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2026/07/15 06:00
こんにちは!
ワイズロード京都店の濱上です!
今回は僕が普段から愛用しているタイヤメーカー「VITTORIA」のグラベルタイヤ「TERRENO」シリーズのインプレッションブログになります。
メーカー様にご協力いただき、TERRENOシリーズをお借りしてのインプレッション!
インプレッションするタイヤが多いので、複数回に分けてお送りいたします!
グラベルタイヤはどれを選んでいいのか悩んでいるお客様の参考になれば幸いです!
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イタリアのタイヤメーカーVITTORIAのグラベルタイヤシリーズのTERRENOは走る路面の状況に合わせて7種類のタイヤパターンが存在しVITTPRIAが提唱する」T-Score(ティー・スコア)」をもとに選びやすいのが特徴!
モデル名のTは「T-Score(ティー・スコア)」の略称で、T-Score は主に走行する地形の種類に基づいて、最適なグラベル用タイヤを選べるように設計された革新的でシンプルかつ直感的な方法です。
グラベルライダーそれぞれに最適な「ぴったりのタイヤ」をより簡単かつ正確に選べるようになります!

| テラインカテゴリ | 特徴 | T-Scoreの例 |
| Hardpack ハードパック |
細粒で圧縮された地面。食い込みにくく転がり重視 | T10 |
| Fine Loose ファイン・ルーズ |
細かい砂利がのった路面。トレッドが排出性を発揮 | T30 |
| Mixed ミックス |
小石や柔らかい地面の混合。万能な設計が求められる | T50〜T60 |
| Coarse Loose コアース・ルーズ |
岩や大きな砂利が多い不安定な地面 | T70~T80 |
| Mud マッド |
雨や湿気により形成される泥状地形。自己洗浄設計 | T90 |
T-Scoreの例は上の写真と表がイメージしやすいので使用するタイヤの参考に!
上記の様に普段どのような路面を走るかに合わせてタイヤを簡単に選ぶことが出来ます。
とは言え実際に使用した感覚は本当にこの通りなのか?
グラベル経験が少ない今だからこそ、素直な感覚でインプレッションできるので、上の表を参考にしつつインプレッションしていきたいと思います!
果たして性能は如何に!?
なお今回のインプレッションにおいて、タイヤ幅と空気圧は全て同じで状態でテストします。
タイヤ幅は40C、空気圧は舗装路では3bar、グラベルでは2~3barで走ります。
またチューブレスレディ対応ですが、今回のインプレッションは全てTPUチューブを用いてクリンチャーで施工しています。
以前インプレッションしたT30とT50のインプレッションは下記からどうぞ!
⇧ T60インプレッションブログ ⇧
⇧ T50インプレッションブログ ⇧
⇧ T30インプレッションブログ ⇧

今回のインプレッションで個人的に一番試してみたかったのがこのTERRENO T50 PRO!!
年々高速化するグラベルレースにおいて、最高のパフォーマンスを追求した新世代グラベルタイヤが「Vittoria Terreno Pro(テレーノ プロ)」シリーズ。
プロのグラベルレース現場からフィードバックを受けて作られたTERRENO PROシリーズは、通常のEnduranceシリーズと比較して、105%のスピード、118%のグリップ、109%の耐パンク性、103%のライディング快適性を実現!!
スピードに関しては10時間のレースで18分のタイム短縮に繋がる計算になります!
普段はEnduranceモデルのT50を使用しているので、レース特価のPROシリーズがどれだけ良いのかすごく気になっていたので早速インプレッションしていきます!

向かったのはインプレッションでよく行く河川敷。
細かいハードパックグラベル~ファイン・ルーズグラベルが多く走りやすい環境で、川が近いことから偶に軟らかいマッドな路面も出てきます。
上の写真のような細かい砂利だと、まるで舗装路の上を走っているかのようなスピードを出すことができ、この日最高速度の47キロをマークしました!
普段はこのような軽いグラベルをメインに走るのですが、今回はPROシリーズのインプレッションということもあり、普段はいかない場所にも行ってみることにしました。

そんな道中、僕の苦手な柔らかいマッドな路面が頻発!
過去2回マッドな路面でバランスを崩して転倒しているのでどうしても慎重になります。
とは言え、今回はそこまで深さのあるマッドではないし、PROシリーズだし問題ないでしょ!とポジティブシンキングで走り、無事に走り切りました!(関西人的にはコケるところかもしれませんが、笑)
何度かマッドの上を走りましたが、特に滑ってトラクションがかからなくなったりすることはなく、思いのほかすんなりと走れました。
ここまできたら、もっと激しいグラベルにもチャレンジしてみたい!!
そんなチャレンジ精神から、以前工事中で走れなかった林道に行ってみることに。

林道の入口に付くと、工事は完了おり封鎖も解かれていたのでワクワクしながら走ることに!

