愛媛で自転車をお探しならY's Road 松山店エミフルMASAKI
2024/02/29 23:07
瀬戸内シクロクロス第三戦「鬼北町シクロクロス(鬼クロ)」に参加してきましたのでそのレポートを書きたいと思います。
それではどうぞ!
シクロクロスの競技やタイヤの違いなどは是非このブログをご覧ください!
まずはコースについて
今回のコースはこのような形。
河川敷を利用したコンパクトな造りです。
そして、いやらしいほどにうねうねしていて目が回りそう。
一周約1.5㎞程のコースになります。
画像はスマホを車に忘れているのでほとんどありません。(´;ω;`)
カテゴリー1,2の上位クラスは鬼のような角度のキャンバーを複数回登ります。
自分なら絶対降車していますが人によっては乗って行く姿も。
恐ろしい!
自分はカテゴリー3なのでキャンバーは登らないコースですがそれでも難しい!
特に鬼グルと名付けられたスタート直後のぐるぐるする区間では直線で踏む区間と踏まない区間を見極める必要があります。
正方形ではなく長方形なので長い辺では少しもがく必要があります。
心臓、持つかな?
前回みたいに鼻血が出たら恐ろしい。
この辺りにある桜の根っこはいやらしいような配置!
自然がいやらしい形に形成されていて根っこ全部引き抜きたくなります。
一番イン側を通るのが根っこを直線的に抜けることが出来るので毎周自分はイン側でクリアしていました。
この辺りの路面は結構荒れているのでブレーキのタイミングをミスするとオーバースピードでコーナーに突っ込むことになります。
この場所では斜面を一気に下るので度胸で突っ込んでいきます。
速度を出した方が安定してクリアできた印象です。
この図と当日のコースは若干異なり、カテゴリー3は直線的にクリアしています。
この辺りは直線的に抜けると凸凹で踏むのが難しいので少し外回りをして地面が引き締まった部分を毎周走りました。
ココには小さなキャンバーがありますが自分は安定を取って大回りをして体力の消耗を抑えました。
イン側を通る人もいましたが。
そして自分はこの場所で複数回リアをスライドさせています。
その先も砂利が浮いているコーナーがあったので踏むタイミングは悩みます。
最後のストレートでは舗装路なので一気に速度が乗ります。
人の後ろについて体力の消耗を抑えるなどの駆け引きが生まれるでしょう。
そしてゴールはこの舗装路の最後のあたり。
競っているとゴールスプリントで勝負が決まるでしょう。
このような感じで一周します。
前半のぐるぐるする区間や桜の根っこなどうねうねする区間が多く、テクニックが試される区間、一気に下った後は一気に登り、舗装路の長い直線など後半はパワーがいる区間と感じました。
重信川シクロクロスとは違った過酷なレースでした。
リズム的には鬼クロのリズムが走っていて気持ち良かったです。
そして、このコース紹介で感じた方もいるかと思いますが、シケイン(バリア)がありません。
また階段等もないのでカテゴリー3では自転車から降りるタイミングはほとんどなかったです。
シケインがあれば飛びに行きますと宣言していたのですがまさかないとは(´;ω;`)
来シーズン以降に期待です。
私が使用する機材はこちら!
BIANCHI ZOLDER PROになります。
会場でもなかなか見かける機会が少ないBIANCHIのシクロクロスバイクになります。
会場で話しかけられた人にはBIANCHIか!と驚かれる場面も!
この画像から変わったのといえば、コラムカットを行って、サドルが変わったくらいでしょうか?
レースなのでライト類やボトルケージ、サドルバッグなどは外しています。
変更後の画像はなぜかありません。どこ行った?
サドルはディメンションNDRに変更しています。
長らく多数の知人の車体についていたのですがついに自分の車体に戻ってきました。
今後乗っていて違和を感じたら別のサドルを検討します。
タイヤはコースが直前までわからない状態+予備のホイールなどもないのでオールラウンドタイヤのTERENO MIXで行きます!
結果はこのタイヤで良かったと思います。
練習は自分一人の参加なので一人でこそこそ練習します。
家の近くの草や砂地で8の字を書いたり長方形の場所をぐるぐる速度を出していくなど基礎の叩き込みです。
ここ最近、狙ったラインで曲がれている感じがしないので基礎を強化します。
自転車競技にかかわらず、自分は基礎の反復練習は欠かさないようにしています。
こんなことを言ったら他のスタッフから「意外」と言われました。
何でや!!!
空気圧も理想値を見つけますが根っこなどによってはリムを痛めるリスクもあるので当日は2.5Bar運用で試走して少しずつ下げていきます。
空気圧は高い方が速度は出ますが滑る可能性があるので塩梅を探すのが難しい!
