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2015/11/24 19:29
CIPOLLINI RB1K LUXURY EDITION(RB1Kラグジュアリーエディション)
by: 奥平 総帆
CIPOLLINI BIKEよりスペシャルエディションのご案内です。
CIPOLLINIのレーシングバイク、RB1KにLUXURY EDITIONが加わりました。
このバイクは今年の4月にモナコで行われた “Like Bike” showにて発表されたスペシャルバイクですが、ご注文の受付が開始されました。
http://www.telegraph.co.uk/men/recreational-cycling/would-you-ride-a-50000-bike/
モノコックカーボンフレームに、純プラチナで飾られたデカール、金40グラムに17カラットダイヤモンドを260個ちりばめたフロントバッヂ。
Cipollini RB1Kラグジュアリーエディションは、まさしくその名の通り贅沢な一品だ。
このデカダンス的二輪車を作製したイタリア産ハンドメイド自転車ブランドのCIPOLLINIは、今週のロンドンで開催されるローレルクラシックエクスビションでRB1Kを展示する。
一般販売用に製造を開始するが、販売価格はなんと70,000ユーロ。
こんな突拍子もない製品を作ろうと思いついたのは一体誰なのか??
「新しいマーケットを開拓しようと思ったのがきっかけ」
同社の輸出マネージャのマノラ・フラニは語る。
「クラシックなサイクリングではない、他の市場を探そうと考えました。CIPOLLINI社の高いカーボン加工技術は工業的にも芸術的にも逸品。自信を持ってラグジュアリー市場に参入しました。」
「ベースとなっている車体は、CIPOLLINI社のコレクションにある現行のRB1Kを選定しました。このRB1Kは、ハイテクかつ技術基準の高い、他にないバイクです。マリオ=チポッリーニの多くのレーサーとしての経験から設計を行い、サイクリストのパワーを全て地面に伝えるアグレッシブなもとなっています。」
RB1Kのヘッドチューブに光り輝くダイヤのモノグラムが美しい。
が、はたしてチポッリーニは、単に独占的な存在感を高めるためだけにこのバイクを作ったのか?
マノラ曰く
「ヘッドマークにダイヤを使うアイデアは、ブランドへの注目を集めるため、そして同時にこのバイクを極限まで特別な存在に仕上げるための仕掛けです。最初は単なるアイデアで、一台限りでという話でしたが、実際に受注を受けられることとなりました。残念ながら、納期は装飾パーツの調達等の関係で標準的なバイクよりかなり長くかかってしまいます。たとえばダイヤモンドを全て付けるのに最短で60日が通常の工期に加わります。」
RB1Kに貴重な金属やストーンをふんだんにあしらったCIPOLLINIだが、本当に実走に使われることを想定しているのか、はたまた触れもせず乗りもしない美術品として屋内に飾られるのだろうか?
「もちろん乗っていただきます!」
とはマノラの返事。
「乗り物として作っていますが、美術品のコレクションとしてお買い求めならばそういう扱い方もアリです。コンポーネントのタイプによって値段は変わりますが、画像のバイクは総額67,000ユーロです」
「今のところ、金やプラチナ、ダイヤモンド等メタルやストーンの種類を変更してのオーダーも可能です。たとえばプラチナの代わりにホワイトゴールドやピンクゴールドを使用したり、ヘッドマークのダイヤモンドを別のストーンに変えることができます。」
※テレグラフイベンツから、2015年11月19日~21日開催のマセラーティ協賛ローレルクラシック(国際高級ロードサイクリング展示会)のお知らせ
(於:ヴィノポリス、ロンドン)