2,013

【ワイズロード試乗会】控えめに言って最高のバイクを一挙2台インプレッション!!
by: 濱上

こんにちは!
ワイズロード京都店の濱上です!

今回は先月開催されたワイズロードスタッフ向けの試乗にて、個人的に一押しブランドのバイクに試乗してきましたので、インプレッション形式でご紹介させていただきます!

少し長くなりますが、最後までお読みいただければ幸いです。

控えめに言って最高のバイクを一挙2台インプレッション!!

まず始めに、
お忙しい中スタッフ試乗会の為にご協力いただいたメーカー様、ならびに各関係者の皆様、この度は誠に有難うございました。

さて改めて試乗させていただいたのは僕が個人的に推しているアメリカブランド「cannondale」の軽量エアロオールラウンドモデルの「Supersix EVO Hi‐MOD 」と実際に僕も購入している軽量グラベルレーサーの「Super X」です!

スポーツバイク業界に転職し、初めて実業団チームに加入して走り出した10年前からずっと好きだった「cannondale」!
試乗会前からワクワクしっぱなし、そのワクワク感もお伝えできればと思います!

インプレッション:Supersix EVO Hi‐MOD 1

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カラー:Copper Ore
試乗車サイズ:54 (身長175㎝前後向け)
価格:1,650,000‐(税込)

cannondaleが誇る軽量エアロオールラウンダ―の「Supersix EVO」シリーズ。
その中でも多くのサイクリストを虜にしてきたのが今回試乗したのが、シリーズ1カーボンをフレーム素材に使用した、「Hi-MOD」です!!

僕が初めてSupersix EVO Hi-MODに乗ったのが第二世代型 (現行モデルは第四世代型) で、当時加入していた実業団チームの代表が使用しておりお借りして乗ったのを今でも覚えています。

ヒルクライムレースの練習でお借りした際の乗り心地が素晴らしく、苦手な登りで苦も無くスルスル登れて、かつ足が疲れない、それでいてバイク自体の癖がないので、初めてのバイクなのに長年乗ってきた愛車のように扱えました。
しかも!お借りしたバイクのフレームが小さくポジションが合わない&サイズの合わないビンティングシューズを履いてのライドだったのにも関わらず、素晴らしい乗り心地だったので、当時このバイク以上のものはないと感じたほどでした!

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今回試乗した第四世代型のSupersix EVO Hi-MODは、昔乗った第二世代型と特徴が凄く似ており、乗った瞬間に10年前の思い出が蘇り最高の試乗になる予感がしました!

実際に試乗して、漕ぎだしの加速感、コーナーリングの立ち上がりからの加速、スプリントのし易さ、巡行性能、快適性能とどれをとっても文句の付け所がありません!!

特に漕ぎ出しの加速が素晴らしく、初速からスピードが上がり、踏み込んでいくたびにドンドン加速いていく様はまるでエアロバイクに乗っているかのような錯覚に陥ります。
もちろんピュアエアロロードではないので、ため込んで一気に爆発するような感覚ではないものの、初速から抵抗なくスムーズに加速するので、剛脚でなくても楽々と加速していきます!

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第四世代型Supersix EVO Hi-MODには様々なエアロ要素が組み込まれており、特徴的なデザインのハンドルもその一つ!
イタリアのステアリングメーカーといえば一番に名前が挙がるほど有名なMOMOステアリングと共同設計した、通称MOMOハンドルは軽さだけではなく、エアロ効果も抜群!

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シートチューブやシートポストもまるでエアロバイクのように薄く、エアロ効果を最大限に向上させています!
ちなみに路面からの突き上げ感は限りなく少なく、嫌な振動で疲労が溜まる心配もないように感じました!

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フロントフォークも薄くワイド化しており、全面統制面積を減らすことでエアロ効果を向上しつつ、ハンドリングの快適性能両立することで、コーナーリング時のキレ感も抜群です!

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ホイール周りはHOLLOWGRAMの最上級モデルSL50にVITTORIANのCORSA PRO 28Cをアッセンブルしており、50㎜ハイトのエアロ効果と今年のグランツールを全て制覇したタイヤの組み合わせは素晴らしいの一言に尽きます!

