スポーツサイクル全ジャンルの品揃えと専門スタッフによるサポート
ワイズロードフジグラン広島店 Y'sRoad hiroshima
2022/03/11 17:40
今一番ホットなホイールという事でご紹介した
目次
アマチュアレーサーをも満足させる高いポテンシャルを備えつつ、お求め易く扱い易いと三拍子揃ったシマノ渾身のミドルグレードホイールですが、今回は『C36/C50』『C50/C60』と前後でリムハイトを変えて使用した場合のインプレッションになります!!
『C36』『C50』『C60』について詳しくはコチラをクリック
【試乗インプレ】新型アルテホイール全部乗り!!『WH-R8170』 | 広島で自転車をお探しならY’s Road フジグラン広島店 (ysroad.co.jp)
結論から言ってしまえばアリです!!むしろ進んでおススメします!!なぜならば『C36』『C50』『C60』それぞれに明確なキャラ設定がされており、どのモデルを選べば良いか迷ってしまう方が多いからです。それだけ各モデルのポテンシャルが高いという裏付けでもありますが、『C36』or『C50』『C50』or『C60』で迷った際は前後異径の組み合わせにする事でそれぞれのキャラを併せ持ったホイールが誕生します!!なので迷わず選択されて下さい!!あえて組み合わせてるという玄人っぽさも出ますし、人とは違った一台に仕上がる点もおススメのポイントです!!もちろん、店頭では『C36/C50』『C50/C60』の組み合わせも在庫・販売しています!!(片側のみで購入をご希望の場合はお取り寄せになります)
シリーズ屈指の漕ぎ出しの軽さ・登坂力・振動吸収性能を誇る『C36』のフロントと、高い巡航性能と全方位に対応できるトータル性能に優れた『C50』のリアを組み合わせる事で登坂力も巡行性能も併せ持った組み合わせが誕生します。重量も前後で1,529g(F657g/R872g)と丁度中間に値しますので、軽量化も視野に入れたい方は要チェックなポイントです。
『C36』からは30km/hオーバーでの巡行がし易くなったように感じ(漕ぎ出しの軽さと登坂力は若干の低下)、『C50』からは漕ぎ出しの軽さと登坂力が向上したように感じます。(巡行性能は低下)
数値で表すと以下の通り(個人的主観です)
『C36』加速力6.5・登坂力6.5・巡行性能4・振動吸収性能6.5・剛性感4.5
『C36/C50』加速力6・登坂力6・巡行性能4.5・振動吸収性能6・剛性感5
『C50』加速力5.5・登坂力5・巡行性能5.5・振動吸収性能5.5・剛性感5.5
どちらを基準とするかでも感じ方は変わりますが、登坂力・巡行性能は『C36』寄り、加速力・振動吸収性能・剛性感は中間的な印象になります。純粋にヒルクライムを楽しみたい方なら『C36』を、見た目の迫力と平坦での性能を重視する方なら『C50』を選んで頂いて問題有りませんが、中間的なキャラを希望される方は『C36/C50』を、『C36』『C50』の組み合わせで使用されていて上記のような改善を望まれる方は追加での購入をご検討下さい。下手に何セットもホイールを買うよりずっと低予算で理想に近づける事が出来ます!!
高い巡航性能と全方位に対応できるトータル性能に優れた『C50』のフロントと、剛性が高くトライアスロン・タイムトライアルに特化した競技志向の強い『C60』のリアを組み合わせる事で扱い易いエアロホイールが誕生します。重量は前後で1,609g(F697g/R911g)とこちらも中間的な重さになりますが、リムハイトの高いホイールは沢山あれど、この価格帯でここまでリムハイトが高いのに軽量に仕上げられている事自体がかなり凄いのではないかと思います。
『C50』からは巡航性能の向上と見た目の迫力感が増し(より平地向け仕様になり登坂力などは低下)、『C60』からは漕ぎ出しの軽さ・登坂力の改善と突っ張るような硬さが改善します。
こちらも数値で表すと以下の通り(あくまでも個人的主観です)
『C50』加速力5.5・登坂力5・巡行性能5.5・振動吸収性能5.5・剛性感5.5
『C50/C60』加速力5・登坂力4.5・巡行性能6・振動吸収性能4.5・剛性感6
『C60』加速力4.5・登坂力4・巡行性能6.5・振動吸収性能4・剛性感6.5
前回のインプレでも指摘しましたが、競技での使用を前提としている(と感じる)『C60』で気になった剛性の高さが、フロントを『C50』にするだけでマイルドに感じられるようになります。たった10mmの差ですが、それだけでも扱い易く感じるので決して小さな差ではありません。また、エアロロードに乗られている方など、競技目的でなくともこの大迫力の『C60』を装着したくなると思いますが、そんな方にこそ『C50/C60』の組み合わせをおススメしたいです。『C36/C50』ほど見た目の差が無い事もおススメのポイントです。『C50』『C60』を購入された後から片側の追加もありだと思います!!
※『C60』装着時の画像
一番気になるのがここだと思います。シマノが後出し(しかも超本気)でリリースしてこれほどの高評価を得たわけですから、価格的or性能的に吐出していなければ比較にならないのも事実でしょう。個人的にライバルとなるホイールはズバリ、ZIPP『303S』定価¥155,980-(税込)です!!
前後45mmハイトを採用し、重量は前後で1,530g!!価格でもスペックでもアルテグラに引けを取りません。詳しいインプレは下記をクリックして頂くとして、簡潔にまとめると振動吸収性能と剛性感は『C36』と同等、登坂力は『C36/C50』と同等、加速力は『C36』・巡行性能は『C50』に若干のアドバンテージがあるかなと言ったところです。乗り心地・登坂力・巡行性能のバランスが良く、レースでも使用できますがロングライドや高速ツーリングにもってこいのキャラクターです。
え?どちらが良いかですか?
うーん、めちゃくちゃ悩ましいほどにどちらも良いホイールですよ(笑)
【インプレ】14.2万でこの性能は反則では!?『303s』ZIPP | 広島で自転車をお探しならY’s Road フジグラン広島店 (ysroad.co.jp)
如何でしたでしょうか。
本当は『C36/C60』や『C50/C36』といった組み合わせも試したかったのですが、、、
その辺りのマニアックなお話は店頭でお問い合わせ頂くとして、とにかく基本性能が高く大ヒット間違いなしのアルテグラホイール!!
組み合わせでの購入はもちろん、1.5セット所有して贅沢にケースバイケースで組み合わせて使う事も出来ちゃいますよ!!(費用は安く済みますのでむしろ経済的)
ご不明な点やご相談は是非お気軽にどうぞ!!