サドル高はロードよりも1㎝程下げて乗りまくります。
急に足をつく、シケインを飛び越えるときなどサドル高を下げた方がいい場面が多いのでこの高さです!
一応上げ下げできるように当日はメジャーと工具は準備していきます。
(結局当日もそのままの高さで走りました!)
重信川シクロクロス以降は悪路に行かずにロードに乗って心臓を鍛えていました。
心拍数240まで回っても血管が持たないと意味ないので心拍数を高い状態を維持できるようにトレーニングを続けます。
血管が破裂して鼻血が出ないように気を付けないと!
そして、なかなか出るか決心が付かないでいたらエントリーは締め切りギリギリ
前回同様後ろの方スタートかなと思っていたら、
8番です!
疑いましたが重信川シクロクロスで9位でポイントを得ていたようで上位スタートです!
やったね!
スタート直後の混雑を回避できるのもありがたい!
当日は朝早くから会場まで向かうのですが霧
Oh、地面が濡れて滑りやすくなります。
会場についても霧が、そして地面も濡れています。
急いで受付を済ませて試走に向かいます。
前日はスタッフの人数の関係で休むことが難しかったので当日の朝しっかりとコースを頭に叩き込みます。
8時から8時半の30分間の試走の間に注意するポイントとどこで踏むか、などレースを想定した動きを頭に入れます。
後は前の人が通ったラインを通りましょう!
そして、ここで目にしたのが上位カテゴリーだけが通るキャンバー。
壁ですよ!こんなところ人が走るのかと思うくらい!
自分だと絶対にコケる!そんな風に思いながら試走を続けて空気圧を見極めます。
2.5Barで一周目を走しったのですが少し滑る感覚があったのでぷしゅぷしゅと空気を抜いて体感1.7Barほどに。
その後走ってみて問題なさそうなので本番もそのまま走ります!
試走後は開会式!
様々な方が協力の上でレースが開催できているので感謝します!
その後はキッズやレディースなどの自分より先のレースがスタートしますが寒いので車に避難!
その間にゼッケンをつけます。
8番だ!夢じゃなかった!
参加賞もいただきました!
もうこれで元は取れました!
試走数周しただけで自転車はどろどろ、スタート前に軽く落として召集場所へ!
その前にちゃんとカフェインとエネルギーとマグネシウムを取ってレースに備えましょう!
スタート位置はゼッケン8番なので前の方。
試走の段階でスタートのストレートの狭い感じから3列目を覚悟していましたが一列4人、二列目スタートが決まりました!
一コーナーが鋭角に曲がるので前の方スタートはうれしい!
9時50分
スタートの合図と共に全員がクリートを嵌めて加速します。
スタート前は一コーナーまでパレードランなどとふざけた会話がありましたがいざスタートしてみると全員フル加速、私も必死についていきます。
コチラはカテゴリー2ではありますが一コーナーから鬼グルまでの区間は非常に狭く、前が落車すると詰まるので可能であればホールショットを狙いたい!
実際は3番手で侵入。
前二人は落車しないので安全にクリアできました!
コチラもカテゴリー2の写真ですが1コーナーを抜けた先も狭くなっているので落車に注意しながら抜けていきます。
鬼グルの区間では1コーナーを抜けた順位のまま走ります。
後ろの詰まっている様子を見ると前方スタートがいかに良かったかがわかります!
一周目の桜の区間で前方が落車。
急いでペダルを外して車体を押して首位浮上!
一気に加速して、後方を引き離しにかかりますが見事にミス、
上の方でも書きましたが、路面が悪い所でブレーキタイミングを誤り、後方と差が詰まります。
しかし、なかなか抜けないのがシクロクロス!
先頭のままホームストレートまで戻ってきます。
ホームストレートで後方の選手に抜かされて4位に。
焦らず焦らず前に進みます。
しかし、また目の前で落車が発生。
2位の選手のイン側に3位の選手が突っ込んでいき、そのまま絡まっての落車。
Oh、、、
そして自分はそのまま2位に上がるもすぐにまた二人に抜かれて4位に。
その後一周何もなく3周を終えます。
この時に周回数を知ります。
6周と試走の段階では思っていたのですがペースが速いようで7周にレースに決定しました。
長くなるなと絶望を感じながらも前を追いかけます。
3位の選手とは6秒差、その前とは10秒ほど離れているので3位パックでの動きを考えました。
前の選手に1コーナーで追いついて、前の選手のラインを見ているとどうもテクニカル区間では車間が近くなる印象を受けました。
これは仕掛けるしかない!
5周目に入る前のホームストレートで一気に抜かしてそのまま3位に浮上。
前に2位の選手も見えるので必死に追いかけますが速い!