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Supersix EVO Hi-MODを構成するフレーム、ハンドル、ホイール等の全てのパーツにおいてエアロ効果が高く、癖がなく扱いやすく、そして速く、総じてバランスの優れた最高の1台だと感じました。

2025年モデルは代理店の変更に伴い在庫数が少ないものの、まだご提案できる在庫もございますので、是非お問い合わせくださいませ!

インプレッション:Super X

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カラー:Cashmere
試乗車サイズ:51 (身長170㎝前後の方向け)
価格:¥1,030,000‐(税込)

今回の試乗会で実は一番乗るのを悩んだのが、軽量グラベルレーサーの「SuperX」。
以前にもブログにてご紹介しましたが、実は「SuperX LAB71」のフレームセットを購入しており、まだ組み上げていない中で、乗るこで組み上げて乗った際の感動が減ってしまうのでないのかと悩んでおり、実車を目の前にするまでずって悩んでました。

そして、いざ実車を初めて見た瞬間に乗りたい欲望を抑えることができずに試乗することに!(←結局乗るんかいとツッコミをうけつつ...)

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乗り心地がいいのかどうかについては、お察しのとおり素晴らしく良かったです!!!
乗り始めた瞬間からニヤケ顔が止まらなく、試乗中はずっとニヤケていたと思います。

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2024年度のアンバウンドグラベルで優勝したSupersix EVO SEをベースに更なる改良を施し、荒れたグラベルでの走破性と快適性、そしてシクロクロスレースもこなせる抜群の軽さとハンドリングの良さに加えての癖のない走り易さは控えめに言って最高でした!!

Supersix EVO Hi-MODと比較すると、タイヤの太さや設計上の観点から初速は劣るものの、負けず劣らずの加速性能と巡行性能はcannondaleらしさを感じました!

こんなに素晴らしいバイクのさらに上位モデルが自分のバイクなんだと思うとまたもやニヤケてきます。

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最大タイヤ幅は前後で異なり、フロントが51C、リアが48Cまで対応。

試乗車にアッセンブルされているのは、VITTORIAのグラベルモデルTERRENO T50で40Cの幅が付いていました。(完成車と同じアッセンブル)
これだけ太いタイヤだと路面抵抗が強く走りが遅くなりそうですが、そんな印象はなく舗装路でもスムーズに加速したので、このままでもグラベルだけではなく舗装路でも十分に楽しめると感じました!

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先にご紹介したSupersix EVO Hi-MODとは違い、シートポストはエアロ要素よりも快適性能が高いD型シートポストを採用。
粗いグラベルコースを走る上で、高い快適性は重要な要素で、太いタイヤも相まって圧倒的な快適性能が最高の乗り心地を提供してくれます!

ちなみに僕がSuper Xを組む際はグラベル用のホイールとロード用のホイールを用意して走りに行くコースによって使い分けて楽しむつもりをしています。
個人的な走り方はロングライドもメインなので、ロードとしても快適性が高いのは嬉しいポイントです!

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ホイールは今話題のブランド「RESERVE」で、リムハイトが40/44と平坦から登りまで様々なコースで活躍できる万能モデル。
リムの内幅が25㎜で幅広く、29㎜以上のタイヤ幅であれば適合できるので、タイヤの交換でロードとしても使用できます!
ハブもDT-SWISSの240を使用しており、ホイール単体としてもかなり優秀なモデルです!

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総じて、Super Xは速く、快適性性能が高く、扱いやすいのは勿論、乗ってて楽しい1台だと感じました!
ロードバイクも欲しいけど、グラベルバイクも欲しい僕みたいに欲張りな方にはもってこいなバイクです!!

最後に試乗会のご案内を

11.29

現在、ワイズロード京都店ではSupersix EVO シリーズの試乗会を開催しております。

残念ながら明日が最終日となってしまいますが、ご紹介したHi-MODだけではなく、定番モデルのSTANDARD-MOD、最上級モデルのLAB71にも乗れるのでのぜひこの機会にお楽しみください!

試乗会に関しての詳細は下記のブログをご確認ください。

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</p><p>以上、ワイズロード京都店の濱上でした!</p>