUESシリーズは従来コンポーネントとの変速系統の互換性はありません。
その為、旧10速コンポーネント(DURA-ACE,ULTEGRA,105,Tiagra)と部分的にミックスをして組む事は出来なくなっています。
ですがブレーキ系統は『NEW SUPER SLR』規格となっている為、リムブレ―キャリパーはそのまま使用する事が可能です。
CUESにリムブレ―キャリパーの設定はありませんが、同規格のアイテムはまだまだ多く存在して居る為、新たに入手も可能です。
スプロケットはHGスプラインMに対応している為、11速コンポーネントが登場以前のホイールにも取り付けられます。
もちろん11速対応フリーボディにもスペーサーを加える事で取り付けが可能ですよ。
クランクはホローテックⅡ互換の2ピースクランクとなりますので、既に同規格のクランクを使用されている場合はボトムブラケットを交換する必要はありません。
今は以前とギア構成に関する情勢は大きく変化し、よりワイドなギアレシオが求められてきました。
CUESではクランクに『50/34』のコンパクトギアに加えて、グラベルやツーリングで便利な『46/32』のスーパーコンパクトギアも選択可能です。
またスプロケットも11-39T(11-13-15-17-20-23-26-30-34-39T)の構成となり、急勾配でも足を止めることなく回し続けられるギアとなっています。
長年乗ってきた旧機材のギア構成が、年齢や生活の変化に伴ない運動力の低下で乗りにくく感じてきたなぁ~という方には嬉しい恩恵となりますね。
ブレ―キャリパーは既存の物を利用する場合、それ以外の載せ替えにパーツ代で約7万円(仕様により異なります)
ワイズロードでの載せ替え工賃まで含めた場合、約12万円程度の予算感となります。

レースシーンを見ればディスクブレーキのロードバイクが席巻していますが、スポーツサイクリングの面白さにブレーキシステムで違いは生まれません!
今まで楽しませてくれたロードバイクを大切に乗り続けたい人に、シマノが提示した新しい選択肢『CUES』を使ってリムブレーキのロードバイクでまだまだ楽しんでいきましょう。
載せ替えのご相談も承りますので、お気軽にご来店ください。