林道の入り口付近はかなりウェットな路面で落ち葉も多いので慎重にはしります。
ちなみに林道なので、基本的に終始登りっぱなしです。
マッドではなく、ウェットなグラベル路面の走行はあまり経験がないのでインプレッションするにはもってこい!
実際に走ってみるとウェットな路面だから特別滑ることもなく、しっかりとトラクションが効いているので安心して進めました。

走り進めていくにつれ、路面はどんどん荒れていき、最初はファイン・ルーズよりだったのが、ミックスになり、場所によっては一度降りて押して歩かないと確実に転倒するような箇所も出てきます!
上の写真の箇所は右側ははミックスグラベルで、左側には水が流れており、小さな川のような状態になっていました。
上記の箇所は右側を進むことにしましたが、斜度が10%を超えているので、大き目の石を踏んで転倒しないようにすすみます。

道中、ハイキングを楽しまれている方に何度かお会いしたのですが、上の方は路面がかなり荒れていて斜度も厳しくなるそうで、ハイキング目的では転倒の危険があるのであまり行かないとのこと。
自転車だと尚の事危ないから気を付けて~とアドバイスをいただきました!
実際に登っていくにつれ、上の写真のような、ボトルの半分ぐらいの大きさの石が多く、落ち葉や太めの枝など転倒のリスクが高いものが増えてきました。

場所によっては倒木もちらほらとあり、完全に道をふさいでいる箇所もあり、その度に一度降りて倒木を超えてから進みます。
そんなこんなで、登り続けていくうちに、今回の最大の難所に差し掛かり、道が細く、こぶし大の石(岩?)がゴロゴロとしていて、かつ斜度が16%の激坂区間に突入!!
正直、グラベル初心者で登りが苦手ということもあり、諦めようとしましたがここはTERRENO PRO T50を信じて進みます!!
激坂区間は50メートルほど。
前輪が石に乗り上げて車体が持ち上がるのをハンドルに体重を掛けて抑えつつ、後輪がスリップして転倒しない様に必死に登ります。
何度か後輪で石を踏んだことで滑り掛けましたが、トラクション性能が高く滑りきる前にもち直すことができ、そのまま登りきることに成功!
ホッと一安心したところで体力的にも精神的にも疲弊してきたのが分かったので、今回はここまでにして帰ることに。
そこで気づくんです。
登りがあると言うことは、下りがあること言うことに。
正直ゾッとしました。
今必死に登った激坂を含む下りを無事に下りきることができるのだろうか。
とは言え下るしか道はないので下るのですが、ここはTERRENO PRO T50を信じて進みます!
もちろん激坂区間は怖いので歩いて下りますとも!
ただそれ以降の下りは倒木の箇所以外で降りることなく無事に生還。
下りは登り以上に神経を研ぎ澄ますため、写真を撮影したり、その場その場でのタイヤの乗り心地を気にする余裕がなくとにかく転倒してケガしない(もといバイクを壊さない)ように気を付けました。

林道入り口近くの開けた場所で休憩しつつ、今回のライドは僕自身の技術ではなく、タイヤは勿論、バイクの性能に助けられたんだなと実感。
下りの際は一度も滑ってヒヤッとすることもなく、前輪で落ち葉や砂利をしっかりと掻き分けつつ、体重を掛ける後輪側のグリップ力が高いことから無事に下れました。
改めてTERRENO PRO T50の走破性能、安定性、グリップ力、快適性とどれをとっても素晴らしく本当にいいタイヤだなと実感しました。
今回のインプレッションでは、他のTERRENOシリーズを比較するために、同じ条件のクリンチャー仕様で走りましたが、次の機会があればチューブレスで走りたいと思います!

最後に、通常のEnduranceシリーズのT50と比較してどうかと、速度を上げることができるのは勿論ですが、何よりグリップ力が高くトラクションを掛けやすかったのが一番印象に残りました。
僕の技術力が低い状態では、もしかすると通常のEnduranceシリーズでは最後の激坂区間で滑っていたかもしれません。
だからこそ安全に安心してグラベルを楽しむ為にも、TERRENO PROはすごく良かったと思います!!
EnduranceシリーズもPROシリーズもどちらもインプレッションして凄く良い印象が多いのですが、個人的には初心者の方程、PROシリーズをオススメ致します!
Enduranceシリーズは定価で ¥9,900‐(税込)、PROシリーズの定価は15,950‐(税込)と1.5倍以上ですが安心安全には変えられません。
特に山や林道に行くことが多い場合は強くオススメいたします!
もしグラベルタイヤの選び方はわからない場合は、お気軽に、京都店スタッフの濱上までお尋ねください!
次回はEnduranceシリーズのT70、もしくは、ロードモデルのタイヤをインプレッション予定。
次回もお楽しみに!
以上、ワイズロード京都の濱上でした!