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ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2019/05/13 19:58
プロ機材の「OLTRE」や「SPECIALISSIMA」が動とすれば、
この 「INTENSO」にはどことなく静の趣を感じます。
〇BIANCHI INTENSO 105 ¥208,000-+TAX
「強烈」というような意味合いのモデル名とは裏腹に、至って穏やかな
キャラクターが与えられたエンデュランスバイク「インテンソ」。
ゴリゴリとペダルを漕ぐよりも、カーボンフレームの乗り心地の良さを
感じながらのマイペースなロングライドが気持ちいいタイプです。
メリハリが効いていて造形的な見どころも多いカーボンフレームですが
その雰囲気はどこか柔らか。
見た目からは、トップチューブがなんとなく短いように見えますが
ジオメトリー表を確認すると数値的にはオルトレと同じでした。
前傾姿勢はヘッドチューブを長くすることで抑え、リアセンターを
伸ばすことでハンドリングを穏やかなものに。
ハンドリングがシャープ過ぎるといちいち路面のアンジュレーションに
反応せざるを得なくなって、結果疲れてしまいがち。
ある程度バイク任せにしていても「普通に真っすぐ走る」くらいの方が
ロングライド向けと言っていいでしょう。
搭載コンポーネントはシマノの105(R8000)。
リアの最大ギアが32T、フロントのインナーギアが34T。
かなり軽めのギア比設定になっているので、これをを駆使すれば
結構な登りでも足を着かずに(押さずに)越えられそうです。
標準装備タイヤは、700×25Cのヴィットリア「ザフィーロ」。
普通なら、もっと軽くてグリップの良いタイヤに変えましょう
と言いたくなるところなんですが
バイクのキャラクターを考えれば、減りづらくてパンクにも強い
このタイヤのままで、ロングライドを楽しんで下さい・・・
と思ってしまうから不思議なものです。
フレームサイズは47。
おおよその適正身長は165cm前後くらいでしょうか。
(より詳細なフィッティングはバイオレーサーで計測いたします)
そうは言ってもそこはビアンキのロードバイク。
本気で走ったら、思ってもみなかったキレの良さを見せてくれるかも。