中々追いつけないどころか差が開く一方です。
この辺りから自分の頭の中で表彰台の3位をキープする動きにシフトしたと思います。
6周目
後方とは約5~6秒ほどの差があります。
鬼グルの区間では後方選手とどのぐらい差があるかを確認できるので前と後ろの選手の差を考えながら追いかけます。
前方とは10秒以上離れており、追いつくのは厳しい、けど何があるかわからないのでプッシュは続けます。
7周目
ファイナルラップの鐘が聞こえます。
やっとファイナルラップ!
1コーナーをミスなく抜けて後方との差を確認します。
良し、差は6秒ほどをキープ出来ている。
鬼グルやその先のテクニカルな区間の立ち上がりを少し力を抜いて追いつかれても最後のストレートで巻き返せるように足を残す動きをします。
後方は鬼グルで差が狭まったのを確認したのか猛プッシュで追いかけてきています。
実際ラップタイムでは後方選手の方が2秒ほど早いペースでプッシュしていました。
キャンバーの立ち上がりでも落ち着いてトルクをかけてストレート、あとはいつものようにもがくだけです。
何も考えずゴール!
ゴールの時ガッツポーズを使用とか考えていましたが疲れすぎてSTIにもたれるような状態でゴールするのが精一杯でした。
そしてこの瞬間に当日の最大心拍数を記録しました。
後のお楽しみに!
順位は…
3位!!
やったね!
1位は一時期前の選手と4秒以上あった差を最終周で一気にひっくり返した選手です。
表彰台の前でお話をさせていただいたのですが、高校1年生と。
チーム名で高校生なのは知っていたのですがまさか高校一年生とは。
レースよりも表彰台の方が緊張しました。
緊張した~~
メダルも立派!
表彰台に上がる前に鬼北町町長と少しお話しできたのも貴重な体験です。
コースの難しさなどを聞かれたので
「来年はシケインの設置をお願いします!」
とだけ回答しました。
それ以外はチャレンジのし甲斐がある楽しいコースでした!
今年が初めての開催の鬼北町シクロクロス、来年以降も仕事などが問題なければ参戦を続けたい、そう思えたレースでした!
その後は上位カテゴリーの選手のレースを見ます。
速い!
そしてキャンバーに吸い込まれて行きました。
レース翌日が棚卸で早く出勤しないといけないので早めに回復するために、カテゴリー2のレースを最後まで見ることなく帰路に。
けどその前にマルシェだけよらせてもらいます。
購入したのは雉の串とから揚げ。
雉の串は写真を撮る前に食べきってしまいました。
おいしすぎてお代わりに戻ろうかなと思うくらい。
から揚げもサクサクでおいしかった!
参加賞の200円のチケットも活用できてお腹を膨らませて帰ります~
良いレースだった!
今回の画像では車体だけですが重信川シクロクロスでも一緒に参加したお客様も見かけました。
ついてるタイヤ的に厳しいコースだったと思います。
今回の心拍数、平均心拍は重信川シクロクロスよりも低く188
最大心拍は私にとってはもはや恒例の200超えの209、そろそろ私、寿命が怖くなり始めています。
ラップタイムは4:20前後を目標に最後まで大幅にペースダウンすることなく走り切れています。
心拍も前半は低く、後半になるにつれて少しずつ上げれているのでいい感じだったと思います。
今回使用したウェアは
ヘルメットはいつものバレットさん
3年弱使っているのでそろそろ買い替えですね。
次のヘルメットが楽しみです♡
トップスはデザインを自分たちで考えたオリジナルジャージ。
インナーはブリンヤ
そしてアームカバーはペラのアームカバーを装着しています。
ボトムスはBLのビブ
グローブはシマノの指切りグローブ
ソックスはR×Lのペダリング革命
シューズはNWのオリジンプラス2
気温は最高でも9度ですが競技的にこれでも暑すぎるくらいでした。
アームウォーマーを走りながら脱ぎたい!
そんな風にレースをしていたり。
アームウォーマーは着脱することで簡単に気温変化に対応できるのでこれからの季節のお供におススメです。
私も使用するペラのアームカバー、約半額になっているのでお買い得です。
このレースにて今シーズンまだ愛南シクロクロスが残っていますが自分のシクロクロスの参加は終わります。
来シーズン以降も自分のトレーニングを兼ねて参加し続けたいと思います。
シクロクロスの参加を考えている方、是非ご相談ください。
PS:3位入賞時にもらった景品のジュース
綺麗に包まれていて中身を忘れておりました!
23日の夜に急いで開封!
…お酒?ではありません。
5倍に希釈して飲むジュースになります。
お酒などに合わせてもおいしいそうです。(お酒殆ど飲めないけど!)
とりあえず水と炭酸水を準備してごくごく、おいしかった。
以上